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姉と妹と娘になった

 うちの家族は親父と兄貴、俺、弟の男所帯。親父は会社員、兄は大学生、俺は高校生、弟は中学生だ。女っ気のないムサ苦しい家庭だけど俺的には特に不満は無かった。学校に行けば普通に女の子がいるからだ。別に家計に苦しいわけでもなく小遣いにも困っていないので幸せかと問われたらまあ幸せの部類に入るだろう。俺はいまの状況が続くことに何の不満も無かったし疑問も感じなかった。それは、他の家族も同じだと思っていた。あの時までは。


・・・・・・


 それはある日の晩だった。仕事から帰ってきた親父が一冊の雑誌を俺たちに見せたのだ。親父は雑誌を広げてあるページを指差した。


「これを見てみろ」

 そこには龍の神様の願い事叶えますと書かれてあった。


「願い事?」

 俺たちは顔を見合わせた。詳しく見てみるとその龍の神様宛てに願い事を書いた紙を郵送すると願い事が叶うとあった。


「親父、まさか……」

 いや、そんなはずは……。


「さあ、願い事を書くんだ。父さんも書く」

 あったあああああっ!親父の理性を信じた俺の思いは虚しく砕かれた。


「待てよ、本気か?」

「何がだ?」

「だから、その願い事どうのこうのだよ。本気で信じているのか?」

「だって、書いてあるだろ」

 書いてあるからって、じゃあ、あなたも大金持ちになれる方法を教えますって類の話も信じるのか?


「そんなの嘘に決まってるだろ」

 だったら、これだって嘘の疑いがあるだろ。


「それは無い」

 なんでだよ。


「神様は嘘つかない」

「……」

 薬箱はどこかいな。頭痛がしてきた。俺だけじゃダメだ。応援を頼もう。


「なあ、兄貴たちからも何か言ってやってくれよ」

 と、振り返ってみたら兄貴と弟が真剣そうな顔で紙に何かを書いていた。


「……なにをしている?」

「「え?」」

 え?じゃねーよ!何だよ、その何を訊かれているか全くわからないって顔はよ!


「だって…なあ?」

「うん、兄ちゃんが何している?って言うから…。見てわかんないのかなって」

「わかんないなら教えてやる。俺たちは紙に願い事を書いている」

 見りゃわかるよ!俺はなんでそんな事をしているのかって聞いてんだよ!


「なんでって願い事を叶えてくれるからだろ」

 本気で信じてるのか?


「だって、書いてあるじゃないか」

「わかった…もういい、バカがうつる」

 前々から思っていたがうちの家族はバカばっかしだ。常識人は俺ぐらいなものでそのせいで自然とツッコミ役を押し付けられている。


「だいたい、何だよこの雑誌。知らないぞ。こんなのあったけ?」

「ああ、父さんもその雑誌は初めてだ。たまたま見つけてさ。ちょっと読んでみようと開いてみたらちょうどその記事だったんだ。運がいいぞ。その願い事のコーナーはごくたまにしかやってないんだそうだ」

「運がいいね……」

 余計なツッコミをさせられた俺にしたら運が悪かったようにしか思えんが。


「ほら、お前も願い事を書きなさい」

「俺も?」

 いや、俺はいいや。別に願い事なんて無いし。な、なんだよ、非常識な人を批判的に見るような顔をして。


「一家で一つの事をやろうとしているのに一人だけ外れるなんて……」

「あれが不良の素なんだろうな。そのうち家庭内暴力に走るぞ」

「うわあっ、兄ちゃん怖いよぉ」

「……」

 ボケ三人にツッコミ一人では分が悪すぎる。


「わかったよ、書けばいいんだろ」

 これ以上付き合ってられない。さっさと済ませよう。願い事を叶えるなんて出鱈目だったとはすぐにわかるんだから。さて、何を書こう。とりあえず、小遣い増やせにしとくか。


「ああ、言い忘れてた。願い事は他人に知られたら駄目だそうだ。願い事が叶う前に他人に知られると願い事は叶わないそうだ」

 なるほど、願い事が叶わなくても知らないうちに誰かに知られたからという言い逃れを用意してあるわけか。そりゃ、効果的だな。なにせ、兄貴と弟が本気にして、自分の願い事を知られないように警戒しまくりだもんな。


「よし、皆書けたな?これは明日の朝、父さんが速達で出しておく」

 速達って、普通に出しても次の日には届く宛先だぞ?だから、なんで俺を“うわっ、こいつ信じられんわ”みたいな顔で見るんだよ。


「お前、一日も早く願い事が叶ってほしいと思わないのか?」

 悪いが兄貴、俺はそんな事よりも速達にかかる費用が無駄だって思う。


「ああ、費用で思い出した。願い事を叶えてもらうには有り金を全部差し出さないといけないらしい」

「はあ?」

 なんだよ、それ。


「だから、お前たちも持っている金を全部出しなさい」

「「はあい」」

 待て、お前ら本当に全部出す気か?


「え?兄ちゃんは出さないの?」

 当たり前だ。完全な詐欺だろ、これ。


「ばかもん、お前は龍の神様に向かって詐欺とは何だ!」

 その神様が本物かどうかまず疑えよ。


「ここにちゃんとお顔が載っているじゃないか」

 イラストだけどな。だいたい、ウインクしてダブルピースって神様にしたら軽々すぎるだろ。威厳も神々しさもあったもんじゃない。


「とにかく、俺は金なんて出さないからな」

 だいたい、願い事が小遣いアップなのに持ち金全部出してしまったら意味ない。家族は露骨に不満を顔に出したがこれ以上付き合いきれん。


「もう、この話は終わりだ。いいから、飯にするぞ」

 ブツブツ言いながらも家族は飯の支度に取りかかった。まったく、時間を無駄にしてしまった。


 ・・・・・・

 翌日、俺は学校で不機嫌全開だった。


「よお、どうしたんだ?朝から機嫌悪そうじゃねーか?」

 親友が声をかけてきた。悪そうじゃなくて悪いんだよ。理由は訊くな。話せば余計に腹が立ってくる。


「まあ、何があったか知らないが飯喰いに行こうぜ」

「……金が無い」

「は?パンと牛乳買う金も無いのかよ。おいおい、いくらなんでも何でも使いすぎだ」

 俺が使ったわけではない。朝起きたら無かったのだ。そう、俺が寝ている間に持っていかれてたんだ。気づいた時にはあいつらはすでに家を出ていた。まさか、ここまでするとは。自分で無駄使いしたのならまだ納得もできるが、これはどういう思考でもっても納得する事ができない。帰ったら徹底的に追求してやる。その前に解決すべきは昼飯をどうするかだ。苦学生は懐が寂しくなる月末は水で腹を満たすが俺はそこまではしたくない。友達に金借りるしかないか。そこへ一人の女子が。


「あの……」

「ん、なんだよ?」

「これ……」

 と女子が差し出したのはパンだった。


「なに?」

「…あげる」

「ん…ありがとう」

 受け取るも彼女の意図がわからない。彼女は美人なのだが、ちょっと暗い娘で自分から他人にアクションを起こす事はそう滅多に無かった。俺に至ってはいま初めて彼女と会話した。


「でも、なんで?」

「あなたとは今日でもう会えなくなる気がしたから……」

「はあ?」

「さようなら……」

 そう言って彼女は自分の席にもどった。


「なあ、お前どっか転校するのか?」

「うんにゃ」

「じゃ退学?」

「あるとしたら俺よりお前の方が先だろ」

 わけがわからないがとりあえず目先の問題は解決した。明日、ちゃんとお返ししよう。


 ・・・・・・

 夜、俺は親父たちを問い詰めた。


「なんで勝手に俺の金を持っていくんだ。おかげで昼飯食えないところだったじゃねえか」

「だって…」

「なあ?」

「うん……」

 まったく、有り金全部出せってどう見ても詐欺だろ。……ん?有り金全部?


「親父、まさか……」

 まさかいくらなんでも…いや、しかし……。


「聞くが、まさか家の金を全部……」

「ああ、全部出した」

 その瞬間、俺は親父の襟をつかんだ。


「お前!お前ぇっ!」

「ま、待て、お前、親に向かって“お前”とはなんだ」

「うるせえ!どうすんだよ、一文無しじゃねーか!」

「く、苦しい…とにかく離せ」

 しょうがないので解放してやる。


「心配するな。今日が給料日だって忘れたのか?ほら、金ならある」

 と、銀行からおろしたばかりの紙幣の束を見せるが我が家が被った損失は甚大だ。この穴埋めをどうするつもりだ。


「金は後からいくらでも稼げるだろ。でも、この願い事はいまを逃せば永遠に巡り合えないかもしれないじゃないか」

 心の底から信じているようだ。そんなでよくいままで他の詐欺に引っかからなかったな。


「まあまあ、今日はそれくらいにして飯にしようぜ」

 兄貴が仲裁に入る。ところで、こいつはどんな願い事をしたんだろう。自分の金を全部出してまで叶えたい願いって。彼女?弟は多分ゲームとかだろ。こいつには彼女はまだ早い。さて、速達で出したから今日届いたとしてもし本当に願いが叶うとしたら早くても明日だろう。まあ、家族が何を願ったか知らんが期待はしない方がいいだろう。でも、俺の小遣いアップは是非とも叶えてほしい。でないと腹の虫がおさまらん。しかし、全財産そっくりそのまま使い込んだからそれも難しいだろうな。もうこれ以上怒ってもしょうがない。しかし、罰は必要だ。


「来月から全員小遣い半分な」

「「「えええーっ!!」」」

「うるさい!!」

 ブーイングを一喝して鎮める。俺も小遣い半分にするんだから文句は言わせないぞ。ブーイングしたいのはこっちの方だ。


「これ以上の不平は諸君らの罪が重くなるぞ。半分だけでも残してもらえただけでも温情と思え」

 一喝したの功を奏したのか三人とも口をつぐんだ。小遣いが半分になるのは俺だって辛いが家計が苦しい状況ではしょうがない。まだ借金が無いだけでも良しとするしかないか。ささやかなプラス思考だけどな。


「飯にしようか。今日は兄貴の当番だったな。何にする?ってか、食い物あるか?」

 金が無いから食料を買おうにも買えないではないか。


「ああ、友達の親がスーパーをやっていてな。料金後払いで買い物させてくれたんだ」

 そうなんだ。良い友達だな。で、夕飯の支度ができたんだが、何だこの献立は?ふっくらしていないパンにラム肉のステーキ、苦菜の白和えにぶどう酒……。


「兄貴、このパンおかしくないか?」

「それは酵母が入ってないからだろ」

「は?」

 そんなのスーパーに売ってるのか?それ以前になんでパンなんだ?晩にパンが出る事なんていままでなかったのに。


「いや、これが最後になるから……」

 最後?どういう意味?あれ?皆なんで俺の方を見ているの?


「兄ちゃんの顔を焼き付けておこうかなって。俺、兄ちゃんの事忘れないから!」

「?」

「いままでありがとうな」

「??」

「お前は父さんの自慢の息子だったぞ」

「???」

 こいつら何を言っている?まるでこれが最後の晩餐とでも言いたいかのようだ。


「わけわからん事言ってないでさっさと食おうぜ」

 バカどもにはこれ以上付き合ってられん。ん?最後の晩餐?そうだ、ちょっとからかうか。確かイエスはこう言ったんだろな。


「この中に私を裏切った者がいる」

 言った直後、三人が有りえないくらいビクゥッ!!となった。こっちの方がビクッてなるわってくらいの驚き具合だ。おいおい、ノリが良すぎるにもほどがあるぞ。食事を終えて風呂に入った俺は浴槽の中で今度の家計について考えた。


「やはり俺が管理するしかないか」

 二度とこんな馬鹿げた破産が無いようにするにはそれしかない。全財産が一夜にして無くなるってどうよ?


「なにが願い事だよ。サンタ信仰すら全否定してたくせによ」

 しかし、全財産を惜しげもなくつぎ込んで叶えてほしい願いってなんだ?まさか、不老不死って言うんじゃないだろうな。本当に叶うなら俺だって金は惜しまんわ。あ~あ、馬鹿馬鹿しい。今日はもう寝る!


 ・・・・・・

 あまりにもアホすぎる一件から一夜が明けた。アホすぎて疲れ果てたから風呂から上がるとすぐに寝た。いつもより寝るのが早かったから夜中に一度目覚めてしまった。外はまだ暗い。しょうがない。寝なおそう。その時、何かの気配を感じた。


「誰だ?」

 しかし、誰もいない。気のせいか?確かに気配がしたんだが、泥棒か?念のため、家の中を捜索する。不審者は見当たらない。気のせいだったようだ。仮に泥棒だったとしても何も盗る物が無いからな。がっかりするよりも呆れている事だろう。文字通り一銭も無いからだ。事情を知ったら呆れ返るに違いない。俺は部屋に戻ると再びベッドにもぐりこんだ。一度起きたからなかなか寝付けないと思っていたが案外すんなりと二度寝することができた。

 目覚ましが鳴り響き二度目の起床。んー、と背を伸ばす。あー、良く寝た。


「ん?」

 なんだ?鼻がムズムズする。これは髪の毛?しかも金髪。誰の?って俺の頭から生えてる…。


「待て、なんで俺の髪の毛がパツキンになってんだよ」

 しかも、こんなに長い。腰まであるんじゃないか?


「そうか、夢か」

 夢なら納得。だから、男なのに胸が膨らんでいるのも夢だったら納得できる。うんうん。しかし、女になる夢を見るなんて。女装趣味すら微塵も無いのに。


「そうだ、顔はどうなってんだろ」

 顔はそのままだったら嫌だな。別にブサイクとは思わないが女に見える顔でも無いからな。ニューハーフみたいだったら嫌すぎる。洗面所に行って確認する。どれどれ。


「おお」

 思わず感歎の声がもれる。すっげえ美人。金髪が良く似合う美少女がそこにはいた。我ながらかわいすぎるぜ。声だって最高。よし、親父たちにも見せてやろう。まずは弟からだな。ちょうどいいぐあいに出てきた。


「おはよ……」

 目をこすりながら出てきた弟は俺を見るなり固まってしまった。続いて兄貴が来たが同じようにフリーズ。最後に親父が起きてきたがやはり体がストップしてしまっていた。


「「「誰?」」」

 ふっふっふ、やはりわかるまい。俺だよ俺。一瞬の間をおいて。


「「「ええーっ!!!?」」」

 どうだ、驚いたか。


「お、お前、どうしたんだよ?」

「びっくりしたろ。俺もびっくりしたよ。まあ、どうせ夢だけどな」

「は?夢?」

「そ、夢。だって、こんなの夢に決まってるだろ」

 兄貴たちは顔を見合わせた。


「お前、ちょっと自分のほっぺたつねってみ?」

 ん?こうか?俺は弟の頬をつねってみた。


「痛い!痛いよ!なんで俺をつねるんだよ!」

 あ、すまん。許せ、お約束だ。今度は自分をつねってみた。


「痛い」

 感覚があるなんてよくできた夢だ。うんうんと頷いていると兄貴が俺の肩に手を置いて首を横に振った。


「これは夢じゃない。現実だ」

「何言ってんだよ。女になってんだぜ?現実なわけないだろ」

 すると兄貴が今度は両肩に両手を置いて俺を揺さぶった。


「しっかりしろ!現実から目をそらすな」

「いや、現実にしたらおかしいだろ。朝起きたら女になってた?ありえないだろ」

「ありえない?」

 なんだ?親父が何か始めたっぽい。


「ある高校生がTSウイルスに感染して銀髪碧眼の美少女に変身した事例が報告されている。また、あるところでは兄がTS薬という薬品で弟を妹にするという事例も確認されている。つまり、人間が性転換するという事は決して有りえなくはない。実に興味深い」

 多分、変人物理学者のつもりだと思うけど、全然似合ってないから。仮に性転換が現実にあったとして原因は何だ?いくらなんでも原因無しに突発的になるわけはないだろ。


「「「それは、願いが叶ったから」」」

 なんで3人が声をそろえるんだ?当の3人も驚いたように顔を見合わせている。願いって例の龍の神様にしたアレか?どんな願いだったんだ?もう打ち明けてもいいだろう。


「父さんは娘が欲しい」

「俺は妹が欲しい」

「俺は姉ちゃんが欲しい」

「……」

 その結果がこれか。確かに俺を女にしたことで3人の願いが叶えられている。本当だったのか…。え、マジで不老不死願ったら叶ってた?畜生、つまらん願いするんじゃなかった。


「お前は何て願ったんだ?」

「……小遣い増やせ」

「よし、来月から小遣いを倍にしよう」

「え?いいよ、そんな余裕無いだろ」

「いや、父さんたちの小遣いを1/3にすれば何とかなる」

 そこまでしなくても……。


「願いが叶ったんだ。それくらい我慢できるよな?」

「ああ」

「うん」

 なんでこっち見ながら喋ってるんだ?なんだよ、次はお前の番だとでも言いたげな顔は。


「兄ちゃんだって願いが叶ったんだから、それくらい我慢しろよ」

 俺は無言で弟の頭をグーで叩いた。


「痛い!何すんだよ!」

 俺の場合、願いと代償が釣り合わなさすぎるんだよ!どうすんだよ、これ!あの雑誌はどうした?急いで取り消してもらわないと。え?無理?取り消しには応じられませんて書いてある?あ、本当だ。え?俺はずっと女のまま?嫌だ、そんなの。


「いいじゃねえか。冴えない男のままでいるよりか」

 てめえに言われたかねえ!


「やめないか二人とも。それより、父さんはお前に頼みがあるんだ」

「あ、俺も」

「俺も兄ちゃんじゃなかった姉ちゃんにお願いがあるんだ」

 願いなら叶ったじゃねえか。まあ、聞くだけ聞いてやる。


「おっぱい揉ませて!」

「裸見せてくれ!」

「パパとお風呂入ろう!」

 本当にバカ家族だ。

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