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このKissは、嵐の予感。(仮)   作者: 諏訪弘
ー来る日編ー(本編開始ちょっと前=真の序章)
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8-179 来る日と奇跡の日と執行の日の前夜 -就寝前- ④ 寝落ち

「...... ~ ......なのでしょう。詳しい話は先程も申し上げましたが明日以降落ち着いた頃合いを見計らうということで今日のところはこれで解散に致しませんか」


 クラーラ様のおかげで父バイルの身に何が起こったのか。ディアナ嬢が四十億年中のここ数日何をしていたのか。大まかではあるが把握することができた。


 最優先事項は間違いなく創造神様のおもてなしと来る日と査察。四十億年物の案件ディアナ嬢に関しては今まで大丈夫だったことを考えると優先度は限りなく低い。


 と言う訳で。


 自分を大切に、頑張らない、無理をしても良い結果には絶対にならない。休む時は休める時は全力で休む。アシュランス王国の方針を国王の俺が率先して見せることにした。


・・・

・・


 研究塔の屋上俺のセカンドハウスの寝室のベッドに横になりながら明日のおさらいをする。父バイルには後回しにしてごめんと思いつつ。あのままダラダラと時間を消費し続けるのはハッキリ言って無駄。苦痛でしかないんだよなぁー、と思いつつ。


 フォルティーナに丸投げした(キタ)る日。神授の仰せの通り皆で備えていたにも関わらず、コルト下界の存亡を懸けた戦いはあっさりと俺達の手から離れてしまったが・・・まぁー何だこれも神授だった訳で、御意思御意向に承服するのは当然、だしなぁ~♪。


 それにだ、アレから与えられる日頃の苦行から考えても、タブンだけど、このくらいのことであれば許容範囲のうちだ。・・・だと思う。うんうん実に有難い限りだ。もつべきものは有難迷惑だと思っていたけど流石は一応次席の女神様だ。


 明日は宜しくお願いします。ホントマジでちゃんとお願い致します。


 静かに何かを考えている時のまともな時のフォルティーナの顔を思い浮かべながら何となく彼女神(カノジョ)に念押しと言う名の祈りを捧げておく。


 あぁーそういや、査察もだったな。


 ・・・結局のところ何をするのかされるのかよう分からんし、こっちも丸投げしちゃってる訳だしなるようになるってことで問題はないだろう。


 おもてなしを恙無く、こっちには創造神様がいらっしゃるんだ。最悪は出るとこに御一緒して貰って・・・不敬か?


 毎月遊びに来るような流れになっちゃったし、毎月エスコートする約束もしちゃったし。フォルティーナポートとその周辺だけを毎回ウロウロするだけでは飽きてしまうだろう。趣向を凝らして一回くらいまさかの神界ショッピングとかもありだと思う。その際にちょっとだけ立ち寄って査察の仕返しじゃなかった挨拶しておくのも悪くはないだろう。


 俺達が、俺が明日できること・・・は・・・そう・・・・・・。

貴重な時間をありがとうございました。

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