表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このKissは、嵐の予感。(仮)   作者: 諏訪弘
ーメア・イート編ー
547/1227

6-MS-119 コルトに16歳の神授を取り戻せ - 本能の泉、欲望の砂浜、シンプルリーズントゥリヴ -

***********************


 テロ組織(テロリスト集団)として認定

 世界創造神創生教(創生教)=邪教・汚教・愚教・悪教の

 世界創造神創生教会(創生教会)


 世界創造神様公認の新興宗教

 正創生教=正教

 正創生教会=正教会


 ある日の正午(15時)過ぎ、

 教会・寺院・聖堂・大寺院・大聖堂

 ・神殿・大神殿・神宮・大神宮・他に、

 神授があった。


 創生教と正創生教は紛らわしい。

 名前を変えよ。

 今日の夕飯時までに良い名前を付けよ。

 以上。


 正創生教は多神教の宗教だ。

 第一神の世界創造神様を差し置いて、

 他の神々様方の御神名をにはならず。


 皆、悩みに悩み抜いたが、

 如何せん時間がない。


「だったら、聖人教会で良いのでは?」

「だったら、間を取って、

 こういうのはどうだろうか?」


 ある日の23時(闇の時間まで後1時間)。

 正創生教=正教は、創聖人生教=聖教と、

 正創生教会=正教会は、

        創聖人生教会=聖教会と、

 名前を変更した。


 創聖人生教、聖教。

 創聖人生教会、聖教会。

 満たされた。

 以上。


***********************



「おっかしいな……本能の泉に面してるって言ってましたよね?」

「はい」


 アシュランス王国の王都スカーレットの北に広がる森林地帯『モルングレー西の森』に整備した『野生の丘(ワイルドヒルズ)公園』には、西モルングレー山脈の湧き水を利用し【マテリアルクリエイト】で創造した『本能の泉』がある。


「これって神殿なんですよね?」

 本能の泉の砂浜(ビーチ)から神殿と思われる建物を眺めているとつい本音が。


 神眼を意識する。

 建物名:快楽四十八技の神殿

 素材名:桃色大理石(ペルリーノロザート)。ピンク色の大理石(マープル)、へぇ~~~、石にも色々あるんだなぁ~。


「快楽を司りし神プファルカーマイヤ様を御神体とする四十八技の神殿のようですね。ピンクとはこれまた斬新ですね」


 斬新。……斬新……そうなのかもな。



 ある日の午後、改名したばかりの聖教会に再び神授があった。


『西の森に湧き水を使った泉を作り中精霊以上の水の精霊を一精霊誘致せよ。さすれば救われる』


「「「「「神授は絶対です」」」」」

 と、王都中の神殿の神官長達が、スカーレット大神殿に押し掛け、chefアランギー様とフォルティーナの独断と偏見で強制的に聖教会の神代(ジンダイ)(トップ)に就任したばかりのクレマン・ルーリンに詰め寄った。


***

【クレマン・ルーリン】

 バルタザール・ルーリンとパトリシア・ルーリン(旧姓フェトロング)の次男。一時期、叔母サンドラ・ルーリンの養子だった。サラ・ルーリンの実兄。

***


 クレマン神代に泣き付かれたサンドラさんは、クレマン神代を伴い国王執務室へとやって来るなり。

「政故、陛下にお任せ致します。部下の鍛錬がありますので私はこれで」

 と、言い残し、執務室を後にした。


 残された俺達は、

「陛下、お久しぶりでございます」

「クレマン殿、お久しぶりです」

 他人行儀な挨拶を交わし本題に入った。


 そして出来上がったのが、野生の丘(ワイルドヒルズ)公園、本能の泉、本能の泉神殿ヶ浜だ。


 本能の泉は幅三百mの砂浜(ビーチ)に囲まれた直径二kmの真円型の泉だ。


 本能の泉のビーチを臨む様に建立された『煩悩百八【心の神殿】』『快楽四十八【技の神殿】』『苦悩三【毒の神殿】』の三つの神殿。


 イエレミーヤ様の寝殿は毒の神殿の中にあるはずなんだが……。


 その神殿が見当たらない。

貴重な時間をありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ