3-5 ゼルフォーラ砂漠調査の日①~天馬の羽毛布団~
リーファ歴4075年7月29日、闇の日。
「いきなり砂漠は嫌よ」
「俺としては輓獣車で砂漠も嫌だったりするんですけど・・・」
「決めたわ」
普通に流すんですね・・・いつもの様に・・・。
「何をですか?」
「ラクールからゼンスタード。ゼンスタードからククイム。ククイムからダカイラ。ダカイラからオアシスを巡り地下施設の調査ね。そして、カトムーイがゴールよ」
「それ時間かかり過ぎませんか?」
「大丈夫よ。エリウスはもう聖獣ではないのよ。神獣になったのよ。とっても偉いの」
「まぁ~何て言いますか神様です」
その偉い神獣様を輓獣の代わりに使うつもりなんですよね?
「だから安心よ。小1時間で全都市を回ってゼルフォーラ砂漠に入れると思うわ」
「それ風情とか感じられるでしょうか?」
「感じる努力を怠ってはいけないわ。心を動かす努力をするのよ」
そ、そうですか・・・。
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輓獣車を神獣エリウスさんに引いて貰い砂漠を調査する。その前に、併合した各都市を1時間弱で全て見て周る。・・・新婚旅行のやり直しねぇ~。
これは、復旧復興と発展。趣味趣向を追求した約1ヶ月間の気楽な物語かもしれない・・・。と、いう事で、日と時間をほんの少しだけ遡り・・・日付は......
――― R4075年7月29日(闇)
俺の予想通り風情何て物は微塵も無かった。周りに迷惑をかけてはいけないと配慮した結果が仇となった。エリウスさんには上空2000mを移動して貰った。ラクール→ゼンスタード→ククイム→ダカイラ。4つの都市の上空を僅か20ラフン程で通過し、ダカイラの北400m草の大地と砂の大地の境界に降り立った。
俺とマルアスピーと、俺の眷属で神獣のエリウスさんは、アシュランス王国領ゼルフォーラ砂漠の入り口に立っている。立っているのはエリウスさんだけで、俺とマルアスピーは快適なキャビンの中に居た。
「主殿よ。これよりゼルフォーラ砂漠へ踏み込みます」
「おっ!」
俺は、キャビンから御者台へと移動する。
「もう砂漠に着いたのか」
「左様でございます」
「あのさぁ~1つ頼みがあるんだけど良いかな?」
「何なりとお申し付けください」
「いつもより車輪を浮かばさせておく位置を高目に調整して貰えないか?」
「畏まりました。砂の山対策ですね」
「まずは、ここから1番近いオアシスに行ってみようと思うんだけど、地図とか確認しなくても本当に大丈夫なのかな?」
「私に神格を与えてくださった御方の御言葉とは思えません。眷属を信用してください」
「神様だしそこは最初から信用してるよ。それに信用して無かったらこの人熟睡モードになってないって」
「マルアスピー様はロイク様を心の底から信頼し安心なさっておられるのです」
「エリウスさんが引いてくれてるからじゃないかな」
「お褒めの言葉をいただき恐悦至極にございます。眷属として心より」
「固いって。眷属だけど神様なエリウスさんと、主人だけ普通の人間な俺な訳だから間を取って、家族というか友達的な感じで行こうって昨日話したじゃないですか」
「そうでした。それでは、少しだけ・・・砕けた口調で参ります」
「あぁ~それで頼むよ」
「私は神格を持ちましたが馬である事に代わりはありません。馬である事に誇りを持っています」
白馬の神馬だし。誇りを持って当然だと思うけど。
「ロイク様とマルアスピー様の御子様を早く見たいのです」
「誇りの話じゃ?」
「私は元来馬な物で・・・ヒヒィーン」
「何て言うか、こればかりは神様次第じゃないかな・・・」
「そうですね。ヒヒィーン。私は神格を持ってから嫁が4匹から120匹に増え毎日なかなかどうして大変なのです」
そ、そうなんだ・・・。この手の会話って非常に難しいと思うんだけど・・・。
「えっと、神様ってやっぱり常にモテ期な・・・」
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くだらない会話を少しだけ楽しみ、俺達は調査を開始するのであった。
「さぁ~。まずはここから北西へ10km程の地点にあると思われるオアシスへ向かいましょう」
「宜しく頼むよ」
「お任せあれ!・・・輓獣車両を御者に操らせず快適に引いてこそプロ。神獣に進化したからといって私のプライドは衰える事は無いのです。いざ行かんオアシスへぇ~」
エリウスさんと俺は、目的地に到着するまで会話を続けた。
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1つ目のオアシスは空振りだった。
2つ目も3つ目も・・・
6つ目も7つ目も8つ目も・・・
そして、20個目のオアシスも外れだった。
「ゼルフォーラ砂漠西部のオアシスはこれが最後です」
「そっか。そうなると中央部か東部って事になるけど・・・オアシス多過ぎませんか?」
「元は大樹の森だった訳ですから地表面に噴出する水属性の自然魔素は弱くても、地下の自然の流れは大樹の森を維持するだけの循環を維持出来ているのかもしれません」
「マルアスピー。ここっていつ頃から砂漠になったとか分かりますか?」
「知らないわ」
「そっか。・・・それにしても、もう少し目星を付けて計画的に動いた方が良いかもしれませんね」
「そうね」
「【タブレット】『検索』ゼルフォーラ砂漠のオアシス・対象を青色で表示 ≫」
≪・・・該当は、3011件です。
「予想以上ね。エリウス」
「はい。マルアスピー様」
「上空5m~10mを飛んで、違和感のある場所を見つけ出す事は可能かしら」
「結界や魔法陣や魔力陣の中に誤って侵入してしまえば違和感として分かると思いますが、地中にある人工の建造物を空を飛びながら見つけ出すのは難しいと思います」
「そう・・・」
「エリウスさん。マルアスピー。このオアシスで昼食にしませんか?」
「そうですね。動き続けていたので流石に補給しておきたいです」
「そうね。休憩も大切よね」
「ずっと寝てましたよね」
「そうね」
この話題は続けても無意味だな。全く興味無さそうだ。
「エリウスさんはどうしますか?果物やみずみずしい草とかもアランギー様から預かって来ましたが・・・」
「そうですね。私としてはアル様と同じくロイク様の神気をいただければ嬉しいです」
「エリウスさんって、神馬ですよね」
「はい。人間種人間族ロイク・ルーリン・シャレットが眷属神獣種神馬類大白馬種九級下級神です」
「偉くなったわね」
「これもマルアスピー様とロイク様のおかげです」
「俺は、創造神様からいただいた神格を与える権限を行使してエリウスさんに神格を与えただけなんだけど・・・」
「神格を与える権限を神授された存在はこれまで存在していないとアル様やアランギー様より伺いました。我が主ロイク様は普通では考えられない状況にあるとても凄い存在なのです」
「まぁ~それは良いとして、聞きたいのは、エリウスさんって聖獣だった時からで属性はどう変化したのかなって」
「なるほど・・・そういば神獣に成ってから具体的に自分自身の状態を確認した事がありませんでした」
「神様達の言う属性って、実際は属性では無いって知ってますよね?」
「はい。今までの様に力を発動しようとすると脱力するだけで、自然魔素を運用出来無い事には気付いています」
「神気を核にして、扱いたい属性の自然魔素を集めるイメージなんだけど、エリウスさんは何属性が扱いやすいですか?」
「試してみます」
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「私は聖馬獣でしたので、大地つまり地属性が本来最も得意な属性だったのですが、今は違う様です」
「俺の神眼で視認する限りでは・・・」
「ねぇロイク」
「はいなんでしょう?」
「神様を神眼で視認出来るの?」
「眷属は俺の家族と同じなんで視認が可能なんだそうですよ」
「そうなのね・・・」
「どうしたんですか?」
「母のステータスも視認出来るのかしら」
「そりゃぁ~ミト様のは可能ですよ。家族だし。何より精霊様のステータスやスキルなら精霊王様のだって今の俺の神眼なら視認出来ますよ」
「そ、そうね」
「神格を持つと基本全ての属性が扱える様にはなるみたいですね」
「そうみたいなのですが、どうも火属性や邪属性や光属性や闇属性を扱った事が無かったので、扱うと同時に違和感を覚えます」
「神気が1だから、単純計算で、レベル10の上級魔術の13倍の威力のレベル10の上級魔法の13倍の威力って事だから、上級魔術レベル10の威力の169倍位で・・・エリウスさんは......
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≪神獣エリウスのスキル≫
【全属性の心得】レベル10
【地属性魔法耐性特化】レベル10
【水属性魔法耐性特化】レベル4
【火属性魔法耐性特化】レベル2
【風属性魔法耐性特化】レベル10
【聖属性魔法耐性特化】レベル10
【邪属性魔法耐性特化】レベル1
【光属性魔法耐性特化】レベル2
【闇属性魔法耐性特化】レベル2
【無属性魔法耐性特化】レベル5
【神気地属性天罰無効制限】レベル1
【神気風属性天罰無効制限】レベル1
神気・神馬【飛行】【化現】
他
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......神気のままで地と風は1だけど扱えるみたいだから、清澄で神気をチャージするよりも、地か風で渡した方が良いかな?」
「いえ、清澄のまま神気をいただけた方が運用し易いので、そちらでお願いします」
「分かりました」
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俺は、エリウスさんに神気をチャージしてから、マルアスピーとオアシスの水辺の草むらで昼食を済ませた。アランギー様はKANBE下界で有名なテンムスと呼ばれる米と海老のコラボを準備してくれていた。
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オアシス調査を再開した俺達は・・・
533・・・611・・・999・・・
1000個目・・・2000個目・・・
「中央部にもありませんでしたな」
「カトムーイからで東部から探した方が良かったかもしれませんね。ハハハ」
「神授スキルの検索網に引っ掛から無い結界を人間種が張る何て事が可能なのでしょうか?」
「邪の神様の眷属神様達や眷属達が絡んでる可能性が高いのでありえるってのが、フォルティーナやマルアスピーや俺の見解です」
「邪神様ですか」
「はい・・・創造神様の眷属から離れた存在の神様らしいので、所在とか眷属を止めてからの同行が全く分からないって話です」
「聖獣や邪獣は聖邪獣です。聖獣であっても邪の神様の影響を強く受けるのですが、ここ4000年近くは邪の影響が弱くその代わりに四大属性の影響が強い状況にあったのです」
「そうなんですね」
「はい」
「聖邪獣は、精霊界の精霊獣達をモデルにして創造されたと言われているわ」
「でも、精霊獣様達は、神獣様達をモデルに創造されたんですよね?」
「そうよ」
「神獣様達は何をモデルに創造されたんですか?」
「知らないわ」
「・・・答えの出ない話をしてても意味無いですね。ハハハ」
「それでなのですが、次のオアシスは邪属性が少しでも強い場所。もしくは、四大属性の循環が乱れている場所を嗅ぎ分け探そうと思うのですが如何でしょうか?」
「俺も近付さえすれば分かる訳だから、今は少しでも近付ける方法でお任せします」
「お任せください」
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エリウスさんは、1m程の高さまで高度を下げ、砂漠を移動し続けている。そして、俺は御者台に腰掛け砂漠を眺めていた。探す事に集中しているエリウスさんの邪魔をしてはいけない。御者台に腰掛けるだけで何の役に立たない状態である。
「ロイク様」
「どうしました?」
「まだこれといった反応を見つけ出せていませんので、マルアスピー様とキャビンで寛いでいてください」
「ありがとう」
俺は、キャビンへ移動した。
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「何、やってるんですか?」
「フフフ。これはね精霊界で売り出す商品のリストと精霊界の店舗の資料よ」
「精霊界に店を出店してたんですか?」
「そうよ。しかも精霊王様の王宮の傍。精霊界の一等地よ」
「凄いですね。良く借りられましたね」
「残念だけれど、借りる事は出来なかったのよ」
「それなのに、出店出来たんですか?」
「ええそうよ。フォルティーナに頼んで、精霊王様の王宮の周りの広大な土地を購入して貰ったのよ」
「えっと、どういう事ですか?」
「ロイクは神界のお金を沢山所有しているわよね」
「お金って言っても全く使えないお金ですが持ってますね」
「フォルティーナに頼んで神界のお金を精霊界のお金に換金して貰ったのよ。王宮の周りの広大な土地って言ってもね。実際は何も無い空間なのだそうよ。何も無い空間を挟んで何かが存在する空間が存在するそうなの」
「へぇ~」
「王宮の周りに存在する広大な何も無い空間を購入したの」
「何も無い空間を購入って出来る訳ですね」
「そうね。何も無い空間に何かがある空間を存在させてから、お店を出店させたのよ。精霊界はこの世界よりも1日が長いから稼げる時間が長いの。しかも1年間も長いから1年の利益も多くなるの。従業員は精霊界の精霊達を100人雇ったわ」
「100人もですか!?」
「計算したのだけれど、人件費だけが経費で必要なの」
「人件費だけですか・・・」
「1日の労働時間は1人7時間。給金は大金貨16枚。これが99人分ね」
「100人ですよね?」
「そうよ。1人は店長兼支配人で社員なの」
「あぁ~なるほど」
「開店から1週間なのだけれど、純利益は大白金貨8000枚よ」
「す、凄いですね・・・1週間で8000万NLもですか!」
「まだロイスピーの主力商品を1つも並べていないよ。フフフ」
「何を売ってるんですか?」
「精霊界では手に入らない素材ね」
「それって売って大丈夫なんですか?」
「神界にしか存在しない素材を売るのは天罰の対象とされているわね。コルト下界に存在する物を精霊界で売買する事は禁止されていないわ」
「でもマルアスピーはこの世界で狩りは出来ませんよね。どうやって素材を?」
「簡単よ。ロイクの管理しているタブレットからドラゴンの肉や内臓をドームココドリーロに届けるの」
「え?定期的に俺も転送してるんですけど・・・」
「問題無いわ。ロイクからの転送分はおやつみたいな物だとクロコダイアンは言っていたわ」
「へぇ~・・・」
「フォルティーナに頼んで届けて貰うでしょう」
「はい」
「交換で、麒麟や鷲獅子や一角獣や天馬の素材を仕入れるの。それをそのまま精霊界のお店に届けて貰って売ってるのよ」
「・・・何て言うか・・・そうだったんですね」
フォルティーナやエリウスさんを顎で遣ってたのか・・・
「取引を開始してから今の所ドラゴンの内臓しか交換していないのだけれど、捨てるしか無い内臓3tが予定では純利益20億NLになるわ」
「亜種や下等種や愚か者は間引きして欲しいって求愛の谷でも頼まれたので、定期的にドラゴン種は仕留めるつもりでいましたが」
「世の中、お金を持っていて困る事は無いわ。沢山売るわよ。確認なのだけれど」
「はいなんでしょうか?」
「クロコダイアンに内臓を2日に1回のペースで転送してるわよね」
「約束しましたからね。本人が納得した時点で、俺の眷属になるフラグが立つらしいです」
「眷属の話はロイクに任せるわ」
「は、はい・・・」
興味無い話は基本姿勢無視ですね。了解です。
「ロイクが今迄に送った総量なのだけれど、6480Kg分の交換が可能な状況になっているの、今迄の分とこれからの分は、工房ロイスピーで捌いてしまっても良いかしら」
「おぉ~もうそんなになってましたか。6480Kgかぁ~。ドラゴンって1匹狩るだけで凄い事になるので転送したり加工したり食べても減らない減らない」
「良かったわね。それで、工房ロイスピーで今後は処理しても構わないかしら」
「約束したから転送してるだけで、特に欲しい物も無いし構いませんよ。ドームココドリーロで仕入れて売れそうな物があるなら好きにやっちゃってくれて良いですよ」
「そう。精霊界で一番人気の天馬の羽毛と大量に交換しても良いかしら」
「構いませんよ。あっ!」
「何かしら?」
「交換したらその天馬の羽毛3Kg~5Kg分で良いんで俺が貰って良いですか?」
「何かに使うのかしら?」
「使うから貰うんですよ。マルアスピーは天馬の羽毛布団で寝たいとは思いませんか?」
「今の最高級羽毛布団でも快適よ」
「確かにそうかもしれません。ですが、それは毎日タブレットに収納して状態を新品にしているからですよね」
「えぇ」
「最高級の羽毛布団と、天馬の羽毛布団を、交互に使うんですよ。毎日必ず1度は使う寝具を使い分ける贅沢を味わう訳です」
「分かったわ。天馬の羽毛に交換したら、ロイクに5Kg程渡すわ」
「ありがとうございます。ドームココドリーロの件もこれで工房ロイスピーで完全処理ですね」
「そうね」
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やる事が多くて現状色々な事に手が回っていない。毎日欠かさずやっている事と言えば、歯磨き、洗顔、風呂、食事、睡眠。神授スキル【マテリアル・クリエイト】の活用法の検討検証。神授スキル【タブレット】の『ゲーム』。
この神授スキル【タブレット】の中の『ゲーム』は、レア度が高い。今日で15回目になるがハズレが出た事が1度も無い。ゲームは全てフォルティーナ大先生が自分はギャンブルの神だと自称し俺から奪い楽しんでいます。
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ゲームで獲得したリスト
7月15日 ※1回目の恩恵※
【対象者】フォルティーナ のみ
※女神の実際の神気は億や京※
①神気108万から1108万まで許可
※コルト下界での神気干渉が飛躍的に強化※
②眷属の神気が2倍
※俺しか存在しない。しかも、俺の場合は、
創造神様の眷属掌握が優先され無効だった※
③悔しいからコルト下界での創造神様の眷属の
神気を3倍にすると神授にあったが、
考えを改めたそうで、これも無効になった。
※理由、フォルティーナの眷属掌握が誰にも
及ぶ事が無い為、悔しく無かった※
④神授スキル【Baiser】付与
※これによりフォルティーナは俺とKissを
1度交わすだけで、神気が2倍3倍4倍と
有り得ない数字で成長する事になる※
7月16日 ※2回目の恩恵※
【対象者】 ファルティーナ のみ
※女神の実際の神気は億や京※
①神気1108万から2108万まで許可
②眷属の神気が3倍
③共同眷属である俺の眷属権を放棄するなら
コルト下界での神気規制を完全解除する。
※フォルティーナは、Noを選択した※
7月17日 ※3回目の恩恵※
【対象者】 ロイク のみ
①神気が5万を超えた際に神授します。
【神格】1.三級神(2つ)
2.一級下級神(1つ)
3.二級下級神(1つ)
4.三級下級神(1つ)
5.四級下級神(1つ)
6.五級下級神(1つ)
7.六級下級神(1つ)
8.七級下級神(2つ)
9.八級下級神(2つ)
10.九級下級神(3つ)
※来たる日に備え神気を蓄えよ※
7月18日 ※4回目の恩恵※
【対象者】 フォルティーナ のみ
①神界定期帰還命令一次凍結
※暫く神界に帰って来なくて良いよ※
7月19日 ※5回目の恩恵※
【対象者】 フォルティーナ のみ
①八十神商店街の会長に就任
※家族は商店街での買い物が3割OFF※
※スカーレット大神殿最上階温泉施設の
利用金額が半額&家族専用フロアー※
7月20日 ※6回目の恩恵※
【対象者】 フォルティーナ のみ
※女神の実際の神気は億や京※
①神気2108万から3108万まで許可
②眷属の神気が4倍
③ドラゴン種、聖邪獣、神獣種の
育成速度-200%~+200%調整可能
7月21日 ※7日目の恩恵※
【対象者】 マルアスピー のみ
①コルト下界干渉規制大幅解除
※物理攻撃、非物理攻撃以外全てを解除※
②精霊力=【SMP】が2倍(基礎値)
※2500から5000へ※
※精霊眼や精霊力だけなら1つ上位の
精霊様と同等の力を得た事になる※
7月22日 ※8日目の恩恵※
【対象者】 アル のみ
①コルト下界神気減少速度10分の1
②コルト下界神気運用消費量10分の1
③眷属の能力を1次的に利用可能
7月23日 ※9回目の恩恵※
【対象者】 エリウス のみ
①コルト下界神気減少速度10分の1
②コルト下界神気運用消費量10分の1
③眷属尊厳
※取得時、神気力=【SMP】が10倍※
7月24日 ※10回目の恩恵※
【対象者】 フォルティーナ のみ
※女神の実際の神気は億や京※
①神気3108万から4108万まで許可
②眷属の神気が5倍
③時間の理への部分的干渉許可
※任意の場所をロイクの許可を得る事で
時間経過速度-150倍か+150倍で
活用する事が出来る※
※5日=1時間か1時間=5日設定※
※場所は誰にでも効果あり。ただし、
理から外れた存在には無効※
7月25日 ※11回目の恩恵※
【対象者】 ロイク のみ
①非神格者の憂鬱
※神格を持つ存在から強制を受けた時、
上位神格を持つ存在が傍に居なくても
強制を無効化出来る※
※最高神、大上神の神授神託啓示は
無効化出来無い※
②無属性の神気運用許可
※いまいち意味不明※
7月26日 ※12回目の恩恵※
【対象者】 カトリーヌ のみ
①女優魂 Ver.ロイク
※ロイクを演じる時、
神気力=【SMP】1が臨時付与※
※ロイクの許可範囲で、
神授スキル【転位陣の叡智】
神授スキル【幸運】
神授スキル【神眼】人間種と物限定※
②カトリーヌの瞳
※ロイクが一方的に視界を共有※
※①でロイクを演じている時のみ※
7月27日 ※13日目の恩恵※
【対象者】 ロイク のみ
①使役対象の能力を+500%
②使役対象に言語能力を付与
③使役対象を化現人間族に出来る
※性別や能力の変更は不可能※
7月28日 ※14回目の恩恵※
【対象者】 フォルティーナ のみ
※女神の実際の神気は億や京※
①神気4108万から5108万まで許可
②眷属の神気が6倍
③神気【天賦の商才・大上神】
※たぶん良い事がある※
7月29日(今日)※15回目の恩恵※
【対象者】 特に無し 管理者ロイク
①虹の雫(小)1本25ccを5万本
※ドラゴンの鮮血1000ccに対し
虹の雫1ccを混ぜ合わせる事で、
神の水1001ccが完成する※
②星の雫(小)1本25ccを3万本
※神の水1001ccに対し
星の雫1ccを混ぜ合わせる事で、
上級神の水1002ccが完成する※
③陽の雫(小)1本25ccを1万本
※上級神の水1002ccに対し
陽の雫1ccを混ぜ合わせる事で、
上神の清水1003ccが完成する※
④神界の雫(小)1本25ccを3000本
※上神の清水1003ccに対して、
神界の雫1ccを混ぜ合わせる事で、
大神の清水2000ccが完成する※
⑤赤マムシドリンクのサーバー
※赤マムシドリンク専用瓶が常に満タン※
※飲み放題※
※瓶は小瓶3本※
※持ち出し可能ただし家族へのみ※
※以前の赤マムシドリンク補填12本は回収。
赤マムシドリンクのサーバーへ移行※
⑥理の雫(小)1本25ccを10万本
※大神の清水1ccに対して
理の雫1ccを混ぜ合わせる事で、
ロイク専用
【奇跡の神水】2000ccが完成する※
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「ねぇロイクは何をしているの?」
「今朝のゲームで手に入れた奇跡の神水が何のか調べてるとこです」
「ふ~ん。それで、どんな水なのかしら」
「それが、1cc摂取すると、奇跡の様な良い事が起こるらしいです」
「漠然としているわね」
「そうなんですよね・・・何と言うか神様仕様って感じでいつも通りですよね」
「そうね。フフフ」
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・
「主殿よ。邪属性の反応が3箇所あります」
ありがとうございました。