1-10 バイバイ軍靴と、創造神様からの指令①
作成2018年2月15日
***********************
【タイトル】 このKissは、嵐の予感。
【第1章】(仮)このKissは、真実の中。
1-10 バイバイ軍靴と、創造神様からの指令①
***********************
――― 18:05 輓獣車両停車場
ドック奴隷商会から急遽権利を譲渡され俺の契約奴隷になったパフ・レイジィーと、精霊樹の大精霊マルアスピー様と、俺は、ドック奴隷商会のオーナ―でコルト町の商人商家協会支部長のドックさんと別れの挨拶を済ませ、神様の予定表の時間に何とか間に合わせようと、セイズマン・パマリ次期侯爵様の御厚意で借りた街乗り用の馬車を走らせ、自分達の輓獣車両を停車させてあるコルト町の北にある輓獣車両停車場に慌てて移動した。
・
・
・
『18:00に来る予定?の、救援隊への参加命令はどうせ断るのでしょう?』
そう指示されていますね。
『断る予定の予定に間に合わなかっただけなのでしょう。そんなの気にしなくても良いと思いますよ』
18:00の予定だけが流れたなら良いんだけど、以降の予定に影響が出ないかと心配してるんです。
『その時は、その時よ』
・・・
「あのぉ~・・・ロイク様とマルアスピー様は新婚さんですよね?」
「・・・」
「そうよ。先月の5月21日に夫婦の契りを交わしたのよ」
・・・あのねぇ~
『嘘は言ってないわよ』
「それが、どうかしたのですか?」
「先程から熱い視線を交わし、見つめ合いながら、御2人の時間に・・・」
『【レソンネ】中の事を言っているのかしら・・・』
見つめ合ってないし・・・でも、第三者からはそう見えているのなら気を付けないといけないな。
『どうしてそこに落ち着くのよ・・・もうぉ~』
彼女は胸の前で腕を組み、俺に抗議の視線を向ける。
凝視・・・アッ・・・
『フフフッ』
「あのぉ~・・・わ、私、新婚さんの邪魔にならない様に気を付けます」
「そんな気を遣わなくて良いですよ。寧ろ理解出来ない事があっても驚かない強い心臓を・・・」
「ロイク様。心臓ですか?」
「フフフッ」
・
・
・
≪ ザッ ザッ ザッ ザッ
軍靴の足音が数人分聞こえて来た。
「うん?・・・間違いありません。セイズマン様が貸し出したと仰っておられた、パマリ家の馬車です」
「おい。御者。マルアスピー村の士爵は何処だ?」
「これは、貴族領軍私兵隊の副隊長様」
「何処だと聞いている。さっさと答えろ」
「おい貴様。御者の分際で、副隊長エリック・カルゼノイ子爵様の前にも関わらず、御者台の上から無礼者」
・
・
・
「外が騒がしいわね」
「どうやら、貴族領軍が御者のおじさんに絡んでるみたい」
「あのぉ~・・・ロイク様。マルアスピー様・・・」
「大丈夫よ。心配いらないわ」
もしかすると、本来、俺達に救援に参加しろって命令する予定だった貴族領軍の兵士達だったのかも。
『隊長はまともな人間種なのに残念ね』
まずは、俺達のせいかもしれないから、助けて来るよ。
「2人は、キャビンで待ってて」
「あのぉ~・・・ロイク様。お気を付けて」
「ありがとう」
「大丈夫よ。私の旦那様はとっても強いから」
マルアスピーは、契約奴隷パフ・レイジィーにウィンクした。
・
・
・
俺は、キャビンのドアを開けるとキャビンを降り、侯爵家から借りた馬車へと向かった。
「お待たせしました。御者のおじさん」
わざと周りを見渡し、貴族領軍達を確認する。
「アームストロング隊長と同じ甲冑という事は、この方々は貴族領軍の兵士ですか?おじさん!」
御者のおじさんは軽く頷いた。
「貴様、副隊長エリック・カルゼノイ子爵様の前で無礼だぞ!」
俺は、騒がしく叫ぶ兵士を無視し御者のおじさんに近付く。
「おじさん。馬車の中に侯爵様からいただいた物を忘れてしまったみたいなんです。探して貰えますか?」
「あ、はい。ロイク様」
御者のおじさんは、御者台から降りると馬車のドアを開け乗り込んだ。
「おい貴様」
騒がしく叫ぶ兵士が俺の肩を掴んだ。
「どうされましたか?俺の肩に虫でもいましたか?」
俺は優しく話かけた。俺の態度に激高したのか騒がしく叫ぶ兵士が更に騒がしくなる。
「ふざけているのか?」
「ふざけているのは、兵士の貴方ではありませんか?1人で騒がしく叫び、侯爵家に仕える御者に対し侯爵家の馬車から下車しろと命令し。貴方は侯爵家よりも立場の高い貴族領軍私兵隊の兵士だという訳ですね」
「き、貴様・・・」
「その話し方も、パマリ領を守る兵士として考えた方が良いと思いますよ」
騒がしく叫ぶ兵士は、憎悪の視線で俺を睨み付ける。
「ロイク様。中には何もありませんぜ。何をお探しで?」
「あれぇ~おかしいな・・・もしかしたら、荷物の中に入ってたのかな?ごめん、あとでもう1度確認してみるよ。ありがとう」
「いえ。セイズマン様よりパマリ侯爵家の大切な御客様だ。粗相失礼の無い様にと仰せ付かっております。御用が御座いましたら何なりとお申し付けください。ですぜ。」
「ありがとう。・・・ところで、貴方は俺の肩をいつまで掴んでいるつもりですか?」
「クッ」
「ワッハッハッハ。つまらん茶番を見せられた物だ・・・」
「貴方は?」
「ロイク様。貴族領軍私兵隊副隊長エリック・カルゼノイ家臣子爵様ですぜ」
「アームストロング隊長の部下って事?」
「貴様、エリック様を、平民出の卑しい者の部下だとぉ・・・」
「あれは何?」
「カルゼノイ子爵家からの貴族領軍私兵隊に徴集されている兵士だと思いますぜ」
「なるほど」
「何をコソコソ話ている」
「エリック・カルゼノイ子爵様。俺はシャレット士爵家のロイクと言います。俺を探していた様ですが、何か用事でも?」
「貴様が・・・」
さっきから、御者のおじさんが、俺の事をロイク様って呼んでただろうに・・・注意力の無い人だ。
「セイズマン様から貴殿の警戒索敵探索能力を使い、魔獣の殲滅討伐の為出陣し未だに戻らぬ貴族領軍私兵隊を見つけ出せと命令が出た。コルト貴族領軍私兵隊隊長アームストロングに指揮を任せるからこの様に無様な結果になるのだ」
「アームストロング隊長が指揮しているのですか?」
「そうだ」
何だ、それなら焦って助けに行かなくても大丈夫だと思うけど。
「下民の分際で、エリック様が指揮していたなら殲滅は終わっていたでしょう」
「ふん。それは分からなんが、セイズマン様の期待を裏切る様な真似が出来るのは、あの男位だろう。ワッハッハッハッハ」
アームストロング隊長も苦労してるんだなぁ~・・・
「セイズマン様からの命令だ。さっさと場所を教えろ。私は隊を指揮し無能な隊長殿が指揮する私兵隊本隊と参謀として参加したジョージ様の救援に向かう」
「ホラっ!セイズマン次期侯爵様とエリック・カルゼノイ子爵様の命令だ。さっさと言え」
なるほど。5ラフン位の押しは予定の範囲内って事なのか・・・ここは断る予定だったよね。
「お断り致します」
「そうか。では、さっさと教え・・・今、何と言った・・・」
「ですから、お断りいたします」
「き、貴様。エリック・カルゼノイ子爵様の命令が聞こえなかったのかぁっ!」
「田舎者士爵家の人間が、侯爵家の命令を拒否するつもりか・・・」
「そうです。俺は、カルゼノイ家の家臣でも奴隷でもありません。パマリ家とは友好関係にはありますが命令される謂れはありません。国王陛下より勅令で叙勲された下級貴族家ですが、我が家が仕えているのは王国即ち国王陛下です。セイズマン・パマリ様が命令したという話も俄には信じられませんし・・・」
「なっ。この私がセイズマン様の名を騙り嘘を言っていると言いたいのか!」
「き、貴様、エリック様を愚弄する気かぁっ?」
「話が飛躍している様なので、改めて言わせていただきます。エリック・カルゼノイ子爵様を嘘つきだと愚弄した覚えはありません。ただ、侯爵家の御者や俺に対して、子爵様の横で先程から騒いでいる兵士の態度は些か気になります。そして、俺は侯爵家の家臣ではありませんので命令に従う義務はありません」
・
・
・
「・・・クッ・・・もう良い。お前達行くぞ。出兵表には、12Km南のコルト川西岸の湿地帯と書いてあったのだな?」
「はい」
「アンカー男爵領マルアスピー村のシャレット家だな覚えておくぞ!馬を南口に容易しろ大至急だ」
「ふっ。貴様。エリック・カルゼノイ子爵様を敵にまわして後悔するなよ!」
・
・
・
貴族領軍私兵隊副隊長エリック・カルゼノイ子爵が率いる小隊は町の南へ移動して行った。
「ロイク様・・・」
御者のおじさんは心配そうな顔をしながら俺の名前を呼んだ。
『ねぇ、ロイク。さっきの人間種達は、30人位で何をしに行く気なのかしら』
さぁ~?邪魔しに行く気なんじゃないかな・・・
『ふ~ん』
現在の時間は?
≪現在18:20です。
協力要請の予定は18:10・・・救援を済ませて、18:30には侯爵邸に行くとして・・・流石に無理があるなぁ~
『陽がある内に侯爵邸の庭で食事会なのよね?』
庭で夕食会って言ってましたね。
『24:00に陽が沈むとして、神様の予定表では、18:30以降は、侯爵邸に泊らなければいいだけよね?』
時間がかなりあるって事ですね・・・
「ロイク様。ロイク様!」
「あ、はい。どうしました?」
「大切な御客様だから粗相の無い様にと仰っていたセイズマン様が、軍に参加しろって命令すると思えないですぜ。許可いただけるなら、領主館に戻って確認してきますぜ」
「う~ん。そんなに気にする事でも無いと思うけど・・・そうですね。一応、セイズマン・パマリ様の耳に入れておいてください。貴族領軍の小隊が副隊長の命令で、討伐隊に合流しようと出陣したと」
「分かりました。それでは急ぎ確認して参ります」
御者のおじさんは、御者台から降りると、駆け足で侯爵邸へ向かおうとした。
「あっ!」
「ん?ロイク様。他に御用が?」
「用事はないんだけど。侯爵家の馬車をここに置いて行ったらまずいんじゃ無いかなって・・・」
「ですが、侯爵家の馬車を一族の方々や御客様が乗車していない状態で使うのは」
「緊急って事で、俺に命令された事にしましょう。急ぎではありますから、馬車の方が速いです」
「わかりましたですぜ」
御者のおじさんは、馬車で侯爵邸へ向かった。
・
・
・
俺は、キャビンの中に戻ると、契約奴隷のパフ・レイジィーにタブレットを見せた。
可視化:対象パフ・レイジィー:可視化認証時常時対象設定。
≪・・・認証更新しました。
「あのぉ~それは何ですか?」
マルアスピー様。
『・・・』
あっ。マルアスピー。彼女を仲間に受け入れたんですよね?
『そうね。楽しくなりそうよね』
楽しくなるかは置いといて、一緒に旅をするなら、俺達の事を教えておく必要があるあると思うんです。神様の予定表が進行するまでは俺も参加します。救援中の説明をお願いしても良いですか?
『それは構わないけれど。何を説明するの?』
俺のスキルとか、マルアスピー様・・・マルアスピーが精霊様だとか・・・この馬かなってちょっと疑問に思う聖馬獣さんの事とかです。
『ふ~ん。別に隠している訳でも無いし・・・分かったわ。任せておいて』
・・・何だか不安だ・・・
「この透明な版は、俺の神授スキル【タブレット】って言うんだ」
「BIRTHDAY・SKILLですか?」
「そ。色んな事が出来るんだけど、俺のスキルだから俺の命令にしか反応しない」
「あのぉ~・・・透明ですが、版なんですよねぇ~・・・浮いてますけど版なんですよねぇ~?」
「透明な四角い何かだと思えば良いのよ」
「はぁ~・・・透明で四角い何かですかぁ~・・・」
≪You've Got Mail (女の子の可愛らしい声)
「え?版が喋った・・・」
「これ、喋るんだよ。慣れて」
「あのぉ~・・・は、はい・・・」
メールを表示して
≪・・・表示しました。
*******≫版≪*18:33*******
差出人:KAMIsama
宛先 :Roiku Charrette
件名 :修正したよ。
予定に無い人物との接触を確認しました。
運命を修正しました。
帰路参加予定パフ・レイジィーの事前登録を
完了しました。認識個体の変更は保留。
パーティーメンバーシステムを更新。
【アイテムBOX】に贈りました。
全スキルの更新。
【神眼・万物限定】で確認してください。
全ての確認作業終了後。
1人でコルト大聖堂へ行きましょう。
予定時刻 19:50
***********************
「あのぉ~・・・これって・・・」
後で、説明しておいて貰えますか?
『良いわよ』
「後で、教えて貰って。まずは、アイテムBOXの確認からだな」
≪アイテムBOX内を表示しました。
*******≫版≪*18:35*******
パーティーメンバー制限解除
※家族・神精聖邪(判定オート)。
この1枚で安心
※フリーパス効果反映。
※世界中のカードが1枚になりました。
スキル名【FORMカード】
※身分カードの代わりの家族カードです。
※famille
※omnipotence
※raffiné
※membre
家族カード発行
1.マルアスピー・シャレット
※開示情報に制限可能。
***********************
「【FORMカード】」
「私も、【FORMカード】」
俺達の手に、1枚のカードが出現した。
「ロイク様。マルアスピー様。カードがいきなり出現した事は気になりますけど気にしません。そのカードですが、商会で持っていないと言ってました。身分カードにそっくりです」
「ちょっと貸して」
「あ、はい・・・」
「あら、本当ね。王国発行の身分カードとそっくりだわ。ロイク。他のカードも見せて」
「他って、PTカードと士爵カードしか持ってないよ。・・・あと、ドック奴隷商会の名誉会員カードがあるか」
「あれ?」
「ロイク様とマルアスピー様のカードって身分カードにそっくりだったはずですよね?冒険者探検家協会のPTカードに見えます・・・あれ?」
「え?私の目には、ロイクが爵位カードを2枚持っている様に見えるわ」
「俺の目には、マルアスピーさ・・・のカードがPTカード二枚に見えるけど・・・」
「あのぉ~・・・これってどうなってるんですか?」
「試すから、何のカードに見えるか答えて」
俺は全てのカードをしまうと、【FORMカード】身分カード。
「このカードは何に見える?」
「ロイク様。身分カードに見えます」
「マルアスピーにはどう見えてる?」
「パフちゃんの身分カードと同じカードみたい」
次は、【FORMカード】PTカード。
「これは?」
「これって、持ってただけじゃないの・・・って、あれ?」
マルアスピー様は、自分のPTカードを胸元から取り出すと見比べた。
「PTカードになってるわ」
「はい。PTカードにいつの間にか変わってます」
「やっぱりだ。このスキルは見せたいと思うカードを相手に認識させるスキルなんだよ」
「へぇ~」
「良く分かりませんが凄いです」
【FORMカード】MGカード。
「あ、消えた」
『どうやら、持っていないカードもしくは知らないカードの認識は無理みたいね』
そうみたいですね。でも、このスキルは便利ですね。
『このスキルもね。フフフッ』
さて、スキルの更新確認だけど、俺のスキルって意味だよね?
『そうだと思うわよ』
集中するから、その間、彼女に説明をお願いします。
『良いわよ。後でお礼忘れないでね』
・・・はい・・・
「俺、スキルの確認をするから、彼女から俺達の事を教えて貰ってて」
「はい。ロイク様。マルアスピー様宜しくお願いします」
「パフちゃん。可愛いぃ~」
セクハラはするなよ・・・
『しないわよ・・・私ってノーマル主義者なのよ』
はいはい・・・
スキル【神眼・万物限定】・・・あれ?常にONだったよね?・・・発動してない・・・よね?それなら、【タブレット】俺のスキルを表示
≪・・・表示しました。
えっと・・・あれれ?
***ロイク・シャレットのスキル説明***
≪BIRTHDAY・SKILL≫ 表示スキル
【修練の心得】
【Évaluation・STATUS】※fake※
*ステータスを解析鑑定するスキル*
【Évaluation・SKILL】※fake※
*スキルを解析鑑定するスキル*
【investigation】※fake※
*周囲を探索・調査するスキル*
≪BIRTHDAY・SKILL≫ 非表示スキル(任意開示)
【フリーパス】
【創造神のきまぐれ】
【プロモーション】
【タブレット】
【マテリアル・クリエイト】
【プレゼント】
【転位召喚】
【時計】
【Baiser】
※ステータス値・加護等に影響※
【FORMカード】
更新スキル
【パーフェクト・コピー】
※体験・学習・視認する事で取得※
【オペレーション】
※認識済スキルの付与削除変更※
※他者神授スキル機能ON/OFF※
※ステータス操作(禁止:レベル変更)※
※随時更新予定※
【万物の理】
※過去10万年~ロイク時間の理※
***スキル間の関連付け強化***
【神眼・万物限定】
①【神眼・万物】任意ON/OFF
※下界の全てを認識※
②【神眼・真理】オート切り替え
※真実。道理。論理。形式を認識※
③【神眼・摂理】オート切り替え
※人間種真理を無視。神の法則に従い認識※
④【神眼・原理】オート切り替え
※物事の本質規則を認識※
⑤【神眼・戦闘】オート切り替え
※戦闘時に役立つカスタマイズ※
⑥【神眼・日常】OFF機能無し
※日常の生活に役立つカスタマイズ※
≪SENSE・SKILL≫ 通常全表示
【弓の心得】レベル7
【短剣の心得】レベル7
【剣の心得】レベル1
【衣の心得】レベル7
【法衣の心得】レベル7
【軽鎧の心得】レベル1
【盾の心得】レベル1
【杖の心得】レベル1
【俊足】レベル10
【警戒】レベル10
【索敵】レベル10
【探索】レベル10
【調査】レベル10
【解体】レベル10
【加工・基礎】レベル10
【加工・全】レベル10
【加工・万能】レベル10
【上位加工・全】レベル10
【上位加工・万能】レベル3
【装備者指定限定付与】レベル10
数ある無属性魔術の1つ
【邪属の罪】レベル10
※真実のみを開示させる※
数ある無属性魔術の1つ
【エスクラリエーヴ】レベル10
※契約書を作成更新破棄する※
※反故にした際の罰則は作成者の
所持スキル属性により変えられる※
***以下 fake表示 ***
【地属性の心得】レベル10
【地属性魔術耐性特化】レベル10
【水属性の心得】レベル10
【水属性魔術耐性特化】レベル10
【火属性の心得】レベル10
【火属性魔術耐性特化】レベル10
【風属性の心得】レベル10
【風属性魔術耐性特化】レベル10
【聖属性の心得】レベル10
【聖属性魔術耐性特化】レベル10
【邪属性の心得】レベル10
【邪属性魔術耐性特化】レベル10
【光属性の心得】レベル10
【光属性魔術耐性特化】レベル10
【闇属性の心得】レベル10
【闇属性魔術耐性特化】レベル10
【無属性の心得】レベル10
【無属性魔術耐性特化】レベル10
【古代魔術の心得】レベル1
≪大樹(精霊樹)の加護≫ 非表示
※Kissの効果により現在3倍※
※【Baiser】効果により現在1倍※
【SMP】37505
【全精霊属性の心得】レベル150
【精霊聖属性魔法特化】レベル452
【精霊聖属性耐性】339
【精霊邪属性魔法特化】レベル20
【精霊邪属性耐性】30
【精霊光属性魔法特化】レベル10
【精霊光属性耐性】15
【精霊闇属性魔法特化】レベル1
【精霊闇属性体制】16.5
【精霊地属性魔法特化】レベル132
【精霊地属性耐性】レベル198
【精霊水属性魔法特化】レベル120
【精霊水属性耐性】レベル180
【精霊火属性魔法特化】レベル132
【精霊火属性耐性】レベル198
【精霊風属性魔法特化】121
【精霊風属性耐性】レベル180.5
【精霊無属性魔法特化】75
【精霊無属性耐性】112.5
【レソンネ】
【シンフォニー】
【上位限定転移】
【思慕・鈍感優先転位】
**ロイク・シャレットのスキル説明おわり**
神眼が使いやすくなったって事で良いのかな?
『お願いってしてみるものね・・・』
まだ、頼んでもいなかったのに、神様って本当に凄いですね。
『ロイクぅ~・・・。私欲しいなぁ~・・・』
・・・無視・・・無視・・・
・
・
・
『意気地なし・・・フフフッ』
・
・
・
≪You've Got Mail (女の子の可愛らしい声)
「ロイク。また神様からの神授?」
「うわうわうわ・・・あれが神様から直接ロイク様へ届く神授なんですか?」
「それ以外では今のところ神授を確認する手段は無いと思うわよ」
「確かに、このタブレットってスキルが神様と俺達を繋ぐツールになってるかな。メールを表示」
≪・・・表示しました。
*******≫版≪*18:52*******
差出人:KAMIsama
宛先 :Roiku Charrette
件名 :予定表と指令①
19:50 ロイク1人で、コルト大聖堂
20:20 妻と契約奴隷と合流
20:30 侯爵邸貴族領軍私兵詰所
【フリーパス】隊長室へ
21:00 侯爵邸王国軍騎士団事務所
21:40 侯爵邸執務室
宿泊を拒否し馬車で侯爵邸を出ましょう。
指令① 金剛石竜子の討伐
レア度:★★★★☆☆☆☆☆☆
特徴:非常に硬いです。
報酬:現物素材
装飾品のレシピ
大白金貨 3000枚
指令① サブクエスト 救出
制限時間19:40
***********************
「ええぇ~・・・時間ないよ」
「あのぉ~・・・」
「何?」
「神様からの神授って生活に密着した物何ですね」
「今日が初めてなんだよね。こんなに細かく何処に行けとか誰と会えとかって」
「私達は、ここで話をしていますね。大聖堂での用事が終わりましたら、迎えに来てくださいね」
「俺は指令①と貴族領軍を救出して、大聖堂に行って、戻ってくれば言い訳だね・・・それじゃ2人とも留守番宜しくね。って、調べないと行けないから、もう少しここにいます・・・」
『ガンバ!あ・な・た・・・フフフッ』
・・・笑わないでくださいよ・・・タブレット:可視化:コルト町を中心に半径50Km:対象【金剛石竜子】
≪・・・表示しました。
あれ?この場所って・・・。金剛石竜子を中心に半径15Kmを表示
≪・・・表示しました。
追加表示:コルト貴族領軍私兵隊を青。民間人を黄。魔獣を赤。金剛石竜子はそのまま。
≪・・・表示しました。
湿地帯に向かっているのは、さっきの副隊長達かな?青・黄・赤のポイントに触れると詳細情報を表示。この近付いてる青は・・・って、
≪コルト貴族領軍私兵隊副隊長、エリック・カルゼノイ子爵レベル14
彼等が南口へ移動したのは約30ラフン前、全員が馬に乗って移動開始したのが10ラフン前だとして、湿地帯に到着するのは約50ラフン後。今18:58だから。彼等を待っていたら折角神様が組んでくれた予定をまたすっぽかしてしまうから、彼等は無視で良いや。
『あの失礼な人間種の事まで心配しているの?』
救出がサブ指令だからさ・・・
『あぁ~なるほど』
サクッと終わらせて、美味しい物を食べよう。
『そうね。パフちゃん喜ぶわよ』
そうですね。さて、湿地帯に行く訳だから、神様からいただいた【祝福の靴】を履いて行こう。武具:装備:【祝福の靴】取り出し。
≪・・・祝福の靴を装備状態にしました。普通の靴は武具:装備に保管しました。
一先ずこれでフリーパスで良いかな・・・
「それじゃ2人とも、留守番宜しくね。サクッと終わらせて来るよ」
「あのぉ~・・・ロイク様。気を付けてください」
「ロイク。行ってきますのチューは・・・?」
「無いよそんなもの・・・それじゃ!【フリーパス】発動≫金剛石竜子の頭上5m」
・
・
・
・
・
・
俺は、金剛石竜子の頭上5mに、空間を割く様に出現した。
「空に人が浮いてるぞ」
「本当だ・・・援軍なのか?」
あ、貴族領軍私兵隊が居るの忘れた・・・