15 女幹部カーラ
トモカズ「今回はこのダンディーなトモカズが、オープニングトークするぜ!」
トモヤ「ん? 誰がダンディーだって?」
トモカズ「真顔で聞き返さないでくれよ!」
ユキーノ「貴公は自分の顔を見てからダンディーと言え」
トモカズは精神的ダメージにより灰に成った。
エルベト「本編スタートです」
一同「貴女は誰ですか?」
ヨシナカ達は下級魔族と戦って居たが正確には、下級異形の魔族であるが結局はレッサーデーモンでしかない、ブルースとクロードは光魔法を使い、ヨシナカは刀でカールは光りの刃で敵を斬り、孝介は気を刀に纏い切り裂く。
「牛の角禍々しくしたグリンや紫や黒の身体の,魔族のクセに数は多いな」
「クロ、文句言う暇有ったら倒しなよ」
クロードはレッサーデーモンの数にうんざりらしい、ブルースは光魔法の経験値稼ぎと張り切ってるが。
「コイツ食べられないから飽きた」
「ゴーストとかも食えんだろうがぁー!」
カールにツッコムヨシナカだった。
「まだ出て来るよヨシナカぁ~!」
「コイツら発生させたヤツに言え!!」
泣き言を良いながらブルースは、魔法で敵を倒して行くが面倒に成りつつあるので、ブルースは範囲魔法を使う事にした。
「もう魔力残量気にしてられない、食らえ!!」
ブルースは魔法を構成し、バレーボール位の光の球を空に放つ。
「星の雨!!」
光の雨はレッサーデーモンに降り注ぎ、レッサーデーモンを一網打尽に黒い塵にかえ倒す。
「最初からブルースかヨシナカが、その魔法使えば終わってた」
カールが気付き言ってしまうが、全員そこまで気が回らなかったのだった。
チェルの案内でスターレインを連発し、早く討伐が済むがブルースが疲れ気味、ヨシナカはまだまだ行けるのでブルースは休憩、更に敵を倒して行き敵が現れないので、レッサーデーモンで魔法特訓してたフランさんと、お供として来てた花梨さんを回収し、少数のレッサーデーモンで魔法の練度が上がったと、喜んでたが何か私に文句を言いたそうな花梨さん。
「さて帰ろう二人も」
「はい」
「何か私とフランさんの扱いが違う様な……」
何か花梨さんが呟いてたが、孝介達と銀河鯨で合流し出発する、フランさんの親友二人は今日は、魔女配達部門の講習と個人事業の資格試験に、初心者は魔女に成る為に魔女ランクGランク仕事依頼探しに行ったみたい、魔女て冒険者みたいな制度有るんだな、ちなみに男は魔法使いかマジックキャスターを選べるらしい、ちなみに魔法使いは配達業を中心でマジックキャスターは、戦闘技量高い冒険者系らしい。
「色々終わったら旅もするなか、銀河鯨と旅出来るなら」
しゃがみながら銀河鯨の背を撫で、孝介とカールが言う。
「僕は?」
「オレは?」
ヨシナカは首を傾げ言う。
「終わったら帰るんだろ?」
「「…………」」
少し間を置いてから二人は。
「今は未定だね」
孝介が淡々と言えばカールは。
「肉が食べれれば何処でも構わない」
肉が目当てらしい、余程この前の日本の焼肉のタレが美味かったらしい、次は更に高い焼肉屋の焼肉のタレを頼もう。
まあ何故か日本の商品を猫屋で頼むと、綿○やイ○ンより高い値段で、高かったり安かったりのAm○z○nの高い値段と同じ様な気がするのは、気のせいだろうか?
会員制度値引きとか無いのだろうか? まあ無いな、結構買ってるがポイント還元とか聞いた事無いし。
「俺は帰る予定」
「僕もかな………」
クロードはあっさり言い、ブルースは迷いが有るが帰る方向らしい、まあ人それぞれの道だしな………何時に成るかは分からないが。
「まあ早く仕事を終わらせないとな」
ヨシナカの言葉に四人は頷く、新しい狙撃武器と攻防一体型武器防具を倉庫に描くにし、次は魔法が使えないまあLP消費すれば魔法が使える、異世界に到着し悪党の秘密兵器工場らしき怪しさしかない、地球の科学番組で見る科学工場とか兵器や軍事施設の技量以上の、技術力の塊の施設は不気味に存在し、SFや宇宙ロボ物アニメのスケールすら凌駕する、銀河鯨には認識阻害やレーダーやスキル感知無効化されて居るので、此方から攻撃しない限り居場所は特定されない、銀河鯨の瞳から見える映像を孝介と見ながら向かう事にする。
「やっと習得した隠密スキル使うか」
「僕のだけだった特技が………」
孝介はヨシナカの隠密スキルに、手合わせで負け落ち込んだが、他の仲間はスキルが無いらしいから安心した。
自由トラベル移動で孝介とチェルとで潜入、孝介はチェル影が目的の場所に行き生存者の救出、私はチェルと共に隠密スキルで姿と足音に、狐の仮面で認識阻害をし悪党の親玉が居る場所に行く、長い鉄の廊下は面倒だが黒い全身タイツや、黒い背広スーツの人間ではない気配の者達を、アカシックで静かに暗殺の様に斬り消し目標の場所に行く、無駄に広い施設を走りチェルが前足で指す方向には、黒いローブをした見張りと黒い鉄自動ドアが有る、真っ正直は危険だから他から向かう。
スキル地図を出しチェルに標的の名前を教えて貰い、カーラて女が居る部屋の裏の隠し通路を、アカシックで入れる穴を原子分解し潜入し、LPを使い幻魔法で穴をカモフラージュする、声がする方に向かい話を聞く。
「またヤツに研究所と、教団支部を破壊されたとだと!」
苛ついた女の声がする。
「しかしながらカーラ様」
「やかましいわよ、黙りなさい」
怒気を強め言う標的カーラ。
「あの御方の為に更なる供物が必要なのよ、此処では研究が進まない………あの御方が次に滅ぼす予定の、そう他の異世界なら適合者が居る筈今すぐ研究員を集めなさい」
「御意に」
黒いローブに背広スーツの幹部らしき男は去り、そして女の回りに魔族反応が現れる。
「カーラ様お呼びで……」
少し間を置きカーラは言う。
「先行してお前達に色々準備をして貰う、先に数名行き拠点の確保に使えそうな人間を選別、後例のあの御方の力を仕込んだ薬の実験体を探し、薬で人間を我等の戦力に成るか実験せよ」
「御意に」
「仰せのままに」
だがヨシナカは行かせる気も逃がす気は無い、初めて実戦でハンドガンを手にし。
「行くぞ相棒グルーエン」
そして隠密のまま向かい行き無言で敵に向かい連続射撃する。
不気味な黒いローブや石の仮面数体を撃ち倒す、倒すと黒い塵に一瞬成り飛散し消える、更に近くの護衛らしきのを倒してそして二人目の幹部カーラを討伐した。
何かデカイ二本足の槍を持った蜥蜴が居た気がするが、一応黒い魂らしき物体も打ち消した、ダークパープルの光の柱と宝石らしきのは立つ前に、霧散したり砕け散りたりして黒い塊に成ったが、最後はアカシックで斬り何か悲鳴が聞こえた気がしたが、気のせいにした。
「……………」
回りを見渡しても敵の姿も反応も無い、一応研究とか言ってたので見ると、人間の女性や少女をバイオ戦闘員作る道具臓器として、誘拐をしてた組織らしいが他にも上司が私に倒させたい、敵の分身体を人間で作る計画等狂った物まである。
「これはここの研究所全て破壊しないとな、魔法で消そう」
チェルはヨシナカに警告する。
「LPは回復するけど、貴方の命のエネルギーでも有るから、無茶な使い方はダメよ」
ヨシナカはチェルに言う。
「問題ない、それに全部消費する様な魔法は………アレは使えないしな」
ヨシナカは切り札に全部術使用の、隠し球魔法が有るが光魔法に地魔法に闇魔法が、レベル300に成らないと使えない魔法である。
「そろそろダンジョン星で修行しないとな」
レベル1でも使える闇魔法の戦略級魔法を使う、自由トラベル移動で孝介と合流し回収、更に拐われた人を救い出し健康診断の服装の様な、医療服を着た人達をピストン救出して、助けれない身体……いや臓器の人々とこの星全てを、魔法で消すべく銀河鯨を宇宙空間まで浮上させ、空中歩行でフィールドギリギリに立ち魔法を構成を始める、誰にも邪魔されたく無いのでカールと孝介に背中を任せる、そう誰にもだフランソワーさんが近付こうとした時に、イーノリやアズーナも真剣な目で睨み、それでも近付こうとしたフランソワーさんに。
「ヨシナカさんに近付こうとするなら、私は手加減なく貴女を倒します、冗談では有りませんよ……」
アズーナが言うとイーノリも。
「お兄さんの邪魔はさせません………」
「でも魔法使う位で近くに居たて……」
アズーナが威嚇に魔法を近くに放つ。
「次は威嚇では有りませんよ」
流石のフランソワーも空気を察し、まあ早く察して欲しいが花梨やシャロも、攻撃されたくないので近くに居ようとしたが、カールに両脇に抱えられ猫カフェに連行されて行かされ、降りて来たフランソワーもミルに捕まり、三人は雅史の監視下の元で雅史の手料理で大人しく成る、だがこの雅史の手料理が後にヨシナカに良い方に向く。
「じゃあ頼むエレク」
「待ってました! 取って置き行くぜ!!」
エレクのバンド曲でヨシナカのステータスが限界突破し、銀河鯨のフィールド内ならLP消費しないので、魔力全てを解放して魔法攻撃リミッターを解除、そして更に魔法を構成し頭上に黒い重力の塊が現れ、イーノリ達妖精達は避難を開始エレクも伴奏を中断し、吸い込まれない様に退避し空気か落ち葉等、黒い重力に吸い込まれて行く。
「さあ、全てを飲み込め………」
術PTが通常なら150で済むが、何故か15000も消費して行くがまだ余裕は有る、心配そうに遠くから見上げる魔法をさっきまで練習してた、ローリエとフラン。
「これでこの星のファナーレだ!」
ヨシナカは黒い重力を縮退し制御し、黒い重力の野球のボール位の玉は何も吸い込まずに、ヨシナカの近くに浮遊し止まる、金色の光が黒い重力の玉に輝き。
「行け! 全て重力の向こう側へ……縮退ブラックホール……」
ヨシナカの近くに浮遊した、黒い重力の玉は一瞬でスピードを上げ、地表に当たり星を喰らい始め黒い重力がその牙を向ける、縮退された力は解き放たれ星を食い千切り、砕け散る大地や施設は重力の中心に吸い込まれ、星は数秒後に一瞬で全て吸い込まれ、デブリすら残さず消え去った。
巨大化したブラックホールを制御し、少し衝撃波が発生したがブラックホールを魔力制御で消滅させ、助けた人々を近くの公共機関にこっそり渡して、銀河鯨と共に元の空間始まりの場所に戻る。
「これで幹部二人倒したけど、魔法レベルとか上げないと厳しいよな……」
そして再び上司降臨。
「何時でも行ける様に扉作ったから、一応余り部外者を連れて行かないでね、命の補償はその者達には出来ないからね」
まあ冒険者とかて自己責任とか、良く異世界物でも有るし当然かも知れないが………
「余り自分の魂のエネルギーを、蘇生に使うのは止めなさい……それは君の魂のエネルギー、無闇に使えば何時か死ぬし私でももう消えた魂を、復活させる事は出来ないよ」
それでも私の自己責任や、救える命が有るなら私より若い命は助けられるならと思う。
「どんな命だろうと、助からない時は助からないのだ」
エルドールは諭す様にヨシナカに言う、蘇生をし感謝される嬉しさを知ったヨシナカ、地球ではそんな人生観は無かったが、LPの量や軽い思いや回復する事を知ったヨシナカには、軽くまだ思って居た。
「まあ蘇生を封印するから、仲間が蘇生必要な時だけライフルポーションを使いなさい」
赤いポーションはエルドールから放たれ、ヨシナカの倉庫に四つ入って行った。
「此は仲間にしか意味を持たない、部外者の仲間には効果を持たないし下手をすると塩に成ってしまう、仲間以外に絶対使用禁止だ……その者の存在を消したく無いなら」
そう言い残しエルドールは、ヨシナカの前から消えた。
「……これは私が招いた事か………なら、仲間を守り抜き戦うまでだが力が足りない……カールは大丈夫そうだが……」
下に居る孝介は任せろと歯を光らせ、ブルースとクロードは俺達も忘れるなと言いたげな顔をし、カールはオレも忘れないでくれと言いたげな顔をして居た。
ヨシナカは降り立ち四人を集め、顔を見合せ言う。
「じゃあもっと強く成りに行こうか皆」
孝介とブルースは言う。
「ヨシナカばかりに負担させない」
「僕も更に強く成ってみせる」
そしてクロードは。
「さっさと仕事終わらせるんだろ、なら俺も強く成ってみせるさ」
カールは。
「オレは兄貴に何処までも付いて行くぜ!」
カールの兄貴に成った覚えはないが、旅の支度をしに五人は散り憩いの家は、最近とあるジャングルで仲間にして住人に成った精霊達に任せ、新たに銀河鯨で解放された場所にトモカズに案内され行く、案内された場所には部外者が勝手に入らない様にする装置や、色々な言語の文字が警告文プレートが有るが、まあ今回は先にクロード達のレベル上げから始める、もしあの肉塊が居たら真っ先に倒そうとヨシナカは、上司の言葉の実行も含め先ずは、レベル1~レベル400の前のエリアからスタートする。
「さあ行くこう」
「腕が鳴るね」
「強く成るぞ!」
気合いが入る孝介とブルース。
「俺は更に華麗に強くなるぜ」
「カレー?」
ボケをかますカールを無視するクロード、イーノリとアズーナはヨシナカの肩に、また懐スペースで寝るアヤネに孝介肩には詩人とマツオ、ブルース肩にはエレクとヒロでカールにの頭上には、ユキーノが居て肩には何故かトモカズ……仕事しに戻れトモカズ。
どさくさ紛れのトモカズを帰し、何故かクロードは背中が寂しそうだ。
「……………」
そして一人魔法のイメージ自作ノートを片手に、こっそり付いて行くのだった。
イーノリ「再びダンジョン星だね」
アズーナ「また私が活躍するよ」
アヤネ「私は初参戦」
トモカズ「どうせ寝てるだ………べぶし」
アヤネにボコられたトモカズだった。




