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このKissは、嵐の予感。(仮)   作者: 諏訪弘
ーアシュランス王国建国編ー
134/1227

2-50 朝の1ページと、新作ドリンク。

――― R4075年9月2日(地)7:30


 新国家アシュランス王国の王都となった旧聖都スカーレット。その王都スカーレットの王宮として機能しているエルドラドブランシュ(王宮であり俺の家)ファミリーエリア(北地区)2階にある朝食の間。


 俺は、嫁達と許嫁達と両親と、国王代理で料理担当の料理の神chef(シェフ)アランギー様と妖精のお仕事の妖精5人による超絶至極の朝食を楽しんでいた。


挿絵(By みてみん)


「ねぇロイク」


「はい、何でしょう?」


「後で新作ドリンクの試飲をして貰えるかしら」


「それは構わないけど、ドリンクも製造してたんだ」


「えぇ~。御菓子だけでは喉が乾くもの」


「・・・そうですね」


「ロイク殿。工房ロイスピーのサポート部門の話をしている所申し訳ないのだが、アシュランス王国軍とゼルフォーラ王国天爵副王警備隊をどの様に分けるのか検討していただけましたか?」


「バジリアさん。家族での朝食なのに硬いですよ」


「マリレナ殿は馴染み過ぎです」


「バジリアさんも早く慣れると良いわね」


「兵士の件なんだけど、守衛警備詰所を市街地に等間隔で設置しようと思ってます。300m~500m範囲で5人~8人の兵士が常置します」


「ロイク殿。私は区分けの件を」


「市街地に等間隔で設置する守衛警備詰所に配属する部隊を地区地域名を付けて呼称し、各都市に設置する中央本部と門に隣接する支部に配属する部隊を都市名と方角を付けて呼称します。そして、各都市の中央本部と支部は、王都のアシュランス王国軍王都中央本部と転位魔法陣で常時接続します。王都中央本部からは許可を与えられた者前提だけど、王都の支部、各都市の本部と支部、こないだ造船したばかりの守備防衛用大型魔晶石駆動艦3隻には、短時間移動を可能にするつもりです。家族や俺専用の自然魔素(まりょく)駆動旗艦からも同じ様に移動出来る様にはするけど旗艦へは、マルアスピー、アルさん、フォルティーナ、chef(シェフ)アランギー様、俺と他転位スキルを持った家族だけが戻れる様にするつもりです。転位スキルを持ってない家族や親衛隊は同行する感じかな」


「それで、天爵副王警備隊は?」


「それなんだけど、俺ってゼルフォーラ王国では領地を持た無い法衣貴族に成った訳だし、貴族領軍私兵隊を組織編制する必要が無いんだよね」


「ゼルフォーラ王国内を移動される時はどうなされるのですか?」


「なぁーバジリアつぅぁーん」


「父上殿。その呼ばれ方はどうも慣れません」


「まぁー何だぁっ!気にすんなってぇー。ロイクって分類的に最強の方だろうぉー?」


「人間属の中では間違い無くそうだと思いますが・・・それが何か?」


「護衛とか警備とか言ってけどよぉー。何かあったら邪魔になるだけじゃねぇー?」


「私もそれは考えました。ですが、一国の王であり、一国の副王が単身で世間を徘徊するのも・・・」


 徘徊って・・・俺、そんな感じぃ~?


「でなぁーすんげぇー事思い付いちまった訳よぉー」


「どの様な事でしょうか?」


「また変な事じゃないよな?」


「ロイクぅーお前さぁー俺の事をどう思ってか知んねぇーけどよぉー。聞けってっ!」


「軍の話に関係あるんだろうな?」


「それはぁー・・・あぁー何だっ!判断はお前に任せるっ!うん」


「父上殿。それで、どの様な事でしょうか?」


「焦んなってぇー。まずはなぁっ!修練が必要な連中とそうじゃねぇー連中に(ちち)達を分ける訳だぁっ!」


(ちち)・・・ですか?」


「おう。修練チームはぁっ!パフパフだろう。サラサラだろう。リラリスんとこのテレーズっちにぃー。ジェルマンとこのアリスっち。バルサちゃん。カトリーヌちゃん。それにエルエルとバジリアつぅぁーんと、俺やメアリーやその他大勢だぁっ!」


「バイル様・・・その、私はエルエルですか?」


「あぁーん?だってぇっ!おめぇーエルネスティーネってなめぇーだろうっ!なげぇーし、エルとかエルエルで良いんじゃねぇー?」


「で、ではその様に・・・」


「おう任せとけぇー」


「父上殿。それで、その他大勢は別として、私達9人で何をするのですか?」


「いや」


「いやとは?」


「だからよぉー。9人では何もしねぇーよ。面倒臭(メンドク)せぇーしぃー」


「はぁー・・・」


「修練は、神様のスキルがあっからぉー大勢でやった方が良い訳だぁっ!メアリーと俺はたまにだけ同行するとしてぇー。おめぇー達は16人で樹、大樹の日と無の日以外は毎日2時間~3時間修練なぁっ!」


「親父話が見えないんだけど」


「何でだよぉー」


「日々の修練は忙しくない限りやってるし」


「話はこっからでしょーまったくぅー。良いかぁっ!修練の後からがすげぇー事何だよぉっ!神乳(かみちち)頂乳(ちょうちち)極乳(ごくちち)爆乳(ばくちち)巨乳(きょにゅう)美乳(びにゅう)も・・・。あぁー何だぁっ巨乳は2人に分裂したみてぇーだけど、まぁー巨乳で良いわなぁっ!・・・あぁーダメだわっ!」


「どうしたんだよ」


「ここ、カトリーヌちゃんとパフパフ以外・・・あぁー・・・分類的に美乳~巨乳が多いからなぁーあぁーどぉーすっかなぁー」


「わ、わ、私はこれから大きくなるんですっ!」


「おぅ。頑張れよパフパフ。カトリーヌちゃんは美乳なんだけどよぉー。寧ろ良い感じであるんだぜぇー。でもよぉーロイクが(ちち)ばっか集めっからよぉー・・・がんばれよぉっ!」


「親父。1つ質問していいか?」


「何だぁっ!」


「何の話をしてる?」


「おめぇー大丈夫かっ!夢と希望。浪漫の追求をだなぁっ・・・」


「あなたぁ~流石にそろそろ怒るわよぉ~」


「追及はいつでも出来るってなぁっ!で、本題だ。神乳もアルっちもアスピーちゃんもトゥートゥーも2人いっからトゥートゥーなぁっ!それにマリレナつぅわぁーんは、忙しい。基本は自由行動だろうぉー。だからよっ・・・休日以外の地水火風聖邪光闇の日を当番制にだなぁー修練チームでロイクに同行すんだよっ」


「なるほど。我々ならロイク殿にある程度なら付いていけます」


「そう言うこったぁっ!」


 まさか、これを言いたいが為にここまで長々と喋ってくれたのか?


「相性と文字順3人1組でチームを作ってみたんだけどよぉー・・・聞きたいかぁっ?発表しますっ!」


 質問したんじゃないのかよ・・・


「地の日は......


***********************


  ロイクに同行する2人1組のチーム編成


【無の日】 適当、自由、お好きな様に


【地の日】 サラ & アリス & エル


【水の日】 サラ & テレーズ & エル


【火の日】 サラ & バルサ & パフ


【風の日】 メリア & バジリア & パフ


【聖の日】 メリア & アリス & テレーズ


【邪の日】 メリア & テレーズ & バルサ


【光の日】 カトリーヌ & バルサ & エル


【闇の日】 カトリーヌ & バジリア & パフ


【樹、大樹の日】 適当、自由、お好きな様に


***********************


......バジリアつぅぁーんは2回なっ!空いてる時はぁー遠慮なく同行するようにっ!はい、解散!」


「まだ朝食中だろう」


「だなっ!良し食うぞぉっ!」


「ロイク殿。父上殿の案に手を加え採用したいと考えます。許可をいただけますでしょうか?」


「・・・えっと、バジリアさんもまずは落ち着いて朝食を食べませんか?」


「分かりました。朝食後に改めて相談させていただきます」


「はい・・・」



 朝食後の、ティータイム。マルアスピーの新作ドリンクを皆で飲みながら、本格的な意見交換と報告会が始まった。


「それで、ゼルフォーラ王国に配置する兵士なんだけど、パレスエリアに28000㎡の敷地面積を準備して貰ったから、創造神様とアランギー様からいただいた家シリーズの中から手頃な屋敷をルーリン・シャレット邸として設置予定で、守衛警備隊はゼルフォーラ王国から許可を貰った上でパレスエリア内に配属はする。規模として考えてるのは400人~800人で、内100人は親衛隊や近衛隊として配属かな」


「天爵副王の私兵として100人は常に同行或いは現地集合待機。常設で300人~700人という事でしょうか?」


「その位で良いと思う。パレスエリア内だし、身内の兵士しかいない場所だからね」


「畏まりました」


「バジリアさん。長老というより軍人みたいですよ」


「どうも話の内容に合わせ雰囲気と言いますか態度が・・・」


 アリスさんは、窓際を左右に入ったり来たりと落ち着き無く歩いては立ち止まり、バジリアさんの話に耳を傾けていた。そして、バジリアさんと俺の話が一通り終わるのを待って切り出した。


「ロイク様。エルネスティーネさんの修練ですがどの様に進めますか?」


「そうだなぁ~・・・皆で修練するとして、サラさんやメリアさんの傍で安全を確保しつつ、狩りや連携に慣れて貰うのが先かな」


「ロイク。あれだね」


「あれ?って、何のあれですか?」


「思うにだね。エルネスティーネの修練は、パフ、サラ、アリス、テレーズ、バルサ、メリア、カトリーヌ、バジリアに任せてだね」


「任せるのは良いんですけど・・・」


「今のメンバーでも通常の9倍の速度で個体レベルが上がるね」


「そうなりますね」


「地下0階の神殿周辺でヴァンアヌトン(風黄金虫)フェイクコキシネル(偽天道虫)を仕留めてだね。100近くになったらだね。英雄風の試練で400~500まで上げてしまうね」


「お聞きしても宜しいでしょうか?」


「エルネスティーネ。君の言いたい事も分かるね。だがだね。人間時には理解を超える事態に直面するね。それは今だね」


「は、は・・・はい・・・」


 また、適当な・・・


「エルネスティーネさんが、俺が答えるんで、質問があったら聞いてくれて構いません」


「ありがとうございます。・・・その、レベルの話なのですが、個体レベルは50が最高値だと学校で教わりました。ですが、私の個体レベルは99です。これは、ロイク様の御力なのでしょうか?」


「フォルティーナが話してた地下0階の神殿の封印を解除した時に、個体レベルの制限も解除になったらしくて、今全種族が事実上999まで個体レベルが成長する状態にあるんですよ」


「999ですか!?」


「はい。俺の家族や眷属は2000までのはずなんですが、エルネスティーネさんは、99のままです。経験値自体は蓄積されてるんですが、いったいどうなってるんだか・・・」



「フィーラ、カトムーイ、ダカイラ、ゼンスタード、ククイム、ラクールとかで忙しくて、皆集まって修練が出来ていなかったので、1ヶ月近くレベルが上がっていませんでしたが、今日から再開かな?」


「先程、バイル様やバジリア様が仰っていた修練の必要の有無なのですが・・・」


「あぁ~。それはですね。フォルティーナが神様なのは知ってますよね」


「はい。お聞きした時は驚きました」


「実はまだ教えて無い事が沢山あって、例えばですが・・・アルさんも神様です」


「え?・・・アルさんもですか?」


「はい。私は愛と美と若さを司る神獣種神鳥類大白鳥種。神鳥の長です。化現しているので人間種と何も変わり映えしませんけどね」


「で、マルアスピーは、大樹の森の聖域の精霊樹に宿りし精霊で大樹の大精霊様で、マリレナさんは高位樹人族(ハイエルフ)だったんだけど、神授で風の精霊としての力を与えて貰って精霊様になっちゃったし、今日は朝早いせいで静かだけどトゥーシェは2人になっちゃったけど、どっちも魔界っていうこの世界とは違う世界の存在で、魔界では悪魔種の魔王の孫で、夢魔族の長の娘で、夜の女王。こっちの世界だとようするに悪魔とうか魔神様だね。因みに精霊様は、違う世界の精霊界の存在で、神様は神界って世界の存在らしいよ。あっ、アランギー様も神様だった。忘れるところだったよ。ハハハ」


「あれは、影が薄いね」


「おんや、パトロンロイク殿の奥方の1人運を司りし遊びの女神フォルティーナ様、失敬なですねぇ~。はい。しかし、パトロンロイク殿の奥方の1人マルアスピー殿よ。このドリンクなかなかいけますなぁ~はい」


「シェフに褒めて貰える何て嬉しいわ」


「味のバリエーションはどのようになっているのですかな。はい」


「今のは通常の味ね。通常は水分と【HP】と【MP】の補給用で味は従来の回復水・【HP】に、数種類の柑橘類と林檎をブレンド。バリエーションとしては、柑橘類が苦手な人用に柑橘類を抜いた林檎ベース。林檎が苦手な人用に林檎を抜いた柑橘ベース。従来の回復水に炭酸を溶かし果糖で甘みをプラスした炭酸ベース。柑橘類とアルコールを加えたアルコールベース。これは【HP】と【MP】の補給用に【気付け】の効果も付加してみたものね。もう1つは、【睡眠】【気絶】【暗闇】【無音】を解除する効果を付加した珈琲豆やカカオ豆から抽出した成分を配合したカフェインベース。これらの効果は無いけど香りだけは似せたカフェインレスベース。今は7種類ね。カトリーヌのおすすめはブレンドだそうよ」


「何と、合わせ技が21個も可能とは・・・素晴らしいです。はい」


 うん?それだと、林檎を抜いた柑橘に林檎を入れたり。柑橘を抜いた林檎に柑橘を入れたり、カフェインレスにカフェインを入れたり、カフェインにカフェインレスを入れるのも・・・まぁ~気にしないでおこう。


「私は、林檎ベースとカフェインレスベースのミックスが好きです」


「それに、組み合わせは18種類が限界ね」


 それ、流したのに・・・


「エルネスティーネさん。ドリンクの事はあっちに任せて、話の続きですが、神様や精霊様や魔神様にはレベルが無いので修練には経験値の為に同行して貰うだけになります。俺もレベルが1619なんで基本的には同行するだけになるかな」


「1619!?」


「そうですよ。でも、俺の場合はJOBレベルも制限解除されてるから、JOBレベルを上げるって意味では、修練はした方が良いのかな」


「ロイク様。ロイク様の個人レベルが1619として、皆さんのレベルはお幾つなのですか?」


「えっと・・・ちょっと待って、今確認するから」


「は、はい」


 俺は、神眼を意識して皆を視認する。


「アリスさんが、個体レベル501でJOB武弓聖レベル10。カトリーヌさんが、個体レベル502でJOBアクトリスヌエクラン(銀幕の女優)レベル10。テレーズさんが、個体レベル501でJOB知弓聖レベル10。パフさんが、個体レベル501でJOBソメポールマージ(頂魔導士)レベル10。バルサさんが、個体レベル501でJOBロワデベット(百獣の王)レベル10。サラさんが、個体レベル502でJOBソメポールサージュ(頂賢者)レベル10。メリアさんが、個体レベル502でJOBアンシヤンマジシャン(古代魔術士)レベル10。マリレナさんは・・・個体レベル500台だったけど精霊様になったからレベルは分からないや。・・・で、バジリアさんが、個体レベル503でJOB破剣聖レベル10。俺は1619でJOBエロー(英雄)レベル108だね」


「・・・えっと何て言って良いのか」


「因みに俺はだなぁー。バイルって名前でぇー・・・個体レベルは108......


***********************


  ロイクの父バイルのステータスとスキル

  (余り重要ではないが・・・)


 ≪ステータス≫


【個体レベル】108

【JOB】本職(cho)戦闘型(BT)イーヴァルスナイパー(邪の狙撃手)Lv.10


【HP】 3000 【MP】 7000

【STR】3900 【DEX】7000

【VIT】3500 【AGI】9999

【INT】2800 【MND】2700

【LUK】999+10000


 ≪スキル≫

 ≪SENSE・SKILL≫


【弓の心得】   レベル10

【短剣の心得】  レベル10

【剣の心得 】  レベル3

【斧の心得】   レベル5

【衣の心得】   レベル10

【軽鎧の心得】  レベル1

【盾の心得】   レベル1


【警戒】     レベル10

【解体】     レベル10


【加工・基礎】  レベル10

【加工・皮革】  レベル10

【加工・骨角牙爪】レベル10


【四大属性の心得】   レベル10

【四大属性魔術耐性特化】レベル10

【邪属性の心得】    レベル10

【邪獣邪属性魔法耐性特化】50(運用転換)

 ※邪獣が傍にいる時のみ運用転換可能※

 ※最大運用値50※

 ※魔法として運用する場合約10分の1※

【邪属性魔術】  レベル1+【邪属性魔法】

 ※魔法を魔術として運用する場合約13倍※

【邪属性魔法】  レベル10(運用転換)

【邪属性特化】  レベル10

【邪属性耐性】  レベル10


【即死攻撃・魔獣(獣種)】  レベル10

【即死攻撃・魔獣(飛行種)】 レベル10

【即死攻撃・魔獣(外骨格種)】レベル10

 ※即死の確立※ レベル10=80%

 ※即死無効の相手には無効※

 ※聖属性耐性を所持する者には無効※

 ※邪属性耐性を所持する者には無効※


【邪・遠望】

 ※消費【MP】0で常時※

 ※障害物無視:範囲5m以内※

 ※暗視可能:範囲500m以内※

 ※透視可能:範囲50cm以内※


【邪の共鳴】

 ※邪獣種と念話が可能※

 ※邪属性の攻撃を受けると回復する※


 ≪BIRTHDAY・SKILL≫


【遠望・改】

 ※消費【MP】500で36時間(1日)

 ※半径14Km圏内を鮮明に視認※

 ※暗視不可※

 ※障害物回避不可※

【上位加工・武具】

 ※通称:神技持ち※

 ※武具限定の加工スキル※


***********************


......魔獣とか獣相手ならよっ!矢さえ外さなきゃだいたい勝てんぞぉ」


 益々、この世の者では無い感じになったな。なぁ~親父・・・。しかしまぁ~即死確率80%ねぇ~。


「即死ですか?」


「スキルでは80%何だけどよぉー。実際は【LUK】が10000超えってから100%らしいぞっ!」


 ほぼ反則じゃないか・・・って、俺が言ってもダメだな。


「レベルはこんな感じだから、エルネスティーネさんも上がるようになったら、サクッと上げて、来たる日に備えましょう」


「・・・は、そう、そうですね」


 親父のせいで話が綺麗に収まらなかったじゃないか。



「パフちゃん。カトリーヌ。メリア。今日は工房の前に修練よ。今日は生地練り込みを試すわ」


「はい!」


「分かりましたわ」


「今日は生地ですか・・・」


 パフさんは元気良く返事し、カトリーヌさんは無難に、メリアさんはどうして私までとそんな表情だ。



「それでは、久しぶりに皆で地下0階に行きましょう。ルージュとドルを別荘(ハレム)から連れて来ます」

ありがとうございました。

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