8-084 反応があるだけ無視よりはまし?
隠蔽の楽園銀行のゲートを潜り冥下界に帰界した俺達(遊狐様、悪狼神様、フラン様、ロザリークロード様、バジリアさん、マリレナさん、リシュル、トゥーシェ、俺)は、待機組(華南姫神、大天姫神様、フレアリース様、エリウス、イザーク君、サンドラさん、エルネスティーネさん、カトリーヌさん、メリアさん、バルサさん、テレーズさん、サラさん、アリスさん、パフさん、何故かレディー・マリリンさんとオスカー殿とバルタザール殿とマクドナルド卿と親父)と合流した。
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因みに、フォルティーナはというと、窓口で迷惑行為の真っ最中だった。・・・俺達は一瞬でアイコンタクトを取ると瞬時に全てを理解し頷き合い迷うことなくゲートを潜り抜けた。足早に。
尚、クラーラ様とモデル嬢とアンガーレム様とミューさんとマルアスピーは冥の深淵の第一層か第二層か第三層を再捜査しているはずだ。
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牛歩の報告会は俺達が帰界する少し前。
「そもそも此度の神気解放劇は神授です。そして運が下界コルト限定で理への干渉に制限を敷かれたのもまた神授です。ですがその手段として制限された神気はあくまでも下界コルトの理下においてです。つまり下界コルトに縁を持ち居を構える柱にとっては死活問題かもしれませんが結び付き希薄な私達にとっては対岸の火事詮方ないとまでは言いませんが所詮は余所様の問題です。神界神域冥の深淵他随所時の理の外にあって幸いなことに時を無駄にするには至っていません。もう宜しいのではありませんか、先方にも伝わったことでしょうしそろそろ解散にしませんか」
大天姫神様が発した言葉で突然の終わりを迎え、傍聴席に座っていた引くに引けなくなっていただけの神々様方は皆笑顔で帰って行ったそうだ。
傍聴席の神々様方と入れ替わるように中央の円卓の席に着いたのが見知った顔ぶれ(華南姫神様、大天姫神様、フレアリース様、サザーランド殿とチヨコ殿、精霊王様、イエレミーヤ様、クロコダイアン様、chefアランギー様、エリウス)で話し合っていたのは各界の歪みの状況やその対策について。
皆がこうして頑張ってる時に阿呆女神はホントもう・・・色々とあれだよなと心の中だけで愚痴というか罵声を繰り返していたら・・・フレアリース様からのお誘いに適当に生返事をしてしまっていたようで。
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気付いた時にはもう手遅れで上段の椅子から話し合いに参加することになっていた。
そして当然のことながら自動的に待機組も・・・。
貴重な時間をありがとうございました。




