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このKissは、嵐の予感。(仮)   作者: 諏訪弘
ーアシュランス王国建国編ー
102/1227

2-21 フィーラで騙る者達と、始めての手詰まり感。

宜しくお願いします。

――― R4075年7月17日(邪)24:10


 俺ことアドミンと、諜報員のコードビーンズは、エルフィーローズ王国の王族の側近だと名乗る黒いフードを被り顔の見えない3人組の樹人族に案内され、ワワイの森の中に樹人族(エルフ)を隔離管理する為に作られた監視域。その監視域の中でフィーラの市街地に最も近い場所にある監視域#3(ナンバースリー)(ない)にある大きな木の内側を刳り貫いて作られた地下へ通じる階段を下り、薄暗く狭い通路を100m程進み、広さ20㎡弱の扉の無い長方形の部屋にいる。


 部屋の中には、木製のティアラを頭に載せ椅子に腰掛ける樹人族の少女と、少女の前に1列で並び身構える9人の樹人族がいた。この9人の樹人族もまた案内役の3人と同様、黒いフードを被り顔を隠していた。


 【タブレット】『表示』この部屋に存在する俺とルードヴィーグ以外の者の、【名前】【年齢】【個体レベル】【身分】【JOB】【備考】 ≫


≪・・・表示しました。


***********************


 椅子に腰掛ける樹人族(エルフ)

 ①【名前】シオ

  【年齢】98(未成年)【個体レベル】1  

  【身分】奴隷

  【JOB】未成年の為・設定不可


 ≪椅子の前に並ぶ樹人族・左から≫

 ②【名前】ダーレ

  【年齢】301【個体レベル】21

  【身分】奴隷

  【JOB】ソルダ(双剣士)☆6


 ③【名前】ヤンネ

  【年齢】298【個体レベル】20

  【身分】奴隷

  【JOB】ソルダ(双剣士)☆5


 ④【名前】キルステン

  【年齢】410【個体レベル】39

  【身分】奴隷

  【JOB】ソルダ(双剣士)☆9

  【備考】サヴィニア伯爵家の家臣


 ⑤【名前】クレフィーレ・サヴィニア

  【年齢】203【個体レベル】4

  【身分】奴隷

  【JOB】アーチャー(射手)☆2

  【備考】元貴族・サヴィニア伯爵家


 ⑥【名前】ノラ

  【年齢】266【個体レベル】17

  【身分】奴隷

  【JOB】ソルダ(双剣士)☆3


 ⑦【名前】テア

  【年齢】267【個体レベル】17

  【身分】奴隷

  【JOB】アーチャー(射手)☆3


 ⑧【名前】ケリー

  【年齢】348【個体レベル】28

  【身分】奴隷

  【JOB】アーチャー(射手)☆7


 ⑨【名前】リヴ

  【年齢】205【個体レベル】3

  【身分】奴隷

  【JOB】アーチャー(射手)☆1


 ⑩【名前】メッテ

  【年齢】605【個体レベル】51

  【身分】奴隷

  【JOB】プロフェート(預言者(占い師))☆10


 ≪案内人・左から≫


 ⑪【名前】ヴォッコ

  【年齢】217【個体レベル】9

  【身分】奴隷

  【JOB】ソルダ(双剣士)☆4


 ⑫【名前】シルシイ

  【年齢】322【個体レベル】26

  【身分】奴隷

  【JOB】マジシャン(魔術師)☆7


 ⑬【名前】ミーム

  【年齢】209【個体レベル】7

  【身分】奴隷

  【JOB】アーチャー(射手)☆3


 ※皆、女性です※


***********************


 俺は、表示画面と部屋に居る樹人族を見比べ1人ずつ確認した。


 なるほどね。王族はここにはいないのか!・・・話かけて揺さぶりをかけてみるか。


「貴殿が、ゼルフォーラ王国の者であるという証拠を見せていただきたい」


 俺が切り出そうとした矢先、正面右端に立つメッテに先手を打たれた。


「証拠って言われても、ゼルフォーラ王国の人間ですって見た瞬間に認めて貰える様な物なんて無いんじゃないかな。そう思いませんかメッテさん。年齢から見て貴方がこの集団のリーダですか?」


「・・・我等の(あるじ)は、こちらにおられるエルヴァーリズ王国カーフィリア家が一族クレフィーレ・カーフィリア様です」


 態々殺される可能性の高い王族を名乗るって、何がしたいんだ?・・・


「なるほど。椅子に座ってるシオさんはまだ未成年ですよね?」


「わ、私は、クレフィーレ・カーフィリア。シオなどという者はここにはいない」


 俺に名を言い当てられ、シオは不安を隠し切れない様子だ。まじまじと顔を見た樹人族は彼女で5人目だが、表情の変化に乏しい樹人族がここまで狼狽するのは珍しい事だと思う。実に分かり易い反応だ。


 俺よりかなり年上だけど、まだ子供だから仕方無いのかもしれないけど、王族を名乗るなら偽物ですってバレバレな態度もどうかと思うけど・・・


「クレフィーレ様。素性の分からぬ人間族を相手にする必要はございません」


 帝国による徹底した奴隷階級民の隔離管理政策の結果、人間族に嫌悪感を持ってるのは分かるけど露骨過ぎるだろう。


「コードビーンズ」


「アドミン様。如何なされました」


「接触のベクトルは?」


「私からではありません」


 なるほど、接触して来ておいてこの態度な訳か・・・ここに王族はいない、早々に切り上げて聖都に戻る事にしよう。


「ゼルフォーラ王国の人間だという証拠を提示していただきたい」


 証拠ねぇ~・・・


「えっと、正面左から、ダーレさん301歳、ヤンネさん298歳、キルステンさん410歳、サヴィニア伯爵一族のクレフィーレ・サヴィニアさん203歳、ノラさん266歳、テアさん267歳、ケリーさん348歳、リヴさん205歳、メッテさん605歳、後方が左からヴォッコさん217歳、シルシイさん322歳、ミームさん29歳。ここには王族が1人もいないようですが、サヴィニア伯爵家はエルフィーローズ王国の王家の遠縁だったりします?」


「貴殿は・・・我等の名を何処で?」


 この状況でも、口を開くのはメッテさんだけか・・・もう少し揺さぶってみるか!


「メッテさん。非常に残念ですが、ゼルフォーラ王国としても、大樹の英雄としても、創造神様より色々御預りしている守護者だ管理者だ聖人だとしても、力を貸す事は出来そうにありません」


「世界創造神様は、我等樹人族をお見捨てになられた。帝国に神罰を与えず繁栄を与えている事が何よりの証拠」


 旧教こと世界創造神創生教(そうせいきょう)と帝国の癒着は凄まじく、教王や枢機卿、教義の名の下に諸外国に対し虚偽の報告や申請を繰り返していた。正創生教こそが正しい教えだと創造神様が世界規模で神授を与えた後も、帝国は旧教との癒着を維持した。活動資金を提供し保護し続けている。


「隔離されているから知らないのかもしれませんが、世界創造神創生教(そうせいきょう)は旧教とか誤教と邪教と呼ばれ、今ではほとんどの国がその教義を捨て正創生教に改宗しています。ヴァルオリティア帝国は旧教を未だに保護しているようですが・・・」


「我等もあの日、世界創造神様からの啓示を受けた。だが、改宗するだけで我等が救われる事は無い。神は何もしない」


 正しい事を言ってるだけに会話が難しく成って来たぞ・・・俺は創造神様や沢山の神様に助けていただいてここまで来たが、創造神様も神授により与えてくださったしフォルティーナも言っていた。神を頼ってもらっては困る。神は暇じゃない忙しい。我儘で怠惰で無責任で傲慢で強欲でどうしようも無い存在だと・・・そして創造した世界に基本的に干渉する事は無い。それは自立を促し進化と発展と後退と退化を促進する為なんだと......


***ファルティーナとの回想***


「それなら宗教とか神授とかで必要以上に関わっているのは変じゃないですか」


「うんうんだね。矛盾だらけなのもだね。神の得意技なんだね」


「何か、親父とかフォルティーナとかって素で神様出来そうですよね」


「うん?何を言ってるね。私は素も何も神そのものだね。バイルはかなり特殊だね。ハッハッハッハ」


「前から疑問に思ってたんですが、旧教の頭のおかしな人達がいるじゃないですか」


「そうれがどうしたね」


「どうして、宗教がおかしな方に進んで、一部の者に悪用されていると指摘して、改善とかを促さなかったんですか?」


「それはだね。神の仕事じゃないからだね。人間種が自らマイナスのベクトルに進化させた支配や恭順や拠所の為の必要悪として磨き上げた過失をだね。突然プラスのベクトルに進化した故意と置き換える様な無粋な真似はしないね。神は鬼じゃないね」


「何かいまいち良く分からないです」


「安心するね。喋ってるあたしも良く分からなくなってるね」


「そ、そうなんですね・・・」


「神の行いには、意味が有って無い。無い様で有る様な感じがする様な気がしなくも無いそんな感じなんだね」


「あと、祈りを捧げてさえいれば、許されるとか、お腹がいっぱいになるとか、これは早目に改善するべきだったと思うんですけど」


「それはだね。普通気付くと思って放置したね。当然だね。食べなきゃ死ぬね。祈ってるだけでもお腹は空くね。馬鹿でも気付くね」


「そ、そうですね・・・」


「それにだね。祈るだけで許される何て事が世の中ある訳無いって誰もが知ってると思ったね。嫌な事をして来た存在に改めよと諭すとするね。謝罪の言葉も無く神に祈ったからもう許されたと言われたとするね。あぁ~この目の前の存在ってもうダメだって思うね」


「結局のところどうなんですか?」


「お奨めはしないね」


「なるほど」


***回想おわり***


......物事は白黒ハッキリさせない方が楽な場合が多いから灰色な気分で適当に気楽に見守っていたと。


「俺が言いたいのは、神様がどうのこうのとか、帝国がどうのこうのとか、宗教がどうのこうのじゃなくて、王族の名を騙る集団が何を目的にしているのか分からない。分からないから力は貸せ無い。それだけです」


「アドミン様・・・」


 コードビーンズは、俺の顔を見て納得した様だ。


「ハズレです。・・・・・・さて、やらなくてはいけない事が沢山あるので、俺達はこれで失礼します。シオさん。俺達が帝国に情報を渡す事はありませんが、自由と引き換えに仲間を売る者もいるかもしれません。処刑される可能性の高い王族の名を名乗るのは自殺願望があるか何か目的があると思います。気を付けてくださいね」


「・・・我等の存在を知った者を......


 【転位召喚】『転位』対象ルードヴィーグ・ダダ:『場所』聖都スカーレット・エルドラドブランシュ(領主館であり俺の家)5階・俺専用の執務室。【フリーパス】同じ場所。


......このまま帰す訳には行きません」


 黒いフードを被った前方9人。後方3人が武器を手に身構えた。


「残念です。・・・あっそうだ。フィーラで強制労働させられている樹人族を、一箇所に集める事が出来る様なら頑張ってみてください。市街地の樹人族を無事に救出出来たなら、監視域内の住民も救出する予定なので・・・それじゃ。また会えたら会いましょう」


「何を言ってる」


 発動 ≫



――― R4075年7月17日(邪)24:40


 俺は、聖都スカーレットのエルドラドブランシュ(領主館であり俺の家)の5階にある俺専用の執務室に、【フリーパス】で移動した。【転位召喚】で移動させたルードヴィーグ・ダダも一緒だ。


「副王陛下。無駄足でしたね」


「そうですね。でも、組織を作って何かをやってる人達がいる事は分かりました。それと、樹人族を聖都に移動させるにしても人質に近い状況にある人が優先だという事もルードヴィーグさんのおかげで分かりました。収穫が無かった訳ではないです」


「この後はどう動きますか?」


「隔離管理されている樹人族の救出が当初の目的でしたが、その前に本物の王族の生き残りを確認したいと思います」


「ターンビット王国に亡命した王族の所在を見つけ出すのは難しいと思いますが・・・」


「俺のスキルを使えば直ぐに分かります。それに、ゼルフォーラ大陸にもいるかもしれませんよ。今から見せる絵は他言無用でお願いします」


「はっ!畏まりました」


 【タブレット】『認証更新』可視化・対象ルードヴィーグ・ダダ・今だけ:『画面』30インチに拡大:『検索』エルフィーローズ王国の王家の血を継ぐ者 実行 ≫ 


 宙にタブレットの画面が表示された。


≪・・・該当は、8人です。表示しました。


***********************


 ≪王家≫ ワワイバーン・ノイリア家


 【名前】メリア・ワワイバーン・ノイリア(女)

 【所在】アンカー男爵領・領都マルアスピー


 ≪大公≫ ファヴィール家 ※王家の分家※


  該当者なし


 ≪4長老≫ カーフィリア家 ※王家の遠縁※


 ①カーフィリア北家 該当者なし


 ②カーフィリア南家

 【名前】ヴァルター・カーフィリア(男)

 【所在】ヴァルオリティア帝国帝都ガルガンダ


 ③カーフィリア東家

 【名前】クレト・カーフィリア(男)

 【名前】アラセリス・カーフィリア(女)

 【名前】カルロータ・カーフィリア(女)

 【名前】カルメン・カーフィリア(女)

 【名前】ブルニルダ・カーフィリア(女)

 【名前】カリスト・カーフィリア(男)

 【所在】ターンビット王国王都ネコトミ


 ④カーフィリア中家


  該当者なし


***********************


「宙に浮かび上がる絵ですか・・・」


「そんなとこです」


 俺は画面を確認して驚いた。先日フィーラで一緒になった、パレスマージ(王宮魔術師)隊の三級魔術師は、エルフィーローズ王国の王家の嫡流だった。


「ゼルフォーラ王国に正統後継者がいるって事ですよね?この絵に描かれている情報は正しいのですか?」


「神授スキルです」


「なるほど。それでどうされるおつもりですか?」


「2日前に別れたばかりですが、会って話をする必要があります」


「アンカー男爵領マルアスピーへ行かれるのですか?」


「そうですね。もう夜だし、今行けば間違い無く宿で会えると思うし、サクッと行って来ます。ということで、明日の朝食の後、ここに改めて集合しましょう。今日はゆっくり休んでください。お疲れ様です」


「ありがとうございます。それでは今日はこれで失礼させていただきます」



――― R4075年7月17日(邪)25:00


 俺は、生まれ故郷マルアスピー村の宿屋街に移動した。宿屋街といっても宿屋が5軒並んでいるだけの小さなエリアだ。


「お久しぶりです。パンチェッタさん」


「おぉ~久しぶりだなぁ~・・・これは大変失礼致しました。副王陛下」


 パンチェッタさんが経営する宿屋は、シャレット家で加工したハムやソーセージを定期購入してくれていたお得意様だった。幼い頃から何度も届けに来ていたので、俺の方が父バイルよりも顔馴染みだ。


「ロイクで良いですよ」


「そういう訳には・・・・・・えっと、ロイク様。本日はどの様な御用件で?」


 様位は仕方ないか・・・


「迷宮の封印が解除されてから、マルアスピー村にも良い感じで人が流れてるみたいで良かったです。今日はですね。メリア・ワワイバーン・ノイリアさんというパレスマージ(宮廷魔術師)に話が合って来ました。宿泊しているはずなんですが、呼んで貰えますか?」


「は、はい!直ぐ呼んで参りますので、少しだけ少しだけお待ちください」



 程無くして、パンチェッタさんに連れられて、ルカ・マクリスと、メリア・ワワイバーン・ノイリアと、数人の外交使節団の団員がロビーにやって来た。


「副王陛下。私達にお話があると店主より聞きました。・・・フィーラの一件に進展があったのですね」


 ルカさんは勘は良いんだけど、思考の固い人だから、今回は蚊帳の外にいて貰った方が良いかな。


「メリアさんに聞きたい事が合って顔を出しただけです。フィーラの件は流石にまだ帝国の帝都からの反応は無いみたいです」


「私に聞きたい事ですか・・・?」


「えぇ。ただ、内容が内容なだけに、ここでは無理なので、移動しましょう」


「副王陛下。彼女は国王陛下の命によりフィーラに赴き、王都へ帰還する最中にあります。任務遂行中の身です。勝手な事は困ります」


 ・・・この役人気質何とかならないかぁ~


「俺は、この使節団の団長だし、彼女に確認する必要がある事は、今朝の御前会議で決定した事項に関わる事で、帰還の任務より優先順位が上なんです」


「ですが、国王陛下より言い渡された任務は・・・」


 長くなりそうだし、ここは!


「分かりました。聞きたい事が終わったら、俺が責任を持って彼女を王宮内のパレスマージ(王宮魔術士)隊事務所に送り届けます。帰還が早い分には問題無いですからそうします。それでは、急いでますので、また機会があったら会いましょう」


 【転位召喚】『転位』対象:メリア・ワワイバーン・ノイリア『場所』聖都スカーレット・エルドラドブランシュ(領主館であり俺の家)5階・俺専用の執務室。【フリーパス】同じ場所。


「では」


「副王陛下。まだ話が・・・」


 発動 ≫



――― R4075年7月17日(邪)25:25


「ここは、ルーリン・シャレット領の聖都スカーレットの領主館の執務室です。どうぞ好きな所に座ってください」


「あ、ありがとうございます・・・スカーレットは、サーフィスの隣ですよね?」


「えぇ」


「アンカー男爵領から、王国の西端に一瞬で移動したのですね・・・」


「そうなります」


「・・・・・・それで、私に聞きたい事とはどのような事でしょうか?」


 単刀直入に聞いた方が良いかな。


「メリアさんは、ヴァルオリティア帝国に滅ぼされたエルフィーローズ王国の王家のたった1人の生き残りみたいなんですが、知ってましたか?」


「エルフィーローズ王国・・・森林都市フィーラにあった樹人族の王国の事ですよね?」


「はい」


「私は生まれも育ちも、王都モルングレーです。私の祖父がパレスマージ(王宮魔術師)隊に入隊した事で、士爵位を叙勲され王都の王民になったと聞いておりますが、それ以前は何処に住んでいたのか聞いた事が無いので分かりません」


「そうですか」


 さて、どうした物か・・・手詰まり感が凄いぞぉ~・・・


≪バサバサ トン


「こんな時間に、連絡鳩?」

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