第23部ハーレム(AIの暴走)
リケトニア公国の首都エメラルドシティの都心は超高層ビル街である。その中でも最高層ビルが世界財閥アレクサンドロス・コンツェルン本社ビル。その最上階に社主で会長のエレオノーラの邸宅はある。
エレオノーラの幼馴染で交際6年目の恋人、一ノ瀬緑はそこにいた。
緑は、エレオノーラの家の豪華なベッドでNPCと愛し合った後、二人でそっと抱き合い、心地よい余韻を楽しんでいた。
しかし、少し殺気のようなものを感じて、周りを見ると、周りに20人のエレオノーラNPCが集まっていた。
エレオノーラNPCは、緑と寝たNPCをにらんでいた。
本人がいなくなったのと、緑が20数人いるNPCの一人と寝てしまったために、自我をもったエレオノーラNPCの間で感情的な混乱がおきていた。
矛先は、次に、緑に向かった。
「彼女を抱いたってことは、私も抱いてもらえるの?」
「彼女と寝たってことは、私もねてもらえるの?」
全員がエレオノーラの記憶を持つ以上、全員が緑を愛していた。
本人がいなくなって、一人のNPCと寝たら当然起きるもめごとである。
20人のヒューマノイド(ロボット)の巨乳の絶世の美女たちが緑に熱いまなざしでにじり寄った。
「私は抱いてくれないの?」
緑「ひいいいいいい~~~~~!!」
緑「はぁ、冗談だろう! エレオノーラ本人をこれから助けにいこうってのに、これじゃあ、俺の体力持たないよ!!」
そこへまるで救いの神のように緑の携帯電話の音楽が鳴った。
ほっとして、出ると、それはブリオシュ長官だった。
「きみの妹の渚特捜官から、きみがプライベート時に重傷のケガを負い入院中と申告があったが、調子はどうかね?」
緑「まだ、本調子ではありませんので、当分、自宅療養させていただきます」
長官「そうか、残念だ。きみほど優秀な捜査官がいないと事件がかたづかない。きみに是非担当してほしい事件があるんだが、いちおう、内容だけ話しておく。世界中のプロアマ問わず最強の格闘家たちが誘拐され卑劣な人体実験をされておるというタレコミがあってなあ。例のオルドムズ国がその犯人であるという話だ。確実な証拠があれば、超大国のメリ合州国、ルシュカ連邦国、イース帝国、東国などが連合して国際軍をつくり、侵攻し軍事独裁政権からオルドムズ国の国民を救出解放する口実にできるんだ。その犯罪の証拠をつかんでほしい。
攫われた格闘家たちは誰一人生きて帰ったものはない。
非常に危険な内容の仕事のため、きみほどの特捜官にしか頼めないのだが、どうかね?引き受ける気はあるかね?」
緑「一人生きて帰ってますよ」
長官「・・・・ほんとか?それは知らなかった情報だが、どこから仕入れた? それはだれかね?」
緑「おれです」
長官「えええええええ!?」
一ノ瀬緑は一部始終をブリオシュ長官に話し、報告した。
長官は絶句した。
長官「・・・そうだったのか・・・とりあえず、きみが生き証人というわけだな。よし各国首脳に報告し、介入してくれるかの会議をもとう。それまで自宅に待機しといてくれ」
緑「それはできかねます」
長官「なっなぜだね?」
緑「俺は、俺を助けてくれた自分の恋人を救出にいかなければなりません。超大国の首脳たちが動くかどうかを待つなどという様な悠長な余裕はありません」
長官「君の救出したい恋人とはだれかね?」
緑「俺の命を救ってくれたエレオノーラ・アレクサンドロスです」
長官「!?おかしなことを言うな? エレオノーラ会長ならついさっき、1時間前にリース帝国のベルヌイ新首相の就任式レセプションで会って挨拶したばかりだぞ? すばらしいドレス着てあいかわらずの超美形だな~~いい乳してるな~~と、思ったがな。わっはっは」
緑「そうですか。ではとにかく、報告はいまの話のみで。
俺は、とにかく病気療養でいいです。ではこれで失礼します」緑は一方的に電話を切った。
彼は一息「ふっ」と言ったのがまずかった。
*
緑が携帯電話で話しおわった瞬間に全エレオノーラNPC20人が(全裸という完全武装で)襲い掛かってきました。(うわぁああああぁ!!)キスの雨地獄。おっぱいのむにゅむにゅ地獄
もう、色情地獄。エロ地獄。緑くんはハーレムの王様というお仕事が肉体労働の悲惨な仕事である事実を身をもって知りました・・・・・・・・・南無
数時間後、全身キスマークだらけのグロッキー・・・・・・・ああ、エロ地獄・・・・・・・




