スキルに悪意を感じるんだが
ゆっくり書かせていただきます
筆者は高校生なので語彙力なくて文章も下手くそですが温かい目で見守っていただけると幸いです
広間は静寂に包まれた
王様らしき人も周りの騎士たちも固まっている
姫様らしき少女は両手で顔を覆っている
しっかり指の隙間から見ているが…
真っ先に動き出したのはかなり肥えた男性だった
服装から予測するに貴族だろうか?
きらびやかで派手な衣装で、ここはお約束か髪の毛はない
俺はバーコードになるくらいなら彼のような完全なハゲになりたい
そんなことを考えていると
「貴様はなぜ裸なのだ!仮にも勇者だろう!?」
「いや、事前に説明とかあれば話は別だけどな。俺がシャワーに入ってるときに召喚しやがったのはそっちだろ!」
「むう、まあ一理ある。誰か!勇者にふさわしい衣装を持ってこい!」
おお!やっと服が着れる!
なんか忘れてる気がしないでもないが
お!王様回復してるな
「予想外のことがおこってしまったが、ゴホン!貴殿は勇者として召喚された。我が国は現在魔王率いる魔族に侵略されている。そのため貴殿の力を借りたい」
「俺にはなにか力があるのか?」
「勇者として召喚された者は神から様々な恩恵を受ける。とりあえず“ステータスオープン”と言ってみてくれ」
「ああ、“ステータスオープン”」
目の前に薄い青色の板のような物があらわれる
そこには俺の能力が書かれていた
「見えたようだな。それが貴殿の力を表すのと同時に身分証明書にもなる。ちなみにスキルを見ても構わないか?」
「ああ、いいぜ」
ステータス
森下颯斗(人間・♂)
レベル 1
攻撃力 23592
守備力 10006
敏捷 21469
魔力 18953
[スキル]
勇者の加護…戦闘時ステータス超上昇
不屈の意志…暗殺無効
聖剣招来…聖剣の名前を呼ぶと聖剣が顕現
電光石火…スキル発動時敏捷3倍
ポンコツ…(´・ω・`)ドンマイ
「おお!さすが勇者だけあ…る…?」
「ポンコツ…」
「なんかすみません」
ああ、俺のポンコツ、消えないんだ…