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異世界時空を旅する者達(仮)  作者: 猫を愛でる会
任務開始
10/32

09 王都アクシズ

ローリエ「今回のオープニングナレーションは、私ローリエです」

イーノリ「また私の場所取られたぁ~」

リーサ「違う私だ!!」

ローリエ「私がヨシナカお兄さんに拾われ、ヒロインに成る話です」

イーノリ&リーサ「嘘はいけないよ」

トモカズ「では本編スタート!」

ローリエ「……………」

イーノリ「……………」

リーサ「…………」

トモカズ「何で3人はハリセン持ってるの………怖い怖い睨まないで怖いよ……」

銀河鯨に戻りヨシナカはまた風呂に行く、イーノリがむくれながら一緒に来る。

ヨシナカは新しく増えたヨシナカ専用風呂に向かう、イーノリも向かうが見えない壁に弾かれた、それを物影から見てた者はイーノリが去ってから、暖簾の上部からの侵入と床からのアプローチを開始した。


「痛!」


潜入暖簾方面リーサは弾かれた。


「タマちゃん行けぇー!!」


魔法を先に放ちその場所に突撃するが、また弾かれる。


「そんなぁ~」


不敵に笑う銀髪魔法使い。


「ここら辺でしょうか?」


入りの境でゴソゴソと何かを出し、カチャと扉の音がしアズーナは入って行く、6人も追うが扉が見付からない。


「なんで居るのですか?」


イーノリは残り3人に聞くが答えない、そして潜入したアズーナは潜入に失敗する。


「アレ~?」


女風呂いや女性は妖精や精霊だけなので、彼女達しか利用してないがその一角に、アズーナは出て来た。


「掃除用具の場所を過ぎたら、何で此処に出るのぉ~!!」


納得出来ないアズーナだった、そしてヨシナカはお風呂と言う名の温泉を満喫、酒を片手に半身浴で堪能する。


「今日の酒も美味い!」


呑兵衛みたいなセリフを言う、ヨシナカだった。


「ヨシナカは来ないね」

「専用の風呂だろ」


ブルースとクロードは、葡萄ジュースを飲みながらチーズを肴に風呂をエンジョイ、カールはラガービールを片手に干肉を食べる、孝介は柚子の湯船で一人満喫して居た。

夕食後ヨシナカはカールとバーに行き酒を飲み交わす、トモカズは変な躍りをしトモヤは跳び蹴りを食らわせ、アヤネはビールをガブガブと飲んで居た。


翌朝道場でカールと手合わせをし、カールのバカ力を木刀で受け流しつつ間合いを計る、たまにカールは予測外の攻撃をするので、大変剣の腕を上げるには良い相手だ。

たまにトモカズがカールに加勢するが、何故か自爆し藁人形に毎度お馴染みをし悶絶して居る。


風呂で汗を流し朝食の納豆巻きを食べ、孝介は鯖味噌定食をでカールが卵かけご飯とブリ大根、ブルースはモーニングとホットミルク、クロードはサンドイッチとミルクティーに茹で玉子を食べ、イーノリとアズーナとナルナルはイチゴコーンフレークを、3人一緒に食べて居た。

ユキーノはソーセージにポタージュ、リーサはチョコバーを食べて居た。

フェンリル達はヨシナカから鈍聖牛のタンを貰い、取り合い合戦を今も続けて居た。


朝食を終え各自必要な物をミルにリクエストを出し、お金か宝石を出し注目しヨシナカは、猫屋代表のエクトワール氏と話しをし、宝石を換金化を頼んだ。

エクトワール氏に店を開くなら、もっと楽にお金が入ると言われ考える事にした。

ヨシナカは後で上司と相談する事にした………


「呼んだ?」


呼んではないが来た上司に話をする。


「………てな事で事業を持ち掛けられたのですが……」


上司は少し考えてから言う。


「後で案内するからその子達を、ヨシナカに託すから後は任せるかな」


何を託すのか不安に成るヨシナカ、後に二人は雅史と関り合いの在る者で、他一人は料理長推薦の人物を紹介される。

ヨシナカは卍崩し文柄の藍色着物に、裁付袴(たっつけはかま)を履き手甲装備し打裂羽織を着て、ダンジョン星で手に入れてた太刀の星龍を、太刀緒を結び左脇に装備し、脇差の菊一門華を左脇の帯に差し準備を終える。

ヨシナカは仲間と共に降下し次の旅に出たが、何処かの街道の外れに降り立つたヨシナカは、出会い頭に山賊? 盗賊? と戦う羽目に成る。


「なんだコイツら!」

「こっちの台詞だボケぇー!」


ヨシナカはトサカ頭やスキンヘッドの、小悪党を蹴りを食らわせ脇差でロングソードを弾き、刀背打ちで骨を砕きながら心も折って行く。


「この鳥頭がぁー!!」

「グフォッ………!!」


そして孝介は体術でイヤ裏拳で殴り倒して居た、クロードは容赦なく肩を突き武器を持てない体にする、ブルースとカールは木刀で殴り倒して居た。


「木刀でも痛いぞ!!」

「クソイケメンガァー!!」


やぶれかぶれな雑魚はブルースの経験値に成った、だが雑魚は同時に何本か歯を失ったのだった。


「あらよっと!」

「畜生ガァー!!」


仲間が倒され雑魚チンピラがカールに、ナイフを両手に持ち襲い掛かるが遅い。


「もう一丁あらよっと!」

「ぐげぇ!!」


カールの木刀は、少し通常より長いのだった……そして騒ぎにより、警らしてた騎士が来てまあ面倒だからチンピラを連れて行った。

警らの騎士に一応事情を話し、一応薬草とキノコ採集してたと濁した。

スキル地図を見ると微妙な位置に居た、ヨシナカ達を先頭に街道を東に向かって行くのだった。


〘レーティシア国〙


『長い歴史の国だがランホード王家の歴史は長い、ランホード家が王位前の800年前は武勇王、エルフォード王家が武力と圧政で治めてたが、衰退化した子孫達はエルフォード家の親戚、ランホード家が立ち上がり圧政だけの腐敗した政治を終わらせた』

『ランホード家も武勇に長けた子孫が多く、たまに知能が高く内政無双する者も出るが、基本文武両道がランホード王家男子の教育体制、だが現国王アルベルトは文武両道の一人息子しか、後継者は育たなかったのだった。

しかも遅くに出来た子だがインテリ気質で赤い物好き、善き者を引き寄せる才も有り、公務も学業と共に無難にこなし後は数年後の卒業後に、世の中の現実を見せる旅の試練のみ。

最年少ギルド職員にして最年少冒険者のパウエル、彼には息子の善き友として付き合ってるが、ローゼン家の長男ハウゼンは危うい存在で、アルベルト王は心配で成らないのだった』


❪王都アクシズに近い街道❫


ヨシナカ達は王都アクシズに向け歩く、南下すればエルクラウドて四番目に大きな都が有る、一番は王都ではなく商人の都エルフラウ、王都は二番目であるが貿易の荷物の流通や、食料や転送魔法物流の都クラナダが三番目である。

ヨシナカ達は何故か今回認識されており、不思議な格好の冒険者達一行として見られて居た。

暫く歩くと城と王都外壁が見えて来た、ヨシナカ達は門番に冒険者カードを見せ王都に入る、王都にしては期待してた賑わいは無い、街は綺麗に整備されてるが目に余る金持ち貴族だぜて、如何にも汚職してそうな金髪だが、ハゲ散らかし髪のオッサンだったり、化粧がケバい化け物等が闊歩して居る。

それに宝石で見た目派手だけな鎧を来たボンボンや、雇われゴロツキ四流やら王都にしては残念だった。

ヨシナカは庶民街と書かれた看板の方に向かう、庶民街を進み広場に出ると活気があり、門前とは活気の質量が違い皆明るく楽しく、談話をしたり井戸端会議いや噴水端会議をしたり、露店では立ち食いのコロッケ? が売られ、フランスパンの様な硬いパンや黒いパン、白パンと書かれた新パンは8000アイリスと、他のパンより桁の0が一個多い。

ケバブの様な露店やパンに肉を入れ、マスタードやヨーグルトを入れた……此方は、ケバブにしか見えないのを売ってるが甘味が無い。


(昔の日本だな、戦後色々な甘味が増えたが商売するには、腐敗した政治の在る街は危険だな)


ヨシナカは街を見て回るが金髪で赤い冒険者服の、18歳の青年を探したが居ない、学生服らしき服を赤くしたまだ中学を卒業した、背伸びしたい少年なら居たがたぶん違うなとヨシナカは、更に進むが四人はコロッケらしきのや、ケバブみたいな物を買い食いして居た。

まあ今回は虫の女王の卵を倒す以外、呑気な旅みたいだし良いかと放置した。

裏路地に行くと綺麗な翡翠色のドレスを着た幼女が居た、両サイドが金髪縦ロールと特徴的、迷子らしく話し掛けたが。


「お嬢さん迷子かい?」

「ひっぐ………迷子違います、家出したいです……」


何か訳あり幼女らしい、話を聞くと15歳の婚約者が居て決定された結婚が、幼女……ローリエちゃんが14歳になると身を捧げないと成らないらしい、とってもけしからん話だ滅ぼして来ようか、しかも婚約者は父親の親友? らしく合意の上ならと、向こうの父親は言ってるらしいが向こうの息子、名をハウゼンと言う少年は年上でグラマラス好き、しかもローリエちゃんの父親は、強引にでも結婚させたいらしい。

その理由がクズい、ローゼン家との婚姻で王家とパイプが欲しいらしい、あと王家の回りのコネクションが目当てらしく更にクズい。

しかも美味しくない食事で、いきなり胸が大きく成る筈もなく、学校での友達との放課後の時間さえ許さないらしい、父親と弟は贅沢三昧をし、母親は分からないらしい。

ヨシナカは倉庫に手入れある物を出した。


「何も無い場所に手が消えた……」


青い顔をするローリエちゃん、握ってた物を手に渡す。


「その銀の包装紙を開いてご覧、甘いお菓子だよ」


ヨシナカはまたハイチュウを渡した、今度は信州りんご味バージョンの限定版、幼女ローリエは恐る恐る口に入れると幸せな味が広がる、そしてローリエは人生最初のターニングポイントを迎える。


「………私家出してオジサンに付いて行く!」

「………またオジサンて…………」


ヨシナカはまた心に傷を負う、だが再び言おうヨシナカは最近まで地球では四十過ぎだ。


「私真剣ですよ!」


幼女に真剣と言われても困るヨシナカ、だから言う。


「家出したいなら覚悟をし、自分の足で立ち上がりなさい覚悟無ければ、その婚約者の父親に直訴し真実を伝えるか、諦めて道を進むかはローリエちゃん次第だよ」


ヨシナカは三つの道を提案した、たまに幼女とは思えない頭の回転をし、家出の場合は責任持って自立出来る術を叩き込むつもりだ。

そしてローリエちゃんと別れまた散策する、だが次はその問題ある婚約者の名前が聞こえる。


「あの先輩に付いて行くなハウゼン!」

「退け、俺は幼女趣味は無いし熟女でグラマラスな包容力の有る、そんな熟女と結婚したいんだぁー!!」


ハウゼンて赤系の髪の少年に殴り掛かる、金髪の少年は本気で殴り向かう。


「歯を食い縛れ修正してやる! ハウゼェーン!!!」


さっきの金髪で学生服を赤に改造してるぽい少年が、ローリエちゃんの一応婚約者に殴り掛かってたが、背の高い銀髪の少年に羽交い締めにされ止められてた。


「放せパウエル、コイツを精神から叩き直す!」

「暴力はよせシャア……城下町では偽名面倒だ……」


シャアと呼ばれた少年がパウエル少年? 青年? を睨む。


「このバカを修正は私の仕事だ、分かるだろパウエル」


何かもっとらしい事を言ってるが、暴力は仕事ではない。


「分からねえ~よ!」


軽く言うパウエル少年?


「では私がコイツを修正してから、説明してやる」


結局鉄拳制裁をしてからにしろと言いたい、シャア? 少年。


「物騒だね、子供が修正とかダメだよそれは、大人が説教して道を踏み外した者にする行為だ」


ヨシナカはハウゼンを睨み言う。


「君は父親にちゃんと、君の意思を伝えたのか?」


ハウゼン少年は黙る。


「言わなければ親子だって伝わらない、伝えても届かない親も居るが、自分の意志が強く持てるなら言いなさい、あと熟女好きに成っても、君を見て好きに成る女性は居ない」


ヨシナカは事実を言うと、足から崩れ落ち両手を着く。


「熟女が見てるのは、君の家柄と散財出来る金だよ」


ズバリ容赦無く言うヨシナカ、シャア少年とパウエル少年はそれに頷く。


「ならグラマラスな女性なら」


ヨシナカは言う。


「そこに君の未来が有ればね、只のハウゼン君を見てる人か家柄を見てるのかは、君の人を見る目次第だろう………無さそうだけど……」


ハウゼン少年の胸に、特大の図星のトライデントが刺さる。


「初めてだ………私は初めて、他人いや平民から心を折られる何て………」


だがシャア少年とパウエル少年は、ハウゼン少年を見る目が変態を見る目に成って居た、ハウゼン少年は何かうねうねしてたが無視。


「親の友の婚約者を大切にするか、自分の道を進むかはハウゼン少年次第だ……」

「何故それを……」


驚いた顔でヨシナカを見る。


「だがどの道を進むとも悪さをしたら、そこに居る親友が殴ってでも道に引き戻すさ、まあもし未来で悪さしたら私が君を切り捨てよう」


この時のヨシナカの言葉を、3人は冗談だと思ったがとある分岐の先のとある日、とある場所でハウゼンは消息が消えるのだった。

家族からは絶縁されたハウゼンの末路は厳しく、お飾りの妻と愛情を込めた愛娘を、とある冒険者の妻にされた上に末娘は異世界に家出、愛息子は汚物を見る目で相手にしてくれず隠居の父に、屋敷を叩き出され放浪者に成り下がり、最愛と思ってた女性のハーマンは、金が無いハウゼンから去るが後に捕まり、裏でしてた横領や悪事の数々でこの世を去る。


だがもう一つのハウゼンの道はこの後心を入れ換え、その先は婚約者を受け入れ雅史を義理の息子にし、キャスビルと共に愛娘や孫が生まれたら更に一緒に行き、隠居の家やたまに開かれる飲み会に楽しく参加するのだった、そして大和神国の将軍とも義父同盟を組むそして、友好国の輪が広がって行く。

ハウゼン少年はどんな未来をこの先、学園でのターニングポイントで、自分の意思で選ぶのだろうか?


そしてハウゼンとローリエの決断は、後の雅史に大きな影響を及ぼすが、ローリエが家出するルートは雅史には無い。

エルリーナと結婚するルートが多いが、唯一ローリエとハウゼンが夫婦でも、世界が破滅したりエルリーナを選ばない分岐も存在する。

雅史が死んだり世界が破滅する世界は、エルリーナもローリエも不幸な最後を迎える。


ヨシナカは収穫無く裏路地を歩くと、チェルに出会うとチェルが頭を下げる。


「ごめんなさい、来る時代と場所間違えたわ」

「………仕方ないまあ誰にもミス位あるさ………」


仕方ないので王都を漫喫してから、本来の時代に行く事にした、素泊まりの宿屋で部屋を確保し宿屋兼酒場で、カールは残り四人は同じく泊まる客から、冒険者ギルドのメシや酒は美味いと聞き、唯一連れて来たヒロも連れて冒険者ギルドに行くと、さっきの少年パウエルが冒険者ギルド職員らしき大人と、何か談話をして居た。

ヨシナカ達はギルドの酒場の方に行く、メニュー表には酒や肉料理や魚料理、サラダやスープも有るが独特過ぎて想像出来ない料理だらけ。

ドンドコカボチャのスープ、ドンドコて何だ? あとテコテコさんの絶品レタス、テコテコさんて誰やねん。

ペラニアのペラペラ焼き、ピラニアなの何の魚なんだ? エビブリャーのシュリンプ揚げ………名古屋弁訛ったのかよ!!

山賊さんの鳥揚げ肉……山賊焼じゃあ無いのかよ!! あとシゲンモチ魚のタルタルソース掛け、シゲンモチて何だよ!!


ヨシナカはメニューを閉じ、魔物牛のステーキと貴婦人の雫て葡萄酒を頼んだ。

ペラニアは孝介が頼み何かペラペラな魚の、焼き魚が出て来たがあっさりした味らしい。

ドンドコカボチャのスープは濃厚な黄色で、黒パンを浸しブルースがムニエルと共に食べてたが、ドンドコの意味は不明なままだった。

クロードはパエリアを食べて居た、ヒロは何処からか唐揚げを出し、一緒に葡萄酒を堪能した。


翌朝は職人街に行きドワーフ職人区画で、白オリハルコンの鎧? を見たりオリハルコンと竜燐を、練り込み打ち込み作り上げた竜合金剣、価格は税込1億アイリスと買い手を選ぶ武器たが、クロードが気に入りいつの間に換金したのか、即現金払いして居た。


「………お金貸さないよクロード」

「……たまには食事くらい奢れよブルース」


全財産叩いたらしいクロード。


更に店に寄るとカールが大きなクレイモアを握り、眼を輝かせて居たが剣の刃のカッティングエッジが、微妙な錆が見え諦めるカール。

魔法道具屋では白オリハルコンのワインドに、ルビーの魔法宝石が装飾されたのを、ブルースが5000万アイリスで買って居たが、亭主がニヤリとして居たが、ブルースの自己責任で知らんふりしておく。

煙幕やかすり傷薬も売って居て、マジックポーションや魔法ブーストポーション水薄め30%や、白オリハルコン蚕糸のローブや青色の星屑のローブが売って居る。

性能は魔法防御力と少し物理攻撃が防げる程度、まあダンジョン星には使えないが雑魚モンスター程度なら、問題ないがレベル40~50位のゴブリンとかの、雑魚敵なら楽勝防具程度。


ヨシナカは次のアイテム屋を見る、防御用のタリスマンのは物理だらけ、バングルや指輪も物理系の刻印とスキル先生が解説する。

毒消し薬に石化解除薬に傷薬中級に、体力回復ポーション中級に媚薬………媚薬は戦闘には使えないよね?


孝介は何故か皆の眼を盗み媚薬を有るだけ買って居た、何に使うのだろうか?

店を出てまた散策するとパンの香りがし寄る、異世界人製法のパンと書かれたパンは、惣菜パンだが昨日売ってたコロッケらしきのが、挟まったパンだけ。

食パンにコッペパンは有るが揚げパンは無い、コッペパンを揚げて砂糖をまぶしたのは、中学まで給食で出た懐かしきパンは無い。

試しにコッペパンを一つ買い真ん中に切れ目を入れ、ハチミツを少し流して食べたがやや硬いコッペパンだった。


「何でヨシナカガッカリしてるんだ?」

「僕に聞かないでよクロード」


何故か孝介に聞くクロードだった、商業区画からは以下略にし美術館や音楽ホール、何かの競技場や冒険者ギルド裏に試験な会場らしき場所もある。

また庶民街に戻って来た、昨日無かった果物露店を見付見るがリンゴと、オレンジらしき実にクルミや干し葡萄まあレーズンであるがある程度。

チーズの店はさっき有ったが、色々怖くて買えなかったがブルースとクロードは買ってたが。

また色々散策してたらチェルが現れ、悪党討伐依頼が入るそこはドラルーラと、このレーティシア国の国境にあるドラルーラの街らしい、一応その道中にも山賊のアジトが在るらしいから、その掃除も頼まれたのでアヤネとまだ能力不明な、モカとマーヤをチェルに頼み連れて来てもらった。

3人はヒロを見て何か言いたげだった、あとチェルさんどうやって移動したの?

庶民街奥から職人区画に向かう途中、昨日の幼女ローリエちゃんに捕まる。


「オジサン、もうお父様は話に成らないから一緒に行く」


笑いを堪えるヨシナカ以外全員、ヨシナカの本来の心が折れるのだった。


「私はまだ二十歳だよ、ローリエちゃん」

「私からしたらオジサンだよ、まあお兄さんでも通じるよね」


可愛らしいスマイルでヨシナカに言うと。


「グフッ」


違う意味でローリエちゃんの笑顔にクラクラ、ヨシナカはロリコンではないが可愛い子には甘い。


「誘拐に成らないかな?」

「幼女誘拐犯はヨシナカだけだ」


勝手に誘拐犯にするブルースとクロード、あとまだ腹を抱えて悶絶してる孝介……後で覚えてろよ。


「書き置きはして来たから、お兄さんはちゃんと責任取ってね」


頭痛がするヨシナカ、仕方ないので身を護る術や得意武器や魔法を、模索する事にし何故かチェルがケットシー化し、空間から女の子用の冒険者服を出すが………


「何でそんなに手際良いんだチェル?」

「エージェントの(たしな)みですよ」


それで済ませるチェルだった、不思議な個室を出し着替えさせると、ゴスロリファッションで現れた。


「なあクロード……」

「何だ?ヨシナカ」


ヨシナカはクロードに聞く。


「ゴスロリ服の冒険者なんて居るか?」


ヨシナカはクロードに聞くと、以外な答えが来た。


「一人居たぜ人間のお嬢ちゃんで、確かアリスだったかな?東の国から来たとか、コウスケやヨシナカより短い刀を持って旅をしてたな」


ゴスロリに刀は何か合わない気がしたが、何処かのアニメに同じくゴスロリ剣士が居た様なと、ヨシナカは色々悩む。

しかも似合って居るから(たち)が悪い、上から黒の薔薇リボンのミニハットに、ブラウスに胸にはピンクの紐リボンとフリルの襟に裾、コルセットにピンクのフリル付きミニスカに、白タイツにピンクの厚底ブーツと、完全にゴスロリであるのだが、やはり普通のゴスロリでは無かったて言うか、最初に出した女の子冒険者ぽい服は何処に行った?

両サイドの縦ロールはストレートに成り、ウイッグかは不明だが長い背中まで有りそうな髪を、右肩に置き髪の先端近くをピンクのリボンで纏めてる。

ではローリエちゃんのステータスを見よう、前途多難な気がするが。


【名前】ローリエ【年齢】11歳 (もうじき12歳)【性別】女【種族】人【職業】貴族令嬢(今現在)


【Lv】1【HP】20 【技】18【術】16


【腕力】18+100

【体力】20+100

【素早さ】30+100

【器用】80+100

【精神】98+100

【運】30+100

【魅力】190+100

【知力】390+100

【魔力】40+100



❪数値は成長中の子供の為、装備による+補正値❫


【剣】Lv1

【細剣 小剣】Lv8


【火魔法】Lv1

【風魔法】Lv1

【水魔法】Lv1

【地魔法】Lv1




【スキル】


算術 レーティシア国語 貴族作法 礼儀作法 ??? ???



此は前途多難より万策尽きるかな? 成長時に色々成長に良い食事は料理長に任せて、勉強は上司に頼もう………流石に此処に現れないみたいだし、銀河鯨で考えよう。


こうしてローリエを含めヨシナカ一行は、王都アクシズから旅立ったがまさか、昨日がハウゼンの運命の分岐点に成ってしまった、他のこの日ヨシナカと旅に出なかったローリエはハウゼンと、幸せな夫婦生活と偽りの夫婦生活に分岐する未来に向かう。


ローリエ「次回私がメインヒロイン」

イーノリ「違いますぅ~私ですぅ~」

リーサ「違う私だ!!」

ナルナル「フフフ………私だよ」

アズーナ「一番可愛いのは……そう私です、だから私がヒロイン」


言いたい放題である。

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