1-41 中空の避暑地で出来る事と、農園。
王都へ発つ前の繋ぎ回です。
宜しくお願いします。
――― 東モルングレー山脈
スタシオンエスティバルクリュの別荘地下3F
――― 6月7日 12:30
俺は、補助スキルのサポートを受けながらでの、魔法と神気の扱いを練習する為、別荘の地下3階にある訓練場へ移動し、【BIRTHDAY・SKILL】【SENSE・SKILL】を神授スキル【タブレッド】で確認していた。
≪You've Got Mail(女の子の可愛らしい声)
おっ!創造神様からメールかな?・・・メールを表示 ≫
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R4075年06月07日(邪)時刻12:30
差出人:Souzoushin-Sama
宛先 :Roiku Charrette
件名 :アラキバからのお礼と品
3000年程石化していたそうです。
見かけないので変だと思っていました。
そんなアラキバから、御礼の言葉です。
「助けてくれて、ありがとうございます。
御礼の気持ちを品で贈ります」
アラキバからの品を預かりましたので、
プレゼントBOXに贈りました。
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プレゼントBOXを表示 ≫
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R4075年06月07日(邪)時刻12:33
≪プレゼント内容≫
天使アラキバより感謝の品を預かりました。
1.【天使の翼の羽】3片
一言:貴重な道具の素材になります。
2.【軸切りの短剣】
一言:石化していた間に、神界神域では、
所持しているだけで違法になって
いました。下界では違法にならない
そうなので、差し上げます。
神具【軸切の短剣】を所持した状態
(タブレット内所持含む)で、
ドームココドリーロに来店した場合、
神罰を受ける可能性があります。
天使アラキバの気持ちを汲み、
【軸切りの短剣】を再創造しました。
【軸切りの短剣】改め
【variableの短剣】を神授します。
≪付与付加スキル≫
①神授スキル【Coupedimension】
※指標・座標・要素。次元を切り裂く※
※肉体を切り裂く事は不可能※
注意:装備時のみ発動可能スキルです。
②神授スキル【Coupedésir】
※能力・起因・意味。原因を切り裂く。
※精神を切り裂く事は不可能※
注意:装備時のみ発動可能スキルです。
③神授スキル【accordamitié】
※所有者と共に神気成長※
※常に携帯装備する事を推奨※
④スキル【リュニックファタリテ】
≪≪効果≫≫
1.神気を持たざる者が触れると、
【MP】が0になり気絶します。
2~3日で目覚めます。
2.神気を所持する者が触れると、
variableの短剣より神気の
低い者は気絶します。
1~2日で目覚めます。
variableの短剣と神気が
同等の者は麻痺状態に陥ります。
1日程で麻痺状態から回復します。
variableの短剣より神気が
高い者は睡眠状態に陥ります。
半日程で目覚めます。
3.神格系統上位の者には全て無効
御利用は計画的に・・・
実戦で感覚を掴んだ方が早いです!
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実戦で感覚を掴めって指示されても、神授スキルをむやみやたらと使う訳にはいかないし、推奨されてるから装備だけはしておくか・・・variableの短剣を取り出し ≫
≪・・・武具・装備武器より【variableの短剣】を取り出しました。神授スキル【Coupedimension】【Coupedésir】の使用が可能になりました。【リュニックファタリテ】の認証が完了しました。神授スキル【accordamitié】による同調同期作業を開始します。
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≪・・・ ・・・ ・・・ STATUS&SKILLの同調同期を完了しました。【GMP】31の相互作用を開始しました。
俺の右手に短剣が出現する。俺は、腰ベルトの後ろ側に短剣の柄を右側に倒し装備した。
さて、やっと練習が出来るよ。昨日、運の神様からいただいた補助スキルの☆の数値での威力の違いを確認しよっと・・・神授スキル【マテリアル・クリエイト】で調整してた自然魔素の加減を、各属性の魔法に置き換えて良い訳だから、まずは地属性。
魔法神気発動補助スキル・練習中の今だけ・場所:前方30cm正面より右へ20cm 画面表示 ≫
≪・・・認証更新しました。
タブレットの画面が俺の前方30cm右側20cmの距離に映し出された。
魔法は威力も範囲も☆1以下は設定出来ないみたいだから・・・【ラピス】魔法☆1☆1 発動 ≫
俺は、前方の的へ向け精霊地属性下級魔法ラピスを☆1☆1で発動させてみた。
≪ガガガガガガガガガガガガガッ
的の周囲に直径50cm程の岩が13個出現し、時速230kmの速さで一斉に襲い掛かった。的を攻撃した岩は物理ダメージを与えると直ぐに消え他の岩の邪魔になる事は無い様だ。
母さんに貸して貰った『四大属性の魔術基礎』の魔術書には、名称と【MP】の消費と簡単な事象しか書いてないし、比べる対象が無いと分かんないや!・・・(地属性下級)魔法【ラピス】☆1☆1が、魔術の【地属性の心得】レベル10と【地属性魔術】レベル10を所持した人が発動する、地属性下級魔術【ラピス】レベル3以上の余剰レベル10だったとして、これの約13倍なのか?・・・それに、的が脆過ぎて自分の魔力の威力がどんな物なのか分かり難いなぁ~・・・。
***魔術・魔法各種の説明***
主な攻撃(魔術)魔法の名称
※発動者の想像力に影響を受ける※
【地属性】(魔術の場合)
下級(魔術)魔法【ラピス】
レベル1:通常個数1 【MP】-5
レベル2:通常個数1 【MP】-8
レベル3:通常個数1~【MP】-12
※石・岩を操る。対象単体※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル4~は余剰消費として発動※
中級(魔術)魔法【ペトラ】
レベル4:通常個数3~5【MP】-9
レベル5:通常個数5~9【MP】-14
レベル6:通常個数9~ 【MP】-20
※石・岩を操る。対象複数※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※通常はレベル4・5・6の3段階※
※レベル7~は余剰消費として発動※
上級(魔術)魔法【セロ】
レベル7:通常個数1~ 【MP】-24
レベル8:通常個数1~ 【MP】-50
レベル9:通常個数1~ 【MP】-80
※大岩巨石を操る。対象単体複数※
※距離速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル10~は余剰消費として発動※
最上級(魔術)魔法【アルバ】
レベル10~:通常個数不明【MP】200~
※心象・想像・独創等々に依存※
魔法(精霊魔法)は【MP】を消費しない為、
魔術とは根本的に別物である。
集めた自然魔素を知属性として
発動させ上記に似た物理現象を起こしている。
その為、魔法レベル1の威力範囲効果は、
魔術レベル10の約13倍になってしまう。
【水属性】(魔術の場合)
下級(魔術)魔法【アクア】
レベル1:【MP】-3
レベル2:【MP】-5
レベル3:【MP】-8
※水を操る。対象単体※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル4~は余剰消費として発動※
中級(魔術)魔法【クリーク】
レベル4:通常個数3~5【MP】-7
レベル5:通常個数5~9【MP】-12
レベル6:通常個数9~ 【MP】-16
※水を複数操る。対象複数※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※通常はレベル4・5・6の3段階※
※レベル7~は余剰消費として発動※
上級(魔術)魔法【キャナル】
レベル7:通常個数1~ 【MP】-20
レベル8:通常個数1~ 【MP】-40
レベル9:通常個数1~ 【MP】-85
※水を複数操る。対象単体複数※
※距離速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル10~は余剰消費として発動※
最上級(魔術)魔法【イヌンダシオン】
レベル10~:通常個数不明【MP】190~
※心象・想像・独創等々に依存※
魔法(精霊魔法)は【MP】を消費しない為、
魔術とは根本的に別物である。
集めた自然魔素を知属性として
発動させ上記に似た物理現象を起こしている。
その為、魔法レベル1の威力範囲効果は、
魔術レベル10の約13倍。
ただし、その場の自然魔素・水属性の
状況の影響を受け易い。
【火属性】(魔術の場合)
下級(魔術)魔法【アグニ】
レベル1:【MP】-3
レベル2:【MP】-5
レベル3:【MP】-8
※火・炎を操る。対象単体※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル4~は余剰消費として発動※
中級(魔術)魔法【イグニース】
レベル4:通常個数3~5【MP】-7
レベル5:通常個数5~9【MP】-12
レベル6:通常個数9~ 【MP】-16
※火・炎を複数操る。対象複数※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※通常はレベル4・5・6の3段階※
※レベル7~は余剰消費として発動※
上級(魔術)魔法【ポルケーノ】
レベル7:通常個数1~ 【MP】-20
レベル8:通常個数1~ 【MP】-40
レベル9:通常個数1~ 【MP】-85
※火・炎を複数操る。対象単体複数※
※距離速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル10~は余剰消費として発動※
最上級(魔術)魔法【インフェルノ】
レベル10~:通常個数不明【MP】190~
※心象・想像・独創等々に依存※
魔法(精霊魔法)は【MP】を消費しない為、
魔術とは根本的に別物である。
集めた自然魔素を知属性として
発動させ上記に似た物理現象を起こしている。
その為、魔法レベル1の威力範囲効果は、
魔術レベル10の約13倍。
ただし、その場の自然魔素・火属性の
状況の影響を受け易い。
【風属性】(魔術の場合)
下級(魔術)魔法【ブロウ】
レベル1:【MP】-2
レベル2:【MP】-4
レベル3:【MP】-7
※風を操る。対象単体※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル4~は余剰消費として発動※
中級(魔術)魔法【ゲイル】
レベル4:通常個数3~5【MP】-6
レベル5:通常個数5~9【MP】-11
レベル6:通常個数9~ 【MP】-18
※風を複数操る。対象複数※
※速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※通常はレベル4・5・6の3段階※
※レベル7~は余剰消費として発動※
上級(魔術)魔法【ブラスト】
レベル7:通常個数1~ 【MP】-16
レベル8:通常個数1~ 【MP】-35
レベル9:通常個数1~ 【MP】-72
※風を複数操る。対象単体複数※
※距離速度質量は【MP】の余剰消費量に依存※
※レベル10~は余剰消費として発動※
最上級(魔術)魔法【アニマ】
レベル10~:通常個数不明【MP】150~
※心象・想像・独創等々に依存※
魔法(精霊魔法)は【MP】を消費しない為、
魔術とは根本的に別物である。
集めた自然魔素を属性として
発動させ上記に似た物理現象を起こしている。
その為、魔法レベル1の威力範囲効果は、
魔術レベル10の約13倍。
ただし、その場の自然魔素・風属性の
状況の影響を受け易い。
***魔術・魔法各種の説明おわり***
俺は、四大属性の魔術を魔術書を見ながら、補助スキルの魔法(中級)☆1~☆10まで試したところで、今日の練習を中止した。補助スキルの☆の数値を任意変更する事で、魔法の威力や範囲をコントロールする事が出来るという点では一応目的をクリアした事になるからだ。それに、攻撃や防御の魔術よりも、俺の場合は各属性の『特殊魔術』『補助魔術』『支援魔術』『応用魔術』の方が人前で魔法を使用した際に、誤魔化し安く目立た無くて良いのではないかと考えたからだ。
聖属性、邪属性、光属性、闇属性、数多く存在する無属性の(魔術)魔法と、神授スキルによる個人(魔術)魔法。神授スキルによって所持している他人のスキルは、俺の神授スキル【オペレーション】【パーフェクト・コピー】でも入手する事が出来ない。だがスキルとしては入手する事は出来ないが、神授スキル【マテリアル・クリエイト】で同じ事象を再現する事は出来る。万物の理から逸脱した心象でもし無い限り、ほぼ全ての事象行為が可能だという事も、運の神フォルティーナ様との昨日の練習で理解した。
力をコントロールし抑止し目立たない事が俺にとっての急務だという事を再認識しつつも、世の中うまく行かない物である。既に一人歩きしてしまっている英雄談や全属性談はもうどうしようも無い。
公爵で無くなった事だけが、唯一の喜びだ・・・
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『ロイク。急いで畑に来てくれ』
俺の思考に、邪狼獣ロージャンさんが、早口で語り掛けて来た。
『ロージョンさん!何かあったんですか?』
『良いから、直接自分の目で確認してくれ』
『わ、分りました。今行きます』
【フリーパス】場所:邪狼獣兄弟姉妹達の家の前・移動 ≫
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――― 東モルングレー山脈
スタシオンエスティバルクリュ 邪狼獣邸 前
――― 6月7日 14:10
俺は、スタシオンエスティバルクリュの邪狼獣邸の前に神授スキル【フリーパス】で移動した。
「これ・・・高山闇爪大魔熊の8匹がやったんですよね?」
「俺様が昼寝している隙にこんな事になっていた・・・」
「隙にっていうか、畑を作る為に開墾からって・・・始めたの4時間位前ですよ!」
朝9時の時点では、見渡す限りの草原が広がっていた場所には、花畑に畑に茶畑に珈琲畑に果樹園に桑畑が綺麗に区画整備され、誰が見ても立派な農園が完成していた。
「区画整理用の道や水路は俺の魔法で整備しましたが、どうやったらこんな短時間に・・・?」
「俺様が思うに、人間の2.5倍位の身長、13倍位の体重。知能もそれないりに高い魔獣だ。属性攻撃や力もなかなかある。8匹も居る訳だ。こんなもんだろう」
「そういう事にしておきます・・・」
予想を遥かに上回る規模の農園が完成した。収穫の時は、スタシオンエスティバルクリュに助っ人が必要だと確信した。
「ロージャンさん。この食料は、ロージャンさんが食べちゃダメですよ。ツヴァイ、ドライ、ゼクト、アハト、イリース、ヴィンデ、ブルーメ、パルメ達に、お昼になったら渡してください。頑張ってくれたお礼に、彼等が好きだって言う林檎のお酒も渡しておきます」
俺は、ロージャンさんに、林檎から作られた酒と森猪の肉を大量に預けた。
「このままで良いのか?」
「彼等は熱が通っていたら食べませんからね。酒は樽のまま出してやってください。喧嘩する様なら適当に分けてやってください。出来ますよね?」
「邪狼獣のロージャン様に任せておけ。しかし勿体ない、焼いた方が上手いのに残念な奴等だな。グワッハッハッハ」
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――― 東モルングレー山脈
スタシオンエスティバルクリュ 別荘の厨房
――― 6月7日 14:40
俺は、別荘の厨房に移動し、『料理の神chefアランギー様』と、妖精のお仕事の妖精で『焦げ茶色のスーツのスコーチュ君』『深緑色のスーツのアメール君』『黄色のスーツのオムレットさん』『紫色のスーツのソイソース君』『白色のスーツのメレンゲ君』と農園で育てる野菜や牧畜の相談をしていた。
「その、KANBENOWAGYUって、この世界の森牛や平野牛に似た牛を育てると良い訳ですね?」
「おんやっ!知らないのですか?はい。この牛は、私が経営するレストラングループの本店、味の追求の本拠地カンベ下界では超絶最高級の牛ですはい」
「でも、他の世界の獣を飼育しても大丈夫なんですか?」
「おんやっ!パトロンロイク殿よ。神に神獣に精霊異界異域の存在が住まうスタシオンエスティバルクリュでどうして牛だけが拒絶されるのですか?はい」
「まぁ~確かにグローバルですけど・・・住民と家畜を一緒に考えるのもどうかと思いますよ」
「あい分かった。カンベ下界よりコルト下界にKANBENOWAGYUを私が運んで来る。無事に移動出来た暁には飼育という流れで行こうはい。手始めに3000頭運んで来よう」
「分かりました。運ぶのに成功した際は飼育を開始します。餌とか育て方とかの資料も忘れずにください」
「おんやっ!抜かり無くはい」
「それで、チーズ用の乳牛と、ハム用に団栗や胡桃を食べさせた豚に、鴨に鵞鳥に軍鶏に鳩に羊ですよね?」
「兎や鹿や熊や猪や魚は、随時調達で・・・はい」
「あれ?毒を持った魚の水の中での放牧がどうこうって・・・」
「そうだった。これもカンベ下界から無事に運べたら飼育を頼むはい。海の水や特殊な水を満たした生簀と呼ばれる人工の池で育てる事が出来る河豚に鮭に伊勢海老他にも色々持って来る。その時は任せた。はい」
「他所から持って来ないと開始出来ない物は随時やるしかないので、その都度打ち合わせをお願いします。手に入りそうなら事前にメールを送って貰えると助かります。それで、野菜や果物の話ですが・・・」
「おんやっ!常夏樹と温帯樹は、創造神から許可を貰ってある。だから、果樹園に植える様に高山闇爪大魔熊に渡したはい」
「その、常夏樹って果物の木は1年中南国で育つ果物の果実を実らせて、温帯樹って果物の木は1年中常夏樹とは別の果物の果実を実らせるんですよね?」
「便利な植物なので、スタシオンエスティバルクリュに採用させて貰ったよはい」
「果物と野菜の勘違いをするなと先程仰っていましたが、どんな野菜?果物なんですか?」
「おんやっ、あくまでも私の個人的な見解になるが、草や蔓や根になる実は野菜。樹木になる実は果物。だが、私としては、メロンやスイカやイチゴは果物として扱っている。バナナやアボカドやココナッツは野菜として扱う事が多いはい」
「なるほど・・・料理って本当に奥が深いですね」
「食を楽しむ者の心の中に宇宙が広がっている様に、料理の1つ1つにも宇宙が広がっている物なんだよはい。私の宇宙に欠かせない物。茸類と海藻類他にも乾物や薬膳用の食材・・・おっと、脱線してしまった。調味料や旨味出汁に必要な物は私は自分で揃えると決めている。新鮮な食材の提供。コルト下界ならではの食材の提供。異界の最高級な食材の提供。頼むよはい」
「何気に難しい注文ですよ。それ・・・」
「おんやっ。共に料理の世界の更なる高みを目指しましょうはい」
「俺も?・・・」
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「パトロンロイク殿。もう直ぐ、ランチの時間ですはい」
「もう、そんな時間かぁ~・・・何か今日は疲れたなぁ~・・・」
「おんやっ元気が出る物を、一品プラスしてお出ししましょうはい」
「ありがとうございます」
「それで、野菜とかの件ですが、結局何を植えたら良いですか?」
「おんやっ!苗や種は既に渡してありますはい。あの有能な高山闇爪大魔熊達は、妖精達の指導を受けコルト下界最強最高の農家になるでしょうはい」
「ウィーchefアランギー。お任せください」(妖精5人)
・・・もしかして、妖精5人と高山闇爪大魔熊8匹に丸投げしても、大丈夫なんじゃないだろうか。そんな思考が過った俺でした・・・。
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