表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このKissは、嵐の予感。(仮)   作者: 諏訪弘
―ララコバイア編ー
266/1227

4-71 対峙④


***********************


 Q3:コルト下界では迷宮、

    メア下界ではダンジョン。

    コルト下界に存在する

    闇の迷宮691個中3個が、

    メア下界に存在するダンジョンと

    転位移動の魔力陣或いはゲート

    或いは何らかの方法で繋がっている。

    怪しいダンジョンは?


    現時点で把握している事。


  1.メア下界のモーヴェドラゴン達が

    調査攻略を成功させたダンジョンの

    強制排出の魔力陣の転位移動先が

    コルト下界の闇の迷宮である。


   ◆ジャンガヴァードは転位移動先の

    闇の迷宮から脱出し、

    名を持たざる歪みの森の迷宮に

    迷い込んだ為、

    最初に迷い込んだ闇の迷宮の

    特定には至らず。


   ◆エレオスが転がっていた闇の迷宮は、

    メア下界のダンジョンと繋がっている

    可能性が高い。

    調査は途中の為、特定には至らず。


    途中である理由......


    邪神竜ロザリークロード様と

    トゥーシェの共同作業によって、

    ゲートが開通。


    コルト下界側のゲートは、

    神によるゲート『任意展開』

    ※神だから※


    メア下界側のゲートは、

    無十楽礼拝堂のゲート『ツヴァイ』

    ※トゥーシェの妙な才能※


    無十楽礼拝堂には、

    ゲートツヴァイの他にゲートが7個。

    真北のゲート『シュリュッセル』

    北東のゲート『ツヴァイ』

    真東のゲート『ベリューレン』

    南東のゲート『ルーフェン』

    真南のゲート『ウムアルメン』

    南西のゲート『アインファル』

    真西のゲート『コンバイン』

    北西のゲート『エルフ』


    ゲートが繋がった為、

    迷わず足を踏み入れ、

    ......メア下界に来たから。


    コルト下界に戻り次第、

    この迷宮の調査を再開する予定。


  2.モーヴェドラゴン達が調査した

    ダンジョンの再調査が必要。


  3.少し前ロイクとトゥーシェが

    偶然迷い込んだ闇の迷宮。

    BOSSの部屋で影結魔族と遭遇。

    この事からこの闇の迷宮が

    メア下界と繋がっている

    可能性は高い。


    ただし、未調査である。


    未調査である理由......


    コルト下界の闇の迷宮は、

    午後18時から午前6時。

    闇が支配する時間にのみ出現し、

    調査が可能。

    光が支配する時間に

    調査を行う為には、

    特殊なスキルが必要。

    例えば、ロイクのフリーパス。


    ......強制排出されたから。


    当時のロイクは技術や経験が

    不足していた為、

    この迷宮にマーキングを施して

    おらず、再調査する為には、

    この迷宮を探し当てる必要がある。


    よって、コルト下界に戻り次第、

    この迷宮を探索する予定。


 A1:知らん。

    ただここ最近、

    ダンジョンが増え続け、

    現在確認されているダンジョンは、

    一万個以上。


「なるほどだね。闇が広がり溢れているね。ダンジョンが増え続けているのはこれが原因だね」


***********************


 数億年も前から闇は今の様な感じで、ダンジョンが増え始めたのは、ここ最近三万年位の話なんだそうだ。


 トゥーシェやリュシルからダンジョンの話を聞いた事が無かったのは、おかしな事では無かった。


 二人がメア下界に居た頃。約六十万年前(・・・・・・)のメア下界にダンジョンは三つしか存在していなかった。それも、ヴィスズ族の王国ペルヴィスゼナンの()都ランドン市内にだ。ダンジョンの存在を知っていたのはメア王国の国王サザーランド・ボナ・サザーランドと一部の腹心、そしてデーモン(人魔族)の王族だけだった。


 おかしな事。トゥーシェはフォルティーナに五千万年近く拘束されていたはずなのに、年齢は六十万十三歳。普通に理解出来ない。


 主題に戻し情報を整理する。メア王国の国民がダンジョンの存在を知ったのは、野生のダンジョンがポツポツと発見される様になったからだ。


 ダンジョンが齎す富と災害は、管理する事で幾らでも調整する事が出来た。その為、ダンジョンは金の卵一大産業と位置付けられ奪い合いの中心となった。


 奪い合いの中心は、十二諸侯区だった。


 中央の王都や各都市、辺境の()都は、絶対神ナナンフェルテリーナ様の強力な結界で護られていて、所謂不可侵。


 俺は、ペルヴィスゼナンにある三つのダンジョンが気になり、メア王国の国王サザーランド・ボナ・サザーランドに確認しようとしたのだが、またしても脱線が直撃。


「その三つのダン」


「女神フォルティーナ様。宜しいでしょうか?」


「何だね」


 え?・・・俺の話は無視・・・です・・・か。ですよねぇ~。


「リュシルの人格が最初に現れたのは、古の世界にあるゼルフォーラと言う国の墓地に発生した闇の迷宮の中で間違いありませんかな?」


「その通りだね」


 あれ?・・・前に言ってませんでしたか?・・・帰宅したらトゥーシェの精神が子供になってた的に事を。


「古の世界の闇の迷宮は、ダンジョンと同じく闇が濃い訳ですな」


「その通りだね」


「闇が原因で、トゥーシェが二人になったとは考え過ぎでしょうか?」


「分からないね。気付いたら増えてたね」


 目の前で二人になりませんでしたっけ?


「・・・そうですか」


「うんうんだね」


「古の世界の王よ。リュシルがトゥーシェより独立した際の状況を詳細に聞かせてくれぬか」


 ・・・ダンジョンの件を聞きたい。のだが・・・はぁ~、先にこっちを満足させるしかないか。折角だ。おかしいなって思ってた事をぶちまけるとしよう。


「はい。トゥーシェの本来の姿は、この場合の姿って言うのは人格や精神の事なんですが、リュシルの方らしんです」


「トゥーシェが幼き頃の愛らしい状況で戻って来たのかと思っておったが納得がいったわ......


≪トントントン


≪「旦那様。奥様がお見えになられました」


......うむ。構わぬ。通せ」


 ドンドン脱線するよ。何処までも・・・。


≪「畏まりました」


≪ガチャ



 メア王国の国王サザーランド・ボナ・サザーランドが腰掛けていたソファーには、メア王国の王妃ミネルヴァ・アウグステ・ボナ・サザーランドが腰掛けている。


 メア王国の国王サザーランド・ボナ・サザーランドはというと、王妃に促され王妃が腰掛けるソファーの後ろに立っていた。


 力関係が分かり易いな。


「随分と久しぶりですね。トゥーシェ」


 王妃は、迷う事無くリュシルに声を掛けた。


「おババ王、トゥーシェは私なのじゃぁ~」


 トゥーシェは、工房ロイスピーの菓子を頬張りながら、口を挟む。


「貴女は、・・・そう・・・そうね失踪当時のトゥーシェはそんな感じだったわね」


「妾は、トゥーシェが二人おっては紛らわしい故、旦那様よりリュシルの真名を付けて貰った故、トゥーシェは、もう一人の妾で間違い無い。御祖母様よ。御代わり無く息災で何よりじゃ」


「貴女が居なくなってから、五千万年」


「あぁ~~~!!!!!そうですよ」


 おっと、いっけねぇ~。祖母と孫の感動の再会に水を・・・。


「旦那様よ。どうかしたのか?」


「あらあら、何かしら?」


 えっと。ここはぶちまけるチャンス!!!


「トゥーシェは六十万年とか言ってますが、前にフォルティーナが五千万年位監禁してたら、トゥーシェが子供になってたって言ってたんで、それが気になってたんです」


「なんだねロイク、君はそんな小さな話を気にしていたのかね。ハゲるね」


「いやいやいやいや気になりますよ。六十万年と五千万年ってかなり違いますよ」


「何を言ってるね。たかだか四千九百四十万年の違いだね。あっと言う間だね」


「古の世界の王よ。つまらぬ話で話の腰を折るでないわ。王妃と儂にとっては久しぶりの孫娘なのじゃ。邪魔するでない」


 ・・・五千万年は久しぶりの部類に入るんですね。おかしいのって俺?


「リュシル。やっぱり五千万年であってたんですね」


「妾の人格がまだ今のトゥーシェ程だった頃じゃ。大人の人格に切り替わる前に妾は堕落の女神今の運の女神フォルティーナ様にKANBE下界で拘束され、神界に連行され創造神より罰を与えられた。フォルティーナ様に罰は一任され妾はフォルティーナ様の世界に閉じ込められた。その世界の五千万年はメアの五千万年でありコルトの六十万年。コルトの六十万年はメアの六十万年でありKANBEの六十万年。故に、KANBEとメアの時間は同じ六十万年であありながら五千万年でもある。知っていたか?」


「・・・ごめん。何言ってるのか全然分からないです」


「簡単な話だね。あたしの空間が夫々の下界に干渉した結果だね。時間の理の調整が追い付かなくなってだね。取り合えず生中みたいな感じで折り合いがついたね」


「は?」


「つまりだね。あたしの空間で五千万年位経ったから、メアでもKANBEでも五千万年位経った体で良いね。そんな感じで調整したね。だがしかしだね。トゥーシェはコルトに逃亡したね。コルトはナナン縁の下界だね。やってしまったね」


「何をですか?」


「コルトから見たメアは、六十万年だったね。だがしかしだね。あたしの世界とメアは五千万年で帳尻を合わせていたね。五千万年経っている体と六十万年経っている体が存在してしまったね。面倒だったからトゥーシェは女だね若い方が良いね。武士の情けだね」


「六十万十三歳なのは・・・」


「そう言う事だね。歳はコルト仕様。経過時間はあたしの世界仕様のままだね。一度帳尻を合わせてしまった時間への干渉は同じ位の時間がかかって面倒極まりないね」


「トゥーシェに限り、コルトでは六十万年でメアでは五千万年って事なんですか?」


「うんうんだね」


 あぁ―――。真面目に考えると負けな気がして来た。


「何はともあれ。無事にこうしてまた祖父母と孫娘が会えた訳だね。良かったね。ウィンウィンだね」


 使い方、凄い間違ってるし。


「儂の勘違いでなければ、トゥーシェは幼少の頃に神に捕まり、六十万年だが五千万年拘束され、その間に成人しリュシルの人格へと成長した。神からの責め具を受け続けたリュシルは自身を守る為に捕まった際の人格をトゥーシェを生み出し耐えた。本来の人格のリュシルは生み出したトゥーシェの人格の陰に隠れ時を待った。そして、女神フォルティーナ様のフィンガースナップで二人になった」


「そんな感じだね。ついでに言うとだね。今の話には間違いがあるね」


「間違いですか?」


「そうだね。あたしがトゥーシェの拘束に成功したのは、ナナンやあたしが好んで滞在していたレジダンスデューの中の神宮殿だったね。一千万年もかかったね」



・・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・



 結局のところ、


「トゥーシェって幾つなんですか?」


「忘れたのじゃぁ~」

「旦那様には全てを知って貰いたいとは思っておる故、話すのは吝かではないのだが、場所と言う物があるとは思わぬか?」


「そうですね。配慮に欠けた質問でした。謝ります」


「フフフフフッ、仲良しね。・・・それで、トゥーシェとリュシルは個で良いのよね?」


「おうなのじゃぁ~」

「トゥーシェの肉体はメアの理に強く依存し、妾の肉体はコルトの理に強く依存しておる故、もはや一つに戻る事はままならぬと思われる。まぁ~妾としては今のままの方が良い。旦那様もそうは思わぬか」


 合体して、どっちがどっちか分からない状況とか、騒がしいままが続く状況とか、全く別の人格になってしまう状況よりは、今の方が確実に良いな。


「そうですね」


「ノワァッハっハッハッハッハ。安心するのじゃぁ~、人、ロイク。私はずっとこのままなのじゃぁ~」


 ずっとそのままってのもどうかと思うけど・・・。


「妾はもう大人故、変化に乏しくはあるが、御祖母様の様に若々しくはあれると思うのじゃ」


「まぁ~私の様に若いだなんてもうこの子ったら」


 あぁ~なるほどね。ステータスを()る限りでは、良く分からない現象が起きていないが前提になるが、王妃様の年齢は十二億七千三十八万二千百七。


 容姿は何処となくトゥーシェに似ている。この場合トゥーシェが似てるって言った方が正しいのか。


 しかし、パッと見は姉妹。


 トゥーシェ、リュシル、王妃様を見比べる。


 うん、姉と双子の妹ですって言い張って間違い無い感じだ。


「遊びの女神からようも一千万年も逃げおおせたものだ。どの様な手を使ったのだ?」


 ついに、ついにロザリークロード様が、会話に参戦してしまった。・・・俺が聞きたい事はもう絶対に確実に聞けないや。


「忘れたのじゃぁ~」


「何だね邪神竜、お前の主神ナナンが創造した神具【何処でも通り抜けスルーローブ】が気になったのかね?」


「主神様によって創造されし神具を用いたと?」


「そうだね。トゥーシェは、スライドパズルを解いてはゲートを展開し違う世界へ許可も無く降り立ち逃げ回ったね」


「ローブタイプのゲートか。主神様も質の悪い物を御造りになられたものだ」


「まったくだね。ゲートはローブの中に展開して潜るとそのまま消えてしまう仕様だったね。一度、見失ってしまうとだね。見つけ出すのが大変だったね」


「下界、域、亜下界、府、次元は数え切れるものではない。そう考えると良く一千万年程度の短い時間で拘束出来たものだ。腐っても第二神は第二神という訳だな」


「腐って無いね。良いかね邪神竜。あたしは自分に厳しく他人に甘々な女だね。あたしの優しに付け込み皆があたしを騙そうとするね。皆があたしをチョロい女だと思い込み平気で嫌がらせをしてくるね」


 ・・・う~ん。何て言うか、自分に甘く、他人への要求は多いの間違いだな。それと、チョロい女って所は、チョロい時が多い駄女神ってところだろう。


「今回の件も然りだね」


「しかりとは?・・・女神フォルティーナ様。今回の件とはトゥーシェの件でしょうか?それとも古の世界とメアが繋がっている件でしょうか?」


「はぁ~、サザーランド。どっちもにきまってるね。一を聞き百を知るそんな人間があたしは好きだね。面倒な人間は嫌いだね。だがだね。今はあえて言うね」


 あえて、って、ずっと言ってますよね?


「まず、文句は創造神に言うね。あたしは関係無いね。あたしは一任されただけだね」


 フォルティーナは、ドヤ顔をキメている。


 おっと・・・まさかの責任転嫁が来たぁ~。非常に残念な顔で残念な事を声高に宣言しちゃってるしぃ~。


「それと、ダンジョンの情報を全部あたしに渡すね。これは、神の御意思という有難い物だね」


 自分で言っちゃってるし・・・。



***********************


 Q4:メア下界では、

    絶対神ナナンフェルテリーナ様。

    コルト下界+神界の認識では、

    邪を司りし生と死の

    女神ナナンフェルテリーナ様は、

    メア下界からいつ姿を消したのか?


 A1:第111次十三諸侯区大戦が終わった頃。


「それは何時頃の話だね?」


「少し前じゃ。確か百十二次十三の前だ」


 でしょうね。百十二の前は百十一だし。普通ならですけど。


「それは何時頃だね?」


「女神フォルティーナ様。旦那様に代わり不肖ながら私トラヤヌス・ド・モルダヴィアめが説明致します」


「うんうんだね」


「第百十一次十三諸侯区大戦は、今から遡る事約二億七千万年前の全諸侯区戦争の事でございます。絶対神ナナンフェルテリーナ様の御意向はメア王国中央の介入は否。第百十一次は二万年程で終息した為、被害は微々たる物でしたが、以降絶対神ナナンフェルテリーナ様は神殿に現形されず神託の声も聞こず。これは、当時の邪魔巫女(じゃまみこ)の証言です」


「おかしいね。引継ぎの神がメアを放棄したのは」

「放棄した?とはいったい?」


「トラヤヌス。お前が知る必要はないね。これは神の常識だね」


 フォルティーナ。その話って、メアの人達にとっては死活問題レベルで気になる話だと思いますよ。


「後任の神は苦労したね。メア下界は事ある事にコルト下界やKANBE下界に接触しようとするね。これは仕方の無い事だね。メア下界は、創造の資格を持たないナナンが創造した世界だね。下界とは言ってるがね。神界では亜下界として認識される世界だね」


 これ、長くなる感じがする。


・・・・・・・


・・・・



「亜下界は、安定を求め周囲の下界とくっ付こうとするね。これは創造主のナナンが居ても居なくても同じだね。だがしかしだね。何て事でしょうだね。ここにはロイクが居るね」


 フォルティーナは、ニヤニヤとほくそ笑みながら、俺を指差した。


「俺が何ですか?」


「古の世界の王が居ると何かあるですか?」


「女神フォルティーナ様。ロイク国王陛下が居られると何かが変わるのでしょうか?」


「あらまっ、トゥーシェとリュシルの旦那様は、あの、古の世界の王様なのね。凄いじゃないの二人共!」


「お、おうなのじゃぁ~。私は凄いのじゃぁ~」


「あの古の世界。・・・御祖母様よ。あのとはいったい」

「あらあら、リュシルはナナンフェルテリーナ様の予言神託を知らないのね」


「絶対神ナナンフェルテリーナ様の予言ですか!?・・・妾は十三の時にメアを離れた故、メアの歴史には疎い。ザラストロより得た情報が妾にとっては最新。詳しく話して貰えぬだろうか?」


「良いわよ。トゥーシェとリュシルに絵本を読んであげる何て何年ぶりかしら。嬉しいわぁ~」


「つまらない話は要らないのじゃぁ~」

「御祖母様よ。ありがとうございます」


 トゥーシェ。・・・君も本当にぶれないですよね。


・・・・・・・


・・・・



 なるほどぉ~。


 十三。全てが満ちる時、

 再びが訪れ、回帰する。

 来たる日に備えよ。

 十七。全てが重なる時、

 来たるは古、巡るは古。

 歌を歌え。

 六。古の世界。

 一。古の者。

 九。全てが満ちる。


 全く意味が分からなぁ~い。


「うんうんだね」


「フォルティーナは、分かったんですか?」


「あたしには関係ないね。あたしに聞かれても困るね。だがしかしだね。あたしは女神だね。良い事を教えてやるね。来歌とは神界では古い歌の事だね」


「へぇ~。それで良い事って何ですか?」


「来歌とは神界では古い歌の事だね」


「・・・」


 良い事って、まさか歌の話?


「さて、この件はもう済んだね。サザーランド、トラヤヌス。お前達にはもう少し付き合って貰うね」


「「勿体なき御言葉、光栄に存じます」」


***********************


 そして、フォルティーナは最後の質問と脱線を開始した。


***********************


 Q5:メア下界のヴァンパイア(吸血族)の眷属を

    コルト下界で拘束してある。

    返し方が分からなかったが、

    この城の場所を覚えたので、

    強制送還が可能になった。

    ヴィスズがヴァンパイア化した存在だが、

    強制送還先はこの城で問題ないか?


 A1:ヴィスズのヴァンパイアは、

    中級悪魔。


   ◆メア王国の中央に送還する場合は、

    中級種族居住地区を管理する行政施設

    『中級種族生活センター』へ

    お願いします。


   ◆辺境に送還する場合は、

    区都ランドン市にある行政施設

    『奉公登録管理事務所』へ

    お願いします。


    by.トラヤヌス


 A2:儂の城は、卿のみである。

    今日は例外で二匹のトカゲを許した。

    次は無い。

    女神フォルティーナ様の御意向に

    従う意思はあるが、

    儂が許可を出しても、

    納得しない直臣達が多いだろう。

    この件はトラヤヌスに任せた。


    by.サザーランド


新年、明けましておめでとうございます。


今年も宜しくお願い致します。


充実した一年になりますように。


そして、いつも、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ