第26部この世で一番愛してるよ
ここはアースティアラという星
地球とよく似てるけど、異なる宇宙の異なる星。そっくりの太陽系が存在する、しかも惑星の名前も同じだが・・・・・・・ちがう宇宙なのだ
地球人とそっくりの人間たちが住んでいるちがう歴史を持つどこかの異なる宇宙の物語。
エレオノーラは一ノ瀬緑に
「こんな私でもよかったら、お嫁さんにしてくれる?」とにっこり笑って、求婚しました。
緑くんは、めちゃくちゃ照れました。真っ赤な顔でそっぽを向いで、
「あ、あのさ、OK」
としどろもどろに答えました。
きょうはまだ、婚約を発表していなかったリュシスと泉の婚約発表もいっしょなのです。
きょうは、二人の身内だけの『ささやか』な結婚式。
美しい帆船のエメラルド号の甲板に、家族がみんな笑顔で集まっています。
エレオノーラのがめていた、彼女の大好物の、ビンテージ・シャンペンが飲み放題でした。
「乾杯!」
普段着の農夫の仕事着で85歳でまだまだ意気軒高なヨハネス氏が、横に若きエメラルド夫人のそっくりのヒューマノイドと共に、乾杯の音頭を取りました。
一ノ瀬家の峰子アルベルト夫妻、渚と順平、桜さん夫婦とその3人の子供達。
一ノ瀬源太郎と小夜子夫婦。
みんな、幸せそうです。
なかむつまじい、緑とエレオノーラの様子は、みんなの笑顔と東野順平の嫉妬をさそいます。
渚は、順平とまだ、結婚はしてくれません。順平があの調子なので…………
みんなしあわせに…………FIN
というところで、一ノ瀬緑はエレオノーラの豪華な部屋の広いベッドで目を覚ましました。
横の畳の敷いてある茶室スペースには座布団の上にきちんと畳まれた浴衣と和食好きの緑のためか漆塗りの器と膳がいくつも置かれ本格的な豪華な本膳料理が置かれていました。
その豪華さからエレオノーラの手作り料理だと思いました。(エレオノーラはシェフとしても超一流三ツ星クラスなのです。料理が趣味の緑くんにとってそこは悔しいところです)
そえられたカードには
「助けてくれてありがとう。フェトム総統を倒してくれてありがとう。がんばってきみの好きな和食たくさん作りました。召し上がれ。えーと、ちょい上流階級のチャリティパーティあるのでプレイボーイ漁りに行ってきます。浮気だって拗ねないでね。ただのリクレーション、趣味、私の女子力維持に必要なのよ。この世で一番愛してるよ。きみもどこかで浮気しておいでよ。じゃあね」
愛のカタチ…………緑くんは自分はエレオノーラへの愛で手一杯だとつくづく思うのでした。
緑は思った「女みたいなもん、お前ひとりで手一杯だ!」
あしたあさってには、お前を魅了する渋いじじいになって、結婚!(←お前の主人て言われたい!)
プレイガール封印!(←俺だけに夢中にさせてやる!)




