好きな女の子とエロいことしようとしたら好きな女の子の飼い猫と体が入れ替わった
大変なことになってしまった。
俺こと佐藤光太郎はやっとの思いでクラスで一番かわいい女の子、鈴木まゆらと付き合うことになり何度何度もデートを重ねて愛を育みそしてようやくこの度人生最大のイベントとも言える「童貞喪失」の機会を手に入れたと思ったのに……
「じゃあこーちゃん、その、ベタだけど初めてだから優しくして欲しいな……なんて!もー恥ずかしいからあんまり長々と待たせないで!」
「あ、ああ。分かった。優しくする」
震える手を頑張って落ち着かせて彼女のボタンに手をかけた時……無機質な声が流れ始めた。
「この女の子は順番にボタンを外すことで性行為のリミットが解除されます」
「は?」
……思わず声が出た
「えっちょっと待ってリミットって何!?そんなの聞いてないんだけど!」
「ごめんね、こーちゃん。実は私普通の女の子じゃないの、昔悪い悪魔にいい成績と引き換えに魂を売っちゃって……」
「魂軽くない!?いやもうわかったから、じゃあ正しい順番を教えて!」
「正しい順番は……や、やっぱりエッチなことするの恥ずかしいから教えない!」
「ここまで来て引き下がれないでしょう!こうなったら総当りするからな!」
「あっ正しい順番で開けないと大変な……!」
大変なことになってしまった。
ボタンを3つ外した瞬間世界は光りに包まれて気がついたときには彼女の飼い猫と体が入れ替わっていた……
えっ冗談だよね?
「だから大変なことになるって言ったのに!」
「ニャーン」
いや、大変なことになった……って言ってるけどヤバくないですか?これもとに戻るんですか?聞きたいことが多すぎて思わず叫んだ、叫んだけどただの鳴き声になった
「あれっこーちゃんどうしたの?もしかして順番本当はあってた?よかった……」
待ってくれ!それは俺じゃない!頼む!と声を出してみても飼い猫が餌をよこせと鳴いてるような声しか出ない……い、いや落ち込んでいる場合じゃない!そう思って顔をあげると
「じゃあこーちゃん、続きしよっか……」
彼女の元飼い猫と彼女が今にもいい雰囲気になっていたのであった……
そうして俺は彼女の飼い猫になり新たな性癖を植え付けられたのである。




