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歴史の詩
山頂は依然として晴れん。
人がいれば鼠、野生があれば緑。
虎視聳立、兵器重畳。
石英の陽、積弊の夜。
憚らん快音、忌憚足らず。
運河紅葉、死物爛漫。
廉価たる思想、殊に殺人。
一夜二隻、三海里四日。
火輪ノ月光、太陰ノ陽光。
瀰漫羨み、吉報悲しみ。
思念の丘よりーー
元そハ人世り思く。
き号は祖克ヲ締めサな意。
グん刻はみん主が為ニ。
幸木は無く、吾人共ニどれ胃戸カス。
遮眼核の夕ぐレ、そうさのテイ國、灰仙ノがい念。
暗夜まします為政の句。