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異世界時空を旅する者達(仮)  作者: 猫を愛でる会
任務開始
11/32

10 悪党に人権なぞ無い

ライドス「皆久し振りライドス様だ、今回は俺の過去が発覚してしまうぜ」

イーノリ「新入りなのに態度デカイ」

リーサ「他ではもう出てるからって、私達の場所に乱入しないで!」

ローリエ「そうよ、恋敵が増えるのに」

ライドスは心が折れた。

ヨシナカ一行はチェルの先導の元ハルモニアに向け、街道を進むローリエを肩車し景色を見せ、たまに現れるゴブリンをどう倒すか見せながらレクチャーし、ブルースが魔法の先生をし魔法の扱い方を教える、貴族学校の教えとは違うらしく一から教えるブルース、教え方が良くファイヤーボールを小さいながら形成出来た。

クロードも黙ってられず土魔法を教え、小さな石つぶてを撃てるコントロールを養った。

クロードは孝介に頼み細い枝を木刀にして貰い、細剣の足運びや突きの運びをレクチャー、ついでにブルースまで一緒に練習して居た、細剣だけならクロードは一番の使い手である。

ローリエは素振りをブルースとする、足の運びを身体に教え込むクロード、手を上げたり罵倒はせずゆっくり教えて行く。

まあカールとの手合わせを見たローリエは、風圧やらヨシナカが一瞬で消えたりと、理解不能でフリーズして固まって居た。

王都アクシズを出て二日目クライス街を通過し、その近くの森の奥に行くと盗賊アジトを確認。


「……孝介分かってるな、幼女に流血はダメだからな」

「過保護だなヨシナカは」

「確かに」

「右に同じく」


孝介の発言に同意するブルースとクロード、でも幼女には教育に的に宜しくないのだ、異世界であってもだそれに何時かは自立させないと成らない、まだまだ幼い少女にはまだ命のやり取りは早い。


「ブルースは魔法で雷撃魔法で死なない程度に、クロードはローリエちゃんの前方護衛」

「任せろ、元王宮(門番)騎士の名に懸けて」


胸を張るクロードに、冷ややかな眼で見るブルース。


「カールは後方経過」

「了解大将」

「何故に大将何だ? カールよ」

「気分的に」


ヨシナカは頭痛がしたのだった。


「私達は初参戦、頑張るわよ~」


モカは気合いを入れ、アヤネはまたヨシナカの懐で寝てる、マーヤは肩で器用に緑茶を飲んで居たが、飲み終わると反対側の懐ポケット空間に入り寝る………


「次はミネットとシモージとサオちゃん辺りも、旅に連れて行かないとな。」


まだまだ妖精や精霊は居る、トモカズは基本銀河鯨のメンテナンスらしい、トモヤはトモカズ達の現場監督らしい。

おりこちゃんは例の図書館の秘書管理、たまに風景スケッチや下に降りて絵を書いてるらしい。


孝介は分身の術と隠密スキルをフル活用し、洞窟の前の見張りを強襲し気絶させる、周辺警戒の盗賊は孝介分身が縛り上げて居る、孝介は催涙効果抜群の煙玉を火を着け四玉放り込む、小さな爆音と共に煙がアジト洞窟から出て来ると、ゴキの様にカサカサではないが出て来る。


「何だ? 敵襲か?」

「見張りは何をしてる?」

「誰もゲホッ!」


孝介が出て来た悪党を襲撃、更に五人出るといきなり倒れる悪党達は、ステルスの孝介に引き摺られてる光景は、幽霊に引き摺られてる様な光景。


「ゲホッゲホッ………誰だぁー卑怯ものガァー」


厳つい大柄な男が現れたが、ヨシナカの出番すら無く制圧は完了した。


「姿を見せないとは卑怯………」


泡を吹き倒れる厳つい大柄の男は、孝介の式神修験者が引き摺り運んで行った。


「………もお終わりですか?」


ローリエが聞いて来たので、孝介以外全員頷く。


「………コウスケお兄さん強い!」


複雑な顔でそれを聞く孝介以外全員、助ける人は居なかったが何故か絵画や宝石装飾剣、細剣エスパーダ・ロペスと言う名の剣に、宝石や金塊がザクザク。


「懐暖まるザクザク………」

「買い物予算増えるね」


ホクホク顔で回収するヨシナカと孝介、エスパーダ・ロペスは暫くクロードが所有する事に成った、グラディスみたいなカッティングが含まれた剣、鞘も女神の細工がされた美術品。

更に南下しローリエが寝てる間に本業を始める、ローリエにはあのテントの中の一室を、ローリエ専用部屋を与えたそして闇に紛れ、エルサレンとハルモニアの分岐街道の、ピークウエル山脈側の山の麓の森に、(やぐら)を組拠点にしてる山賊?に奇襲を掛ける。


「行くぞブルース」

「一丁食らわせますよヨシナカ」


二人は同時に魔法を放つ。


「「ファイヤーボール!!」」


櫓二つを同時に奇襲し着弾と共に爆発炎上、ゴキの様に慌てる有象無象(うぞうむぞう)達を始末を始める。


「行くぞアカシック!」


アカシックの刀身が輝き悪党共を無へと消し去る、孝介は先に中に潜入し人質達を警護、カール達は外の敵を一掃を始める。


「何の騒ぎだ!!」


ヒゲモジャな大男が吠えるが、カール外の仲間は命が消えてる最中、そして出入口から逃げ戻る仲間に吠える。


「何があった?」

(かしら)ヤバいです、変な野郎に仲間が消されてます」


仲間の言葉に理解が出来ない山賊らしき頭、全員剣やナイフを構えると現れた男、異国の者で有るのは分かるが何故か足が動かない、全員間合いを取り男と対峙する。


「人質に成る奴を連れて来い!!」

「無理です頭、反対側通路はコイツを倒さないと!」


しまったと山賊の頭らしき男は、憎しみの顔でヨシナカを睨む。


「貴様は何者だぁー!!」


ヨシナカは言う。


「悪党に名乗る名は無い、出られぬ地獄で悪事の数々を悔やむのだな、まあ存在自体消えるが仕方無いよな!」


そして山賊らしき頭は言う。


「参ったから命だけは……」

「………頭……」


悔しい顔をし命乞いをする頭だが。


「私が貴様らを生かすとでも、命乞いした旅人を何人殺め何人いたぶり、何人苦痛の末命をゴミの様に扱った?」


ヨシナカの言葉に抵抗する為に襲い掛かる。


「悪党に人権は無い!! 容赦はせぬと、ちゃんと言ったはずがな」


脇差も抜きアカシックで斬り消し、脇差で剣を弾き叩き斬る。


カキーン


脇差と剣が火花を散らす、ナイフでは勝ち目が無いと近くの剣を手にする、斬り倒され消え行く仲間や屍に成った仲間、恐怖でチビりながら向かうが斬り消される。


「何なんだ此は……何の悪夢なんだぁー!!」


山賊らしき頭の最後の言葉はそれだけだった、死体も消し後処理をする、孝介は静かに成り鍵を開け人質を解放、骸は光魔法で浄化し穴を魔法で掘り、埋めてから石を置き花を供える。

外の始末もして血の臭いにウルフが現れた、だがヨシナカ達の気迫にビビり逃げ出した、そして捕まってた人を癒すのに、モカとアヤネは大活躍をした。

翌朝出発し川を渡りローリエに、初のゴブリン退治を経験させた、だがローリエはゴブリンをゴブルリン君にそっくりと言う、ヨシナカ達は何か思い出しそうだがまあ良いかと、放り投げた。

ハルモニアを通過し竜王国とドラルーラの分岐点、勿論ドラルーラに向け歩かず一旦銀河鯨に戻った。


「ローリエ、此処が我等の拠点だ」

「ヨシナカお兄さん凄いよ!」


旅の間に仲良く成りローリエは眼を輝かせ、クルクルと身体をバレリーナの様に回転し見渡す、丁度ミルが歩いてたので後を頼んだ。


「ローリエは留守番しててね。」

「ヨシナカお兄さん早く帰って来てね」

「ミル頼んだぞ」


胸を張りミルは。


「任せて下さいご主人」


再び降りて近くの山の洞窟付近の盗賊を急襲、孝介が隠密でヨシナカは普通に中に突撃し、外では出戻った盗賊を倒して行く、分身の術で周囲に逃げた盗賊を始末する分身孝介、中に人質は居ないが広い場所に、舌を出しニヤニヤする痩せマッチョが居た。


「ヒィーヒッヒ……何だ?貴様達は?」

「悪党に名乗る名は無い、成敗する!」


ヨシナカは孝介と連携し向かう、周りに殺気が駄々漏れで隠れてるのは明白、近くの木箱の陰から投げナイフやクロスボーで攻撃する。


攻撃も当たらなければ良いだけの話し、罰ゲーム道場の辛さに比べれば屁でも無い、アカシックで斬り消し逃げ出した痩せマッチョを、孝介が顔を飛び蹴ったら有らぬ方向に、首が曲がり即死した。


「………まあ良いか」

「蹴りで即死して………」


ヨシナカは後始末をして先を進む、夜国旗を越え国旗の街エルロイの郊外に潜伏する。

夜中を過ぎ任務に向かう、街の灯りは消え領主アクトラ家に潜入する、ヨシナカは空から孝介は塀を乗り越え、クロードは抜け道を封じにカールは裏口を警備、ブルースは魔法で住民や門番を眠らせ、交代要員も魔法で眠らせる。

屋敷の人気(ひとけ)の無い場所を孝介が開け入り、ヨシナカは喘ぎ声と鞭の音がする場所に、ヨシナカは空中歩行で孝介は隠密スキルで足音を消し、音のする場所に行くが換気口だったらしく、地下への道を探す。

建物奥裏口側に向かう途中に地下階段を見付ける、階段を降りて扉の開いた音がしない様に細工して、扉を開け中に入るとメイド服の女性が檻の中に居たり、裸にされ目に生気が無い女性や、ハエが集り身体が病魔に犯された少女、白い液体を股から流し放心してる女性達、そして声が聞こえる。


「早く父上エレノーラを手に入れてくれよ」


居かにも悪党な小僧の声がする。


「まあ焦るなゴスアク、エレノーラを手に入れる工作はもうすぐ終わる、王家の末席の婚約者を奪うからには工作は必要だ、分かるかゴスアク?」


悪党な小僧もといゴスアクは、自分の手に入れたい女の為に悪事の工作を、父親にして貰ってるらしいが王家の末席に工作て、普通にヤバい気がするのは気のせいだろうか?


「高い契約金だったが、また税を上げれば良い」


ヨシナカはキレかけて居たが我慢する、こんな糞の官僚や治める者が居るから世の中が、未だに良く成らないと怒りたかった。


「犯罪ギルドに出張中して貰っただけはある、まあ新規の他国の犯罪ギルドらしいがな……」


女をいたぶりながら弄びながら言うゲス、犯罪ギルドの詳細は出なかったが、悪事を見逃せない。

ヨシナカはゆっくりアカシックを抜き、そして向かう。


「貴様どうやって屋敷に入った!!」


ヨシナカを視界に入る成り言うゴスアク、そしてその父親が口を開く。


「私を誰と知っての狼藉か、私はこの国の元王の直系のライアスいや、ゴクトウと知っての狼藉(ろうぜき)か!」

「………父上今私も初めて知りましたが………」


ヨシナカにそんな物は通よしない、冷たく冷えた声で言う。


「知った事か、悪党に人権も権力すら無い地獄に行け!」


ゴスアクはビビってるがゴクトウは、ニヤリとし言う。


「ヤツを殺せ!」


だが何者も現れない、ついでに孝介も居ないがヨシナカはゆっくり歩き向かう。


「懺悔なんてさせない、沢山の者が苦しんでるが貴様らは一瞬で、全ての輪廻(りんね)から消してくれるわ」


ゴクトウ一瞬で間合いを取り斬り消し、そして汚く怯えながら垂れ流すゴスアクをひと突きで消す。


「………夜中は女の肌には大敵なのに………」


アヤネは眠そうに出ながら言うが、一日殆んど寝て居る。


「仕方ないわね~」


アクビをしながら仕事を始める。


「精霊の御霊よの者達を癒し、精神をも癒したまえ……」


そして次はモカの出番だ。


「次は私ね、星々の奇跡よこの者の失いし肉体を、癒したまえ………」


檻の中の女性達に光が満ちるが、全て回復しなかったのでアヤネの特殊効果の服のお陰で、銀河鯨に運べそうだ。


その頃孝介は屋敷の屋根の上でアサシンと対峙してた、手練れらしく楔帷子(くさりかたびら)を仕込んでおり手強い、仕方なく使いたくなかった武器を出す、ヨシナカと同じく人を原始の塵にする力がある刀、ヨシナカと違い代償を払う……代償は一週間魚料理禁止と辛い。

食べると歯に激痛が走ったり頭痛が二日続いたり、足の小指を一週間何処かの角に当たる呪いだったり、地味に痛いのは嫌なのだった。


「仕方ない此で終わらせる!」

「…………」


両者同時に動き擦れ違いの瞬間に、孝介は一撃を入れ敵を倒した。


「魚料理がぁ~」


孝介は精神的ダメージを負った、ヨシナカはチェルと合流し後始末をした、屋敷の奴隷メイド達も連れて銀河鯨に帰還した。


「アセナ頼むよ」

「お任せをご主人様!」

「アセナも意思疎通出来るように成ったか………」


アセナは魔法を使い月の光を女性達に浴びせ、常態異常や全ての異常を回復させた、性病とかの病気も回復したらしく全員、身体が動く事身体の不調が消え喜ぶ者、悪夢でも産んだ直後に殺され現実に戻り、精神を病んだひとはマーヤの精神回復で癒して貰っう。


「やってやるわよ」


マーヤの周りに光が踊る様に現れる、そして始まる。


「精霊の加護よ皆に安らぎの光りを………」


病んだ女性達に暖かな光が包み込み、優しく暖かな光が女性達を癒した。


「………此処何処かしら?」


マーヤはグッとポーズをして言う。


「悪い記憶は私が全て浄化しました」


浄化てとヨシナカはツッコムのを抑えた。


「帰る場所が無いなら暫くは、寝る場所を提供しょう」


女性達は少し考えて聞く。


「両親に会いたいです、帰れますか?」


ヨシナカは言う。


「帰れる場所が在るなら帰ると良い、全ての身体の異常はこの子が治した、身内が居ない者は私が面倒見るよ。」


背筋を伸ばし澄ました顔でいるアセナ、もっと褒めてと尻尾を振る。

帰れる女性達を帰すのは大変だった、帰る家が焼かれて居たり両親が殺されてたり、働いてた店が裏切った果てに口封じに消されてたり、何かを感じ親戚の所に逃げてたり国外に逃げてたりと、一週間も掛かりチェルの情報が無ければキツかった、技術もある自立を望んだ人には盗賊や悪党達から巻き上げた、資金を提供しアフトラ家の悪い金も渡し、半年は生活出来る資金が有るらしい。


そして残った少女と幼女の二人と18歳の女性に、19歳の女性が二人残ったが、部屋は有るしメイドをして働いてたので、暇なら掃除を頼んだが………掃除する場所が有るかは不明。

食事のメニューの見方や頼み方を教え、何故か孝介は魚以外を食べてた。


ローリエは幼女と少女に勉強を教えてる、基本算術たが数学はどんな世界だろうと基本は必要、買い物して生きて行く以上必要。

そしてローリエ三人娘はフェンリル達に乗り、はしゃぎながら延び延びの過ごして居る、ローリエは少しづつ身長が伸び始めたが、胸の無駄肉は増やさせるものか!

そして数日が経ちまた道場のレベルアップ、慣れて来た孝介達には厳しいが私も厳しい、あのマシーンが増えてるからだが、怪しげな窪みも追加され競技場の様な広さに成った道場、上司の道場は今日も難解だ。


「………さて約束の子に会わせるから来なさい」

「………もう少し休ませて下さい上司………」


五人は屍の様に倒れて居た、窪みを踏むと黒い奴等が現れてハリセン片手に襲い掛かる、また他では落とし穴だったり六人の黒い奴等が襲って来る、踏んだターゲット一人にだ。

それを踏むのはカールだが何故か判定は、何時もクロードが請け負う悲しき運命。


「次やったら激辛ソース、カールに飲ます」

「それ昨日ブルースにしてたよね」


ブルースがクロードを睨む、カールの近くに食器を置いたのが運の尽きだ。


「そろそろ起きてくれヨシナカ」

「私だけですか?」


一斉に全員頷く、激しい修行で疲れた身体を立ち上がらせ、上司に付いて行くと一瞬で違う景色が広がる。

周りは雲海そしてその中に二匹の白鯨………そして、新たな仲間が居た。


「紹介しょう君と同じく雅史だが、色々罪を重ねた…いや子孫を残すのに夢中に成った、君が神に拾われた可能性の成れの果てかな?」


上司はそうヨシナカに言う。


「コイツは、魔法で爆発して良いですか?」

「彼も君の分身だよ?」


ヨシナカはキッパリ言う。


「そんなリア充複数も知りません、爆破です」


困ったなて雰囲気を出す上司だが……


「すみません、僕の紹介も………」

「いえ私ですよね?」


何か言い争う二人?


「俺だろ?」


まだ居たが妖精の少年?はねんどろ体型、だがこのライドスて妖精は転生者らしい、興味半分でステータスを見た。


「紹介しょう彼はライドス、転生者だ」


上司が紹介するとライドスは。


「俺はライドスいや、日本名は山田一郎だけど一応勇者もしてたが、妻達に浮気がバレて逃げてたら妖精に成った、未練は妻の一人ハイエルフの瑠花を死なせてしまった事だ、まあその妹……何でもない、俺は願いを叶えるために働かせて貰うぜ」


この話には少し嘘もあるが、刑期の理由もありそして上司はライドス言う。


「刑期200年だからね、ハイエルフ達宥めるの大変だったからね、まあ彼女の死は仕方無いが……」


どんな事をしたのだろうか?


「次は彼だね、彼の名は結城一也(ゆうきかずや)だよ」


黒髪でニヒルなイケメンだが、160位の身長の結城一也は挨拶をする。


「初めまして結城一也だ、僕は大和帝国て異世界人さ得意は料理です」

「此方こそ私はヨシナカ、そこのリア充と同一人物だけど私は、リア充達とは違う」


ライドスは雅史を見て首を傾げると。


「彼は自責の念が在るから、刑期自己申告で無期だね」


ライドスは少し考えてから言う。


「………俺より過酷だな頑張れよヨシナカ」


雅史に言うライドス。


「私はこっちだライドス君」

「ふざけてると刑期増やすよライドス」

「………すみません」


上司に怒られ謝るライドスだった。


「そして彼女はあの、雅史が助けなかった」


脱け殻雅史を指差しながら言う上司。


「シャロと申します、私は給仕や料理が得意です」


銀髪でウェーブ髪ロングの絶世の美少女が、営業スマイルを放つ眩しいが少し前に、同じ名前の小さな子とリア充雅史の妻を思い出すが、髪の長さや髪色が違うしと別人として認識する。


「………眩しい」

「……眩しいな」

「……何故助けなかったんだろ?」


雅史が遂に言葉を発するが、それだけだった。


「ライドスには禁書図書館の管理を、後過去の君が来るけどハイエルフ定めた刑期終了後だし、そこは任せるよまあ色々仕出かすと刑期増やすからね」


上司は念を押しをしそして何かを思い出したライドス、だがその時にはもうライドスは旅に出て、何もかも忘れ精霊の迷宮で目的を果たそうとするが、初恋の幼馴染みの蘇生転移と瑠花の蘇生は失敗に終わる、一番の目的は幼馴染み瑠美の蘇生だったが、叶える事は最初から無理だったが、元の姿に戻り妻達とやり直したいを願えば、叶ったのだった。


「結城君にはヨシナカのサポートと、後はヨシナカ次第かな」


後に猫カフェとケットシー憩いの店の料理人になる結城である、ケットシー憩いの店は猫屋の休憩とたまに来る、迷い人等から料理や雑貨にお土産の提供と、それなりの運搬費用込みの金の回収をする、たまにヨシナカの天敵が来るが大金も手に入る、猫カフェは基本脱け殻雅史とシャロと、暇な時には監視のユキーノやトモカズと、開店の最初のメンバーには結城とミルも居る。


「彼女は君が助けた子の勉強や、君が気に入れば奥さんに……」


ヨシナカは即答で。


「あり……お断りします、私は自分を本気で好きに成った人しか信じません、吊り橋効果とかは論外です。」


ヨシナカはヨシナカで、プライドが有るはずだ………たぶん、そして現時点でとある三人は脱落候補だ、妖精は普通に論外です。


「では解散!」


ヨシナカに付いて結城とシャロは来て、ライドスは魔法を使い妖精を白鯨に連れて来た、そして少しライドスの刑期が増えたのは言うまでも無い。

魔法で騙して乗せたのだから仕方ない、色々誤魔化しつつライドスは白鯨の運営を始めた、混乱の異世界の世の前の世界から始めた。

そしてリア充雅史はもう1つの白鯨を運営……いや、管理をして居た基本花や木の手入れだけ。


「ローリエに勉強の先生だ、彼女はシャロさん沢山学ぶんだよ」


シャロは前に出て挨拶をする。


「初めましてローリエちゃん、私はシャロです」


何故か背後に花やバラのエフェクトが………


「初めましてローリエですわ、以後よろしくですわ」


スカートを持ち一礼するローリエ、流石貴族令嬢だが二人が目を合わせると、二人の空気が変わる。


「!? ……………」

「!? ……………」

『何故か恋敵の気がする』


二人同時にそう思った。


「お兄さん、貴方のイーノリが癒しに……」

『!? 何か敵が増えてる』


唯一のスキルを持つシャロのスキルが発動し、ローリエを測ると胸はややぺったんこ判定に安堵する、女子力は低く安心するがだが、魅力測定が不能と出るとシャロは、ライバル要注意幼女と認識する事にした。


こうして物語は進むのだった。



シャロ「此処でもメインヒロイン、目指すわよ」

ローリエ「違うわよ、私がメインヒロインですわ」

撫子「違うよ私だよ~」

イーノリ「違います私です」

アズーナ「違うよ私だよて、あと撫子ちゃんまだ先の登場だよ」


全員にフライング出に睨まれる撫子だった。

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