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停滞者

何かが変わる。何かが代わる。何かが替わる。何かが換わる。何かが―逓る。結局それが何なのかはわからないが、エヴァは恐れていた。いつも通りのヤシロでは無い別のヤシロに。

昔[闇]として、全世界を震撼させた停滞者殺しのプロ。[ヤシロ・レール]としての、彼に。しかしエヴァは彼がそれであることを知っている訳が無い。けれど、『エヴァ・フローレンツ』は。恐れていた。自分の内面にある不安が、焦りが、彼女を駆り立てる。この場にいてはいけない。[停滞者として]危険を感じた。彼女は給湯室の窓から逃げ出した。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「これよりこの進行軍本部の指揮権を皇帝陛下の命により私、、ルナ・フレデリカに移行します。各部隊長は私の指示に従って貰います」ルナは本部に帰還後すぐに各部隊長を会議室に集めた。その言葉の意味を理解できない程馬鹿な隊長はいない。それ程までに緊急事態なのだ。この事態に対してヤシロは一つ提案をする。「停滞者の軍隊の偵察にうちの忍者と剣客を向かわせて構いませんか?」あの二人なら隠密行動のプロ中のプロだ。だからこそ。

「頼む」ルナの許可を得る前に既に例の二人に指示を出していた。


★★★☆☆☆☆☆☆☆★☆★☆★★★★☆☆☆☆★☆☆☆☆☆★


忍者、[ハットリ・ハンゾウ]と剣客、[イシカワ・ゴエモン]


「何故拙者がこんなことを。殺したいのだがな」ハットリは愚痴を言った。

「仕方ないだろう。私だって殺めるのが仕事なのだがな。命令ならば仕方ないだろう」イシカワがさらに愚痴を重ねる。

停滞者の大群は既に忍者と剣客の存在に気が付いていた。それに気が付かない二人は。期せずして[殺したい]という望みが叶う事なるのだった。


★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆★☆☆


TO BE CONTINUED.......

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