表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このKissは、嵐の予感。(仮)   作者: 諏訪弘
ー来る日編ー(本編開始ちょっと前=真の序章)
1103/1227

8-060 閉心より無感情の方が応用が・・・

「...... ~ ......そう心掛けよ・・・しかしあれだ、今日まで故意に振る舞っていたと勘違いし気付けずにいた我もまた・・・認めよう、愚かであった、と・・・だがのぉー・・・我が眷属ロイクよ時は来た愚かなる己と決別する時がだ。さぁー今こそ、我が求めに応じ閉ざしてみせるのだ」


 雄弁に語る幼女って意外に可愛いというかホッコリするもん何だな、ホントノリノリで楽しそうだ。・・・しっかしぃ~ふぅ~む・・・分かりました良いでしょうロザリークロード様の求めに応じて御覧に入れますとも。・・・聞いた感じだとそこまで難しくなさそうだったし、タブン大丈夫だろう、タブン。



 ロザリークロード様から神々様方に思考を読まれずに済む方法を教えて貰い今直ぐやってみせろと言われたので早速試してみることにした。


 心とか思考とか精神を丈夫で絶対に壊れないって思う素材で覆って、・・・絶対かぁー絶対って具体的にどんな・・・うーむ・・・・・・ダメだ、神星石(レミレリラス)しか思い浮かばん。先ずは神星石(レミレリラス)の壁で覆う感じでぇー。


 完全に覆ってしまうとそれはそれで問題でしかないってそりゃそうだ、人形じゃん、このままだと普通に心を閉ざしてはい終わりってね。なんで出入り口みたいな物を・・・。


 分かり易くドアとかゲートとかあっ暖簾とか・・・あぁー柄が微妙だな・・・無難に家の玄関・・・扉は柄が複雑過ぎてちょっと無理があるから正門の方にしておこう。まんま滅茶苦茶門(ザ・ゲート)って・・・ウンウン良い感じじゃん。あっ素材・・・ある程度柔軟性があって数億回数千億回の開閉に耐えられるそれでいて丈夫で出来れば自己修復機能があればってこれって最早素材じゃなくて魔道具とか神具じゃね? あぁはいはいはいはいなるほどね門の神具を想像しろってことですね。


 素材は神銀石(ヴレミスリル)五十%神虹石(レインボー)五十%イヤこれは無いわぁー色がグチャグチャしてて下品つうか・・・。


 それならいっそのこと全部いっちゃいますかね、神虹石(レインボー)三十%神金石(オリハルコン)三十%神銀石(ヴレミスリル)三十%神星石(レミレリラス)十%おっ虹プラス聖銀いや横陽も混ざってるような・・・開け閉めするだけだしこの際色に拘るのは止めよう。


 これ付与だよな。万が一って有り得ない気もするけどまぁー壊れた時の為に勝手に修復する機能と・・・あっ後は開閉する時の滑らかさだな開閉する度にギーギーキーキー鳴るのは我慢できない。


 ・・・想像というか切り取ったみたいにかなりリアルなイメージで仕上がったけど、こんな感じで良いのか?


「・・・閉心術言うのん開心術言うのんえらい立派なゲートを作られたようどすなぁ。・・・下界の民の心は繊細で複雑になるように創造したそなんどす。一つだけどすと渋滞を起こして・・・あぁでもロイクはんの場合は問題にすらならなおすなぁ。部屋の小さな窓や戸と違うてスカーレットの城壁の巨大な正門どすし」

「ですが悪狼神(アッオイ)、ロイクさんのイメージだと閉ざすまでに開くまでにチグハグしたラグが生じてしまうのではないでしょうか?」

「数ミリメートルの開扉で駄々洩れになってまうやろうさかい、その加減を覚えてもうたら」

「そんなに面倒なことをしなくて主なら主の(ウチ)にある蛇口を捻って水を出したり止めたりするイメージに置き換えてしまえばキューンキューンだぞ」


 遊狐(ユーコ)様っ!! それ採用っ!!


「それでアタシの神気の話はどうなったね?」

貴重な時間をありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ