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第13話 衣食住を買って

 支店長を洗脳して強盗に成功。

 財産が5億円に膨らんだ阿久戸一家。

 早速家族らしい衣食住を買いに揃えに行く。


#####


 衣。高級アパレルブランドに入店。


「ピカピカのお洋服がいっぱい! 何を着ればいいか迷っちゃうなぁ」


「ぜ〜んぶ試着しましょ。お金ならたくさんあるもの」


「パーカー、オーバーオール、ジャケット、デニム……えへへ〜見て見て〜似合うかな?」


「しゅっっっごく似合っちゃってるぅぅぅ♡ 天使とか神とか(ボゲカス)よりよっぽど神々しいわぁ♡ 店員さん、ここからここまで買うから!」


「あれ、女の子の服も混じってるよ? これいらないんじゃない?」


「何を言うの?! いいこと季人ちゃん、アナタは男とか女とか超越した可愛らしさがあるの。だったら着る服がどっち用だろうと関係無い、よくって?」


「よくないよ?」


「ん?」


「え?」


 千春も服を買う。長身に緋色の髪をなびかせる。


「ママかっこいい〜! モデルさんみたい!」


「ありがと〜♡ 他にも買いたいのがあるから、もう1軒つきあってくれない?」


「いいよ〜」


「やった〜♡ こっちこっち〜あのお店よ〜」


「え……ここ?」


「ここ」


 レディース専門ランジェリーショップ。


「女の人の下着ばっかり売ってるよ? 僕が入っちゃいけないんじゃない?」


「ママの子どもだから大丈夫、試着室にいっしょに入りましょ〜」


「僕も?! あ、ちょっと!」


「よいしょっと。すぐそこに他の人間がいるのに服を脱ぐなんて、なんだかドキドキするわね♡」


「こんな狭いところでママと2人きりなんて、またお腹が熱くなっちゃうよ……」


「ね、ブラのホック外してくれない?」


「ここ? えいっ、えい!」


「あっ♡ 季人ちゃんに脱がされちゃった♡ こういうのもママでいっぱい練習しましょうね〜」


「うん?」


「季人ちゃんはどっちのショーツが好き? こっちのはリボンがついてて、こっちはスケスケ〜」


「ど、どっちも好き……」


「正直でよろしい♡ 今度どっちも履いて見せてあげるからね♡」


「ヤッター」


「あら……もうサイズが合うのが無いわ、買うのはこれくらいかしらね」


「もういい? じゃお店出よっか」


「待って待って、季人ちゃんの分がまだよ? ママが選んであげる♡」


「なんで? ここの全部女の人用でしょ?」


「さっき言ったこと忘れちゃった?」


「え?」


「ん?」


 千春が強引に季人の下半身を脱がしにかかる。


「いやぁーーーっ?! ママやめて、パンツ脱がせないでぇ!」


「えぇい観念なさい! 可愛い息子に女装させるのは全母親の悲願なのよぉーーーっ! そぉれっ、トランクステイクオフ! そんでもってこのパンティーをテイクオン!」


「ひぃーーーぎゃあーーーっ?! 僕の自尊心がズタボロになっちゃうーーーっ!」

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