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異世界時空を旅する者達(仮)  作者: 猫を愛でる会
任務開始
14/32

12 ウォームレッドクイーン討伐

イーノリ「今日のオープニングナレーションは、メインヒロインの私イ・ー・ノ・リ・だよ、間違えないでねヒロインは私」

リーサ「違う私だー」

撫子「違うよ私だよ~」

イーノリ「強敵倒して、私とお兄さんがゴールインですよね」

ヨシナカ「妄想は終了で、本編スタート」

全員「酷い!」

猫カフェも大丈夫そうなので残りの任務に向かう、店をミルとシャロさん達に任せ準備をしイーノリにヒロや、マツオに詩人に微妙なさおりんに癒しのミネットと、ウォームレッドクインの討伐する時代に向かう。

何故かローリエとフランソワーさんと、昨日上司が連れて来たエルビーと言う、赤毛のポニーテールの女性は何故かフランソワーさんと面識があるみたい。


「退屈凌ぎに見物よ」

「私はヨシナカお兄さんの戦いみたい」

「未来の旦那様の活躍を見なければ」

「そんな未来は無いよ」


ヨシナカは現実を言うが、フランソワーには効かない。


「私も見たいです」


何故かお客様ではなく傍観者として、出発する前に居たフランさん、何故か灰色髪が昨日より綺麗なんだが?


「ヨシナカは大変だね」

「戦闘中何か事故起これば、孝介もそんな台詞言えないよ」


僕は関係無いと呟きながら、準備運動しに去った。


「まあ活躍するのは俺だけどな」

「さてするかな?」


クロードはブルースを睨む。


「ご飯は大切………ご飯は大切………」


カロリークッキーバーに、おにぎりを鎧ではなく新しい魔法道具の収納空間に入れて行く、魔法だがボタン式の収納空間なので、魔力が溢れた世界なら誰にでも使える魔法道具らしいが、食い物か武器が数本しか入って無い無駄遣い。

到着したので他の妖精達に、拾って来た妖精を任せ五人と外野に妖精五人は降り立つ。

近くには石碑と墓が有ったらしき近くに、赤い蟻頭の蟷螂が居たのでカールと孝介と三人で立ち向かう、軽くビル二階近くは有りそうだ、カールは剣を振りかざし打ち込みが弾かれた、孝介も使い成れた刀を関節接合部を斬るが弾かれる、二つの鈍い音と共に右剣腕をカールに、左鎌腕を孝介に振り下ろすが直ぐに体勢を直し、直ぐに回避しフランとフランソワーと、ローリエのスカートが風圧で捲れ露に。


ヨシナカにはそんな見てる暇は無く、肩を足場に首を居合払い抜け斬りをし首を切り落とす。


「流石上司の力で作った刀だが……」

(このモンスターだか魔物で良いから、僕を突き立てて強くして……あと名前も……)


またもやクレームが来たが、鉄素材で無くても良いらしいので切口に刺し、刀がモンスターの力を吸収し攻撃力が上がったし、赤い刀身に成ったので……


「じゃあ暁………日の出の赤い色の暁」


名前名無し刀→ 名前?刀暁 +1

攻撃力20→ 攻撃力32


「魔物やモンスターだったら、ダンジョン星で強く出来たな……」


後の祭りだから仕方ない。


「この素材頂戴」


エルビーて人に欲しいと言われたのであげた、デカイ穴を見てたら空から牛や八木を腕剣に刺した、大きさは一戸建て位に見た目普通の蟷螂を、ブルースはファイヤーボールでたおし、クロードはダークスターファイヤーで、もう一体を倒した。


「流石俺」

「覚えた魔法を使っただけだけどね」


クロードもやっとブルースと同じ大きさに制御し、今日実戦で使ったクロードだった。


黒い炎纏う球体に腹を真っ二つにされ、黒い炎に燃える蟷螂。


「行くよ4人共」

「流石お兄さん」

「どんな敵が居るのやら」

「剣をエネルギー剣に交換だな」

「流石俺だろブルー」

「ハイハイ良かったねクロ」


五人と妖精五人は穴に入って行き、後ろから浮遊座布団で追って行くエルビー、異次元空間倉庫装置に転送した研究素材にニコニコ、熊手に乗りローリエと向かうフランとエアーウイングで、ゆっくり降下するフランソワーが向かう。

穴と言うより斜めに掘られたトンネルは大きい、深そうなトンネルを面倒だし足場悪いから空中歩行で行く。


「「ヨシナカだけセコ」」


何か聞こえたが無視し進む、孝介は身軽に跳び忍者の様に進む、少しすると広い横堀トンネルに成り、軽く土は何処に出してるのだろうか? と疑問に思う。


「なかなか凄いね横穴」

「ホワイトアスパラガス育てる穴に使えるね」


何故ホワイトアスパラガスの、環境知っているの? カールよ


「まあ虫の女王の巣だし巨大かもね、孵化して無ければ」

「「え゛」」


ヨシナカとカールと孝介は先に進む、少ししてエルビーの浮遊座布団に掴まりやって来たが、三人はもう先を進んで居たので、エルビーに礼を言い急ぐ。

続いて熊手に乗ったフランとローリエに、エアーウイングで降下して来たフランソワーが後を追う。

途中牛の骨や八木の骨が落ちて居て、更に進むと別れ道にスキルで調べ短くない、最下層に続く穴を再び空中歩行で降りて行く。

エルビーに再び頼み降りて行くブルースとクロードは、飛行魔法を覚えよと固く誓うのだった、途中カールはおにぎり片手にトンネルを下る。


長い長いくの字に掘られたトンネルの先に辿り着くと、巫女服の黒髪女性が倒れて居た、一応息は有るので大丈夫だが、広場の巨大な繭だった卵らしき物に、女性の顔をした身体は蜂で手足が蟷螂の赤いサナギが有った。

近くには人骨の山はキツイがそれ処ではない、エルビーさんに女性を任せ刀を握り立ち向かう。


【ウォームレッドクイーン】虫魔物女王 第一形態サナギ

レベル187


「アレが討伐対象…………デカイ」

「大将此はデカイぜ!」

「此は一筋縄では無理だね……」


孝介も武器を変え、刀を抜き黒い刀身の刀を構える。


「またデカイて、背中が割れて来てるぜ!」

「ヨシナカ急いで倒そう」


赤いサナギの皮が割れ始める。


「行くぞ皆!」

「「「「オウ!!」」」」


イーノリが戦い前に五人に不思議な力を与える。


「戦う者達に星の御加護を……」


光が五人に力を与えそしてマツオは、カールとクロードに限界突破を付与し、ヒロはステータス限界を孝介に付与し。


「では参ります、曲名は壮大な敵よ!」


詩人がタクトを振るい壮大な、オーケストラが鳴り響くと共にヨシナカ達のステータスが更に上昇する。

ゲームのボス戦のBGMの様なオーケストラに、気力が上り足取り軽く向かう。


「サナギのまま倒れな、ロッククラッシュ!!」


クロードが巨大な岩を放つが硬い。


「なら此で!」


砕けたロッククラッシュを足場にして飛び上がり、お尻に光の剣で一撃を与えると、グリーンの血らしきのがサナギの殻の切れ目から溢れ出る。


ぐおおぉぉぉ~


男の様な女の様なおぞましい声が響く。


「どんどん割れて来てるぜ!」


クロードが言うと更に、頭の方の殻が割れ始める。


「なら背中に一太刀!」


助走した孝介をヨシナカがトス投げをし、背中に刀を突き立てて切り裂くと。


ぐおおぉぉぉ~


再びおぞましい声が響く


詩人は力強くタクトを振り、音楽を盛り上げヨシナカ達の戦いをサポートする、更に気力が向上しヨシナカは空中歩行で向かい、ブルースは傷が回復してる背中に魔法を放つ。


「ライトリングスラッシャー!!」


手の平を上に掲げ、光のリングを構成し放つと傷口に沿い縦に斬り込む、光のリングだが途中で砕け散るのと同時に、上段から振りかぶり後頭部に一気に力を込め、振りかぶり斬るが手応えは有れど反応が無い。


グリーンの血が滴るのと、透明でヌメヌメした液体が滴りながら透明な上半身が現れる、サナギの殻は崩れて行き更にまた生きて居て、弱点は頭では無いらしいが胸に赤い物がうっすらと、透明な身体から一瞬見えて刀を一回納め空中歩行の状態から、居合で首を斬ったが半分しか斬れなかったが、切り落とせないならと魔法を構成し。


「食らえ! 岩の弾丸(ロックバレット)!!」


ヒールキックで更に勢いを与え、首元からぶち込みうっすら光ってた場所を撃ち貫き、弾丸は地面に向かい着脱し。


ギャアァァァァァー!!


甲高い声が響きそして透明な身体から、光が消えて行く。


「この赤い卵食べれるかな?」

「腹壊すに決まってるだろがぁー」


何処かからハリセン出してクロードは、カールの頭を叩く。


「危険そうなのは焼却の、ファイヤーボール!!」


ファイヤーボールで燃やすが、なかなかしぶとく燃えないので。


「バーニングファイヤー!!」


更に高温の炎の塊で燃やすブルース、やっと燃え消えて行く、まだ余計な物が無いか探したが無いので、万能トラベル移動で全員連れて戻る。

女性はまだ眠ってるのでエルビーさんは暇そうなので、さっきのクイーン素材分は働いて貰う。


名前 暁 +8


攻撃力37→ 攻撃力312


ウォームレッドクイーンに刺したら、相当成長した。


「人助けの仕事よ」


チェルに言われ再び時を移動し、江戸時代の様な場所に来たが、割烹着とか大正の様な服装も目立ち伊岡て町を歩き、チェルの後を追い向かうとまた幼女に群がるロリコン、困った黒装束達だな。


「そこの変態達何をしてる」


ヨシナカは五人の黒装束にいうと言うと。


「チッ……見付かったら口ふ………」


アカシックを抜き消す。


「権田がぁー!!」

「ヤケだ殺れ!」


孝介が先回りし退路を断ちカールが拳で殴り倒し、クロードも軽くボクシングの様に、ボディーに一撃重いパンチを入れ自分の成長に喜ぶ。

更に消し黒装束を全て消し去り、黒髪のボブカット巫女服幼女にハイチュウをあげ、安全な道まで送り別れた。


「孝介ウナギ食って行くか?」

「兄貴オレも!」


黒装束の置き土産で孝介とカールは鰻屋に行き、興味津々なブルースとクロードも行き、近くの茶屋でみたらし団子を頼んだ。

結構金を持って居た悪党の金は、誰のでも無いので貰って行くのが筋、悪党に使って良い金は無いのだ。


「へへへ……」

「………………」


何故か助けた幼女が隣に居るのだが?


「お家に帰りな」

「いや!」


困った幼女だな。


ハイチュウの銀紙を外し手に渡し食べさせると、幸せそうな顔をする困った幼女だ。


「此は撫子様」


この店の店主らしき爺さんがてぐすねして、幼女の撫子様?に言う。


「また当店にお茶を?」

「……………くちゃ………」


ハイチュウ舐めてて喋れないのだな。


店主は暫く待ち撫子ちゃんから話を聞き、暫く休みに来たと言い店主はお茶を置き去って行った。


「色々この子毎度の事かて様付いてるし、風景的にお転婆姫かな?」

「わたしおてんばじゃあないもん!」


幼女撫子ちゃんは認めないらしい。


「よい子は悪い奴には絡まれないから、よい子にしないとまた会っても、美味しいお菓子食べさせないぞ!」

「いや、たべる」


困った子だ、次会ったら美味しいお菓子を食べさせると、指切りし孝介達が来たので去り暫く、この伊岡周辺の悪党狩りをする事にした。


「次はあの森よ」


アレから一日半で火付けの五郎右衛門一家を滅ぼし、鬼車の黒吉てソロの盗人を消し次は、人殺しの盗賊半部一家を滅ぼし、般若はんにゃの盗賊一家黒蔵一味を壊滅させたがハード過ぎなんだが?


「次は火付けの狐の弥三郎達よ」

「また付け火盗賊かよ」


疲れたブルースとクロードは拠点の、自分の部屋で寝て休んで居る。

孝介とカールと三人で行くと洞窟近くに小屋が在り、近くに黒装束の男達が居てそして、誘拐されて連れ去られてる幼女撫子ちゃん。


「連れ去られたのか………」

「困った幼子(おさなご)だね」

「じゃあ行く?」


酒を一杯引っ掛けに行く的なノリは、止めろカール。


「孝介は幼女の救助で、私とカールは五分後に突撃」


孝介がぐったりした顔で言う。


「………僕五分しか猶予無いんだけど」

「信頼してるぞ孝介!」


信頼が重い孝介だったが。


「終わったら鰻」

「やってやるぜ!」


やる気が漲る孝介だった。


「勿論オレも」

「ハイハイと」


カールの問いに軽く受け流すヨシナカだった。


「作戦開始だ孝介」

「任せろ!」


鰻パワー全開の孝介は、隠密スキルでステルスと足音無音で行った。

そして五分後カールと神速を使い、見張り八人を始末して小屋の仲間も四人も始末し、洞窟に入ると騒ぎを聞いた連中が現れたので始末を始める。

脇差も使い獲物を弾き斬り消す、驚き足が止まった奴も消し更に二人現れるが、カールが斬り倒すが次に斬りに向かうと、剣が天井に当たり先端が折れた。

カールは泣く泣く剣を仕舞い、ショートソードに変えてる間にもう一人を始末して進む、左からは血の匂いがするから右に進み、孝介が救助してる事を願う。


洞窟の先には少し広い場所に、撫子ちゃんを抱えた黒装束の爺が居た。


「次はロリコン爺かよ」

「俺は爺じゃあねぇ、天下の極悪盗賊弥三……」


うるさいし口臭そうだったので、神速で間合いを詰めロリコン爺を始末した。

ついでに幼女撫子ちゃんはカールが受け止めた、そして孝介は違う子供達を助けて居たが、親は近くの村で殺されたらしく、また蘇生をする事に成りそうだ。

遺体を何人か回収してから試しに、一人一時間で蘇生させたら生き返ったが、三十分置きは貧血気味に成るから止めた。

銀河鯨で緩い時間を使い蘇生させ、子供に会わせたりして孝介が地上に送る。

休憩に幼女撫子ちゃんに猫カフェで、カスタードたい焼きに苺カスタードに、苺大福カスタードを食べさせた。

目覚めた女性が来たらまた雅史と言われ、雅史を連れてて雅史はこの元エロハーレム野郎と教えるが………


「………服装変えました? 何かトムさんみたいに分身出来たんですか?」

「違う私はヨシナカだ!」

「そですよヨシナカさんです」


シャロさんが珍しく密着………何で密着する?


「何で逃げるのですか?」

「近いからです」


それを見て花梨は言う。


「……………確かに雅史さんとは違いますね、自己紹介が遅れました私は花梨、異世界で死んでバンパイアに転生して雅史さんに温泉進められたら、転生前の肉体に戻りました……そう戻ったのですが………」


何か影が現れ絶望する花梨? さんは、暗く自分の胸を触る。


「肉体戻ったら身長少し伸びた感じなのに、胸は何で成長しないんだろ~」


幼女撫子ちゃんが花梨さんに向かい一言。


「どんまいおねえちゃんなんだよ~」


笑顔で言う撫子ちゃん残酷、口の回りのカスタードや粉を拭き取り、何かフランソワーさんがわざとほっぺにクリーム付けて、アピールしてるが無視。

私はハーレム野郎では無いから、甲斐性を期待しないで欲しいのだ、しかも私の身体の大半は人間ではないし。


「また魔法教えてね………ヨシナカさん」


なぜフランさんまで潤んだ瞳に、赤い顔でハニカミながら言うのさ! 勘違いしちゃうよ。


「本当に雅史さんとは違いますよね」

「彼はエルリーナお姉様と結婚してますしね」


花梨は頷きながら。


「そうそうエルリーナて人やセーラて人とか、沢山のお嫁さんと一度に」


固まるフランソワーさん


「今なんて?」

「だからエルリーナて人とセーラ…」

「それ我が国の姫様!!」


取り乱すフランソワー、ヨシナカから嫉妬と怒りの炎が上がる。


「粛正してやる!! 粛正してやるぞマサシィ~!!!!」

「おにいさんこわいんだよ~」

「本当に違うね……」


怯える幼女撫子とヨシナカを不思議そうに見る花梨、そして雅史反省中は思い出しながら言う。


「ルーシエも姫だったな……」

「レイナード君の彼女だね」


雅史反省中から何故か怒りの炎が。


「ルーシエ浮気かぁ!!!」


時間軸が違うので雅史反省中の知る、ルーシエとは違う道を辿ってます。


これが恋の修羅場」


楽しそうな花梨だった、こうしてとある雅史とその時間軸のルーシエは恨まれるのだった、だが後にこの雅史ハーレム展開が待つ。

そしてフランソワーは数年越しに姫失踪の、真実を知ってしまったのだった。

まあ他の時間軸はもう少し早く知ってたり、一緒に妻になってたりするけどね。


ヨシナカは撫子ちゃんに怖がらせた謝罪に、美味しいジュースも飲ませ肩車し遊び、家の側………城近くまで送り去った。

更に蘇生させて全員終わる頃には、朝焼けが東の空から見えた………実際は何日経ってるか分からないが、いつかこの人助けが報われる事を祈りつつ、部屋に向かうと白レース下着姿の、フランソワーさんが布団で寝てるのだが?


「……部屋間違えたな、酒を飲みに行こう」


バーでは酔い潰れたマツオに、寝てるヒロに何かの芸をしてるトモカズ、珍しく酒を飲んだらしい雅史反省中とカールが、座ったまま寝てやがる器用過ぎだろう。


「スクリュードライバー」

「………あいよ!」


カクテルを飲みながら、プロレス技のスクリュードライバーを喰らう雅史反省中を見る、目が死んでるな……

生チョコトリュフを食べながら、ウオッカのカクテルを飲みながら一也に引き摺られて行く、バカを見ながら仕事の後の酒を楽しむ。

もう一杯飲みながら酒を楽しむ、やはり仕事の後の酒は美味しいし、生チョコトリュフも美味い。


「お兄さん、朝からお酒はダメですよ」

「さっき徹夜仕事終わったばかりだよ、イーノリちゃん」

「お兄さんは早く休みなさい!」


イーノリに怒られたので再び部屋に行くと、布団を開けて一緒に寝ましょうアピールをするフランソワーさん、イーノリが蹴りを喰らわせに向かい、ヨシナカは憩いの家に向かって行った。

目が覚めると何故か一緒に花梨さんが寝てたんだが、仕方ないのでクッション抜群の場所の方の、不思議なコケを植えた庭に放り投げ再び寝直した。


目が覚め脱衣場で脱ぎ温泉に行くと………振り返り、鍵をし上司を探すこんな真似出来るのは、上司位しかいない。


「上司何処ダァ~!!」

「呼んだ?」


上司に色々話を聞いたら、私の負の感情は良くないから恋人作ればとか言われたが、怒りの目で睨んでたら逆に説教されたが、シャロさんの温泉不法侵入や花梨さんの、布団不法侵入は知らないらしい。


「客人のエルビーくんかもね」

「………恋人や伴侶は何時か自分で決めますし、そもそも私は人で無いはず」

「? 君の身体は確かに私の力だが、他の雅史と違い君は本体(オリジナル)の身体だよ、それに私以上の人体を復元出来る力が、異世界の神々が全て構成出来る訳ないでしょー」


上司は言う。


「どんな異世界だろうと、異世界渡りの身体か赤子に転生しない身体なんて、簡単に身体が作れる訳無いじゃないか……一部例外な、神々達も居るが」


どうやらハーレム雅史は、色々残念な存在らしい。


「彼等は子供は作れるが、自分の遺伝子までは伝わらないよ、構成する肉体設計図の遺伝子は妻の理想や子の理想の体型、まあ引き継がれるのは肉体でも血でもなく、スキルだけだね」


そして上司は言う。


「君以外の君は異世界では、本当の子孫を残せないよ」

「……まあ冗談は………」

「何時か異世界で父に成った雅史達の子を見て、もし自分の子を見る日が来たら比べれば良い、真実はソコにしか無いのだから」


そんな事を言われても困るヨシナカだった。


「まあ異世界に居ない私に期待」

「……一人以外しか可能性無いけどね……」


まあそう望んだのは自分だ、仕方ない余生だろうと思ったしそもそも、自分だって地球では結婚してないから仕方ないのだ。


「まあヨシナカの好きにしなさい」

「何時か結婚したいと思えたなら…………」

(その時は隠居してるだろうか?)

「私は未来の事は知らないが、ヨシナカが進んだ先にその答えは在るだろうさ」


そう言って上司は帰って行った、何か微妙に焦りが有った気がしたが気のせいだろうか?


「さて猫屋に頼んだトラクターとか、農業予定の星に見に行くかな……風呂は、上司が追加してくれた拠点の温泉に行こう」


拠点に戻るヨシナカを追い、ヨシナカが気になる花梨は布団での温もりが忘れられない、大胆に抱き付いて暖かな温もりは何故か、心が安らぐ感覚に花梨は知りたいと思い、ヨシナカに何故か一目惚れしたシャロも、ストーキングしながら付いて行くが、そのストーキングは花梨の代名詞のはず。


勿論誰も拠点のヨシナカプライベート温泉には、エルビー博士の科学でも進入不可能だった。




花梨「私が次にヒロインに」

撫子「私だょ~」

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