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このKissは、嵐の予感。(仮)   作者: 諏訪弘
ー来る日編ー(本編開始ちょっと前=真の序章)
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8-087 歪みの深刻度・プリフェスト下界

 神々様方の御話をまとめると、来る日も来る日の後もなるようにしかならないから気にするだけ無駄。備え乗り越えるしかない。・・・そうですよね俺もそう思ってたんで全くもって問題ありません、了解致しました。


・・・

・・


 なるほど、精霊王様(精霊王様は半分神様で半分精霊様)から話を聞く限りでは...... ~。


 プリフェスト下界(コルト下界では精霊様の国は精霊界にあると語り継がれているが信じている人は非常に少ない)は精霊域を含め比較的安定している。


 理由としては比較的近い場所に精霊樹(精霊が宿った世界樹)が増えたから。どうやらメア(亜)下界の聖地と天庭球が思わぬところで役に立っていたようだ。たまには勢いってのも大事なのかもしれない・・・失敗の方が多いような気もしないでもないが・・・。


 行き当たりばったりで大精霊様を増やしてしまったこともそれなりに安定に貢献しているらしい。


 ただ、来る日とは大いなる歪みらしいとしか分からない現状では生まれ問わずコルト下界で暮らす精霊様達の身を案じる日々が続きちゃっと痩せてしまったことが本人としては大問題なんだとか。前に見た時と何も変わっていないように見えるのはきっと気のせいなんだろう。


・・・

・・


「...... ~ ......精霊の力の根源【精霊気(S M P)】の循環や行使に少しばかり狂いが生じてしまう可能性があってね」

「えっ、精霊王様が痩せるとプリフェスト下界の循環が狂って魔法(正式には精霊魔法)の行使にまで影響が出てしまうんですか」


 精霊王様ってプリフェスト下界の管理者だったよな。リンクし過ぎじゃね?


「そうそう、そうとも言えるし違うとも言えるかな」


 どっちだよ。


「秘密にしたことは一度もないのだけれど、意思の有無関係なく実は私と精霊(子供達)は【精霊気(S M P)】の循環で繋がっていてね。一応、自然の力の循環の一つだから切れてしまうと意外に厄介あっ!! 君がえっとロイク殿が大精霊へと昇華させた者名誉なことに眷属とした者達とは切れちゃったというか初めから無かったことにされてしまったというか・・・まぁーあれだよ問題ないってことさ、私の方が結果的に下位になってしまった訳なのだから当然のこと。うん、これは当然のことだから・・・ただ、それでも、突然切れるとかはちょっと心臓に悪いからそういう時は事前に教えて欲しいかな・・・えっ消滅した? とかあの時とか本当にもう・・・」


 繋がりが突然切れたら確かにパニックというか騒動だわな・・・でもなぁ~、事前に連絡して欲しいと言われてもなぁ~、いきなり昇華しちったりって感じだからなぁ~。あん? 歪みの他にも循環が狂うことがあってって話は何処へ?

「あの循環が狂うって話はどうなったんでしょうか?」


・・・

・・


「...... ~ ......という訳さ」

「はぁーそういこともあるんですね」

 何か良く分からなかったけど一先ず返事だけはしておこう。


「世の中は非常に良く出来ていてね、そういうものなのさ。・・・そうだっ!! ここで一つ種明かしといこう。繋がっていると言っても皆と直接という訳にはいかない。数が数だからね。実は私と直で繋がっているのは長老達大精霊達力の強い中精霊くらいでね。後は属性や系譜に従って末端の微精霊達までといった感じなんだよね。ここにちょっと面白い現象が起こってしまっている、その面白い現象を齎してくれた当時者でもあるロイク殿へ抗議ではなくプレゼントを贈りたいって言ったのは本当に感謝しいるから。・・・分かって貰えたかな?」


「は、はぁー・・・お役に立てたのであれば幸いです?」

 全くもって心当たりがないんですけど。

貴重な時間をありがとうございました。

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