表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/60

花見の季節です

一話完結にならなかったので約千文字で区切ってますー。(´∀`)

皆さんは花見しました? 私はこれからですぞぉ。

しかし、徹夜になっちゃったなぁ。眠い。






「太助ー」



 居間から紫お姉ちゃんの呼ぶ声が聞こえる。はーい。と返事をしてそんなに慌てた様子ではないと思い落ち着いて自室から移動する。


 辿り着くといつもニコニコ紫お姉ちゃんといつも笑顔の藍お姉ちゃんと尊敬の眼差しが眩しい(ちぇん)ちゃんが居た。


 

「お久しぶりです、太助様!」


「えっと……橙ちゃんが居るのは珍しいね。どうしたの?」


「今日は皆で花見をしようと思ってな。太助も覚えているだろ? 幽々子様の所だ」


「ああ……昔に一度だけ行った事あったね。つい最近まで雪が降っていたのが嘘みたいな暖かさだけどもう咲いたの?」


「そうよー。で、幽々子から誘われたってのもあって皆で行こうって。幽々子も会いたがってたわよ?」



 そうなんだ……とちょっと気のない返事をして初めて会った時の幽々子さんと妖夢(ようむ)の事を思い出す。


 紫お姉ちゃん達と一緒だったのに何故か曲者と言って僕に斬りかかってきた妖夢。好奇心から僕を死に誘ってみた幽々子さん。


 両方から守ってくれた藍お姉ちゃん。そして、マジギレって表現が相応しい位怒った紫お姉ちゃん。……僕のせいで親友の二人が喧嘩するのは凄く心苦しかった。



「紫お姉ちゃん……もう怒ってない?」


「……太助にあれだけ宥められちゃったら怒れないわ。それに、今回の花見は幽々子達から太助に対するお詫びも兼ねてあるからね」


「お詫びかぁ……僕としては紫お姉ちゃんと幽々子さんが仲直りしてくれたならそれでじゅうぶんなんだけど」


「欲が無いなぁ太助は。ここは素直に受け止めて、楽しむのも礼儀だぞ」


「そうかもね……うん、行こう。花見に」



 そして僕の希望でお寿司を持っていざ冥界へ。


 紫お姉ちゃんが八雲家と冥界の境界に穴を開く。十年一昔とは言ったものか。僕がまだ幼かった十年前を思い出させる光景が見えた。



「さて、念の為太助は最後に来なさい。幽々子の事は信じてるのだけど……ね」


「念の為? ……ああ、うん判った」



 一番初めに入ってまた襲われたらまたお姉ちゃん達の喧嘩が始まってしまう。大丈夫だろうけどこの十年で成長して見た目が多少変わったから可能性は(ぜろ)では無いって事だろうな。


 皆が穴を通ってくのを確認してから僕も通る。と、目の前にはデカいお屋敷。……僕の記憶が正しければ、白玉楼(はくぎょくろう)だったけな?


 懐かしいなぁと少し考えていたら白玉楼から光を反射して銀髪にも白髪にも見える……妖夢が出てきた。



「いらっしゃいませ紫様、藍様、橙様。……と後ろの方は……太助様! その節は大変申し訳ございませんでしたぁぁ!!」



 凄い勢いで土下座されちゃったよ。事情を知らない橙ちゃんが何事かとおろおろしていた。






気楽に読める様にっと思って。と更新スピードの維持でこの位文字数を目安に書いてますけど、長くすると更新遅くなるかも……ですがね!( ^ω^)

ところで、白玉楼。初めて見た時は『しらたまろう』って読んじゃったなぁ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ