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その勇者、ポンコツにつき  作者: イルク
3/7

水も滴るいい男

拙い文章は許してください

「ゴホン!ま、まあステータスは全ての項目で過去の勇者様の10倍以上あるではないか!」


あ、やべえ。王様に惚れそう

そのとき一人の兵士が駆け込んできた

さっきのやつだ


「勇者様の服をお持ちいたしました!」

「さすがだ!ありがとな」

「いえ、おきになさらず!」


そしてパンツを手に取った瞬間気づいた

さっき忘れていたのはこのことだったのか


「なあ、タオルねえんだけど」

「「「「あ」」」」

「た、ただ今とって参ります!」


さっきの兵士さんが駆け出した

あんなスピードで走り続けて死なないんか?

そんなことを考えているとヤバめの視線を感じる

辺りを見回すと案の定姫様だった


「なあ、王様。姫様やばくないですかね?」

「すまんがこやつは筋金入りの変態だ。異常なる変態性というスキルが原因だが…」

「そんなスキルもあるんだな。まあポンコツ見たあとならすんなり信じられるわ」


もう一回姫様を見てみる

さっきは顔を隠していたが今は隠してない

内股を擦り合わせ頬を紅潮させ、鼻血を垂れ流し恍惚の表情で俺を見つめている

完全にアウトである

とりあえず無視をする


「勇者よ、聖剣授与の儀式をおこないたい。名前を教えてくれないか?」

「ハヤトだ」

「よし、では勇者ハヤトよ。貴殿を正式に勇者と認めよう。そして更に聖剣を与えよう。この聖剣は銘をシグルド。相手の攻撃を受けるかダメージを与えることで威力を増していく。ステータスが異常なまでに高い貴殿にふさわしいであろう。この剣をもって魔王を撃滅せよ」

「はっ!」


俺は正式に勇者となった

これでステータスに勇者が追加された筈だ

更に聖剣も手に入れた

けどこんな大切な儀式を全裸でやっていいの?

ダメでしょ?ねえ?

そのとき兵士さんが戻ってきた


「タオルをお持ちいたしました!」

「ありがとう」


俺はタオルを受け取って身体を拭いていく

ずっと濡れたままで気持ち悪かったからその分さっぱりする

下着を穿こうとした瞬間だった


「水よ!」


姫様が魔法を発動した

俺の身体がまたびしょ濡れに逆戻りだ

あーいらいらするな~( ^∀^)


「水の滴るいい男ね、素敵…」


彼女はそう言うと顔を恍惚に歪めた

表情が完全にR18である

そのとき姫様の後ろから王様が歩いてくる

姫様はそれに気が付かない

完全にトリップしてる

そして王様はアイアンクローで姫様を頭から持ち上げる


「いたいいたい死んじゃう!ねぇ!やばいこれ!やばいやばいぎゃあああああああ!」

「何度言ったら分かるのだ!勇者様がキレたら我ら皆殺しにされる可能性だってあるんだぞ!誰かこいつを閉じ込めておけ!」

「はっ!」


この国の闇を覗いた気がした

まだまだ下手くそですがいつか上手くなるためアドバイスや評価、感想をいただけると嬉しい限りです!

評価いただけるとモチベ維持にも繋がるのでぜひお願いします!

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