車両の年産数
先述の通り、日本の自動車産業の成り立ちと戦時体制のそれは説明出来たと思う。
だが、たったそれだけかと落胆するにはまだ早い。
手元の資料によれば40年の時点で乗用車6万台弱、トラック3万台を年産していることが判明している。40年時点での2トントラックが3万台、4トントラックが2500台、41年が4万台、2800台という数字を出していることから、国内需要や軍用需要を満たしているとは言い難いけれど、一定の水準での自動車産業成長の跡は見られる。
また、年産数値であるが、各戦車のそれが判明している。
九五式軽戦車
40:422/41:685/42:775/43:234
九八式軽戦車
42:24/43:89
二式軽戦車
44:29
九七式中戦車
39:202/40:315/41:507/42:531/43:543
一式中戦車
43:15/44:155
三式中戦車
44:55/45:111
各種砲戦車
44:55/45:16
これらを見る限り、軽戦車の最大月産数は概ね65両前後、中戦車の最大月産数は45両程度とわかった。前述の推定値と概ね一致する数字となったわけだ。
あーいかん、眠くて書きたいことがまとまらん。執筆時の眠さが酷いから一旦筆を置く。
 




