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黒と白の魔法使い

タイトルでどのキャラが出るかバレバレな件について(´∀`)






「あっぶないんだぜーーー!?」


「え? わっわわわわわ!?」


「ちょ!? 太助さーーん!!?」



 簡単に言えばこう。


 穴を通って博麗神社に到着。何か魔法使いっぽい人が僕目掛けて飛んでくる。霊夢ちゃんがそれを見て叫んでる。です。



「太助さんに怪我なんかさせてたまるか!」



 そう言って霊夢ちゃんが僕を庇うように移動してくる。そして……スペルカード装着。



「え?」


「霊符「夢想封印」!」


「どぅえ!? みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



 魔法使いっぽい子が霊夢ちゃんの追撃により断末魔と共に飛んでいた勢いを殺され真っ逆さまに落ちていく。ピチューンって音がどこかから聞こえた気がした。


 って真っ逆さま!? このまんまじゃ危険だ!


 そして行動するのだが、それは今まで不可能だった事を無意識で実行したのだ。空間にスキマを広げる程度の能力を遠隔操作する。実行してから僕自身驚いた。


 落ちていく魔法使いっぽい子が僕が開いた穴を通り、僕の眼前に落ちてくる。それを受け止める。



「うわっ!?」


 ……けど、半人半妖のくせに身体能力がそんなに高くない僕は勢いを和らげれたものの体制を崩して倒れてしまった。


 魔法使いっぽい子に押し倒される形になって。



「! 魔理沙どきなさい!!」



 そう言った霊夢ちゃんに引き剥がされた魔理沙って子は目を回して気絶していた。


 数刻が経ち、神社の中に寝かせていた魔理沙ちゃんが起きた。



「うぅ……霊夢、酷いぜ」


「何がよ。太助さんに突っ込もうとしたアンタが悪いのよ」


「太助さん……? ああ、あの突然現れた男か。今何処に居るんだ? 霊夢にやられた分お返ししないとな」


「太助さんなら私の隣に居るじゃない。それと、そんな事させないわよ?」



 そう言ってスペルカードをまたも手にする霊夢ちゃん。そんな霊夢ちゃんに魔理沙ちゃんはげっと言いながらやらないやらない冗談なんだぜ!と返した。



「えー、で。お前が霊夢がしょっちゅう言っていた太助か。私は霧雨魔理沙(きりさめまりさ)。好きな風に呼んでくれて良いぜ!」


「判った。僕は八雲太助。魔理沙ちゃんの事は霊夢ちゃんから聞いたよ。宜しくね」



 魔理沙ちゃんと霊夢ちゃんの関係は彼女が気絶している間に霊夢ちゃんから聞いた。霊夢ちゃんと同い年って事と僕がたまたま居ない時に神社に現れて仲良くなった事。一緒に異変解決した事を。



「ちゃん付けか……ま、霊夢の事もちゃん付けだし別にいっか。私は太助って呼ばせてもらうぜ。宜しくな!」



 どうやらとても人懐っこい子らしい。外の世界の大人達とは正反対だなぁ。っと思ってたら身を乗り出してきた。



「なぁなぁ。確か五年間外の世界に居たんだろ? 外の世界の事教えてくれうわっぷ」


「顔を近づけ過ぎよ、魔理沙」



 霊夢ちゃんに顔面を掴まれ押し戻される魔理沙ちゃん。……良いコンビだな。



「外の話? 五年しか居なかったし、身の回りの事でいっぱいっぱいだったからそんなに詳しく話せないよ?」


「それでも良いんだぜ! あ、霊夢お茶」


「はぁ……太助さんのついでだからね」



 好奇心旺盛な魔理沙ちゃんを宥めながら霊夢ちゃんを待った。


 戻ってきた霊夢ちゃんを交え、僕の外の世界の思い出話を始めるのであった。


 早苗ちゃんの話の時、何故か霊夢ちゃんの機嫌が悪くなった気がしたけど……気のせいかな?






今思うと、太助と絡ませづらいキャラも居るなぁ。……どしよ(;・∀・)

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