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第16部父アルベルトの話、1

ここはアースティアラという星

地球とよく似てるけど、異なる宇宙の異なる星。そっくりの太陽系が存在する、しかも惑星の名前も同じだが・・・・・・・ちがう宇宙なのだ

地球人とそっくりの人間たちが住んでいるちがう歴史を持つどこかの異なる宇宙の物語。

エレオノーラと一ノ瀬緑は峰子アルベルト夫妻に呼ばれた。

二人は次回の火星有人探査計画の宇宙飛行士としての参加が決定していた。

一ノ瀬峰子をリーダーとする第6次火星有人計画である。


すでに月面基地は整備され、月面シャトルは毎月、決まった人数の宇宙好きのアースティアラ人を観光としての月面旅行にいざない、それに行くことがステータスの時代になっていた。


エレオノーラと緑はサナ宇宙基地のあるサナ市の郊外にある緑の両親の家をたずねた。

アルベルト「非常に重要な話なんだ。なぜ僕がいままでエレちゃんと息子の緑に話さなかったかはまた説明する」

アルベルトと峰子は早朝の日課の夫婦マラソンが終わったばかりの様で二人ともそろいのジャージを着ていた。簡単な朝食を4人で済ませた後、アルベルトは居間の肘掛け椅子に深々と座りなおしながら、深呼吸すると語り始めた、

アルベルト「実は僕たちは二人は光体、つまり超生命体アスターティに会ったことがある。そしてその人物から壮大な宇宙の話を聞いたんだ」

アルベルト「話は、その超生命体アスターティがかって知的生命体つまりほかの星の人間=宇宙人として生きていた古代の別の宇宙の話と、この宇宙で超生命体アスターティに何が起きたか、という話になる」

「峰子が18歳で初めて火星第二次有人計画で亜光速宇宙船ペルセフォネ101に搭乗し5人のクルーと火星を目指したのはきみたちも知ってるね」


緑「それがどうしたんだよ?」


「あのとき、宇宙にブラックホールの巨大重力による空間捻じ曲げ現象がおき自然ワープ現象が起きて、ペルセフォネ号の進行方向上に巨大な隕石が現れた。それは宇宙で百兆分の一のさらに百兆分の一の・・・・・とにかく、ありえないような確率で起きる現象なのは女房の専門なんだが、とりあえずその現象が起きた。それによりペルセフォネ101は大破し、計画は追行不可能になった。そのとき、クルー6人が助かったのは、備えられてた非常時脱出カプセルなんかのおかげじゃあない。 助けてくれたのはその超生命体なのさ。」


アルベルト「ぼくはその当時、サナ大学の大学生で、峰子とメル友だった。

僕は峰子が無事に帰ってくる3年後を心待ちにしていた。峰子は宇宙船に乗っている間も、サナ大学の大学の講義に出席可能で、それは火星の基地をいずれはつくる前提で月基地の通信機能が整備されたおかげだった。通信機能は格段によくなり、メリ合州国のはからいにより峰子は初めての宇宙に宇宙飛行士として滞在しながら大学生としても自分の望む講義を自由にうけることができた。宇宙飛行士として火星有人探査に参加していても、それで大学の卒業が遅れることはなかったんだ。」


アルベルトの話は続く



僕は、サナ大学の学生寮の自室にいた。

そしたら、いきなり頭に人の言葉じゃないけど、意味のわかる『すずやかな声』が響いた。

「あなたの友人の峰子さんが事故に逢いました。それをお助けしましたので、リゾナ砂漠に来てください」という内容だった。

僕は、自分のバイクでかなり遠いリゾナ砂漠を目指した。数時間ののち、僕はリゾナ砂漠を通るハイウェイに着いた。なんと、ハイウェイのすぐわきに、宇宙にいるはずの6人の宇宙飛行士たちが倒れていた。

どこにもケガはなく、ただ気を失っているだけだった。

僕は峰子を探した。 一番近くに彼女は気を失って倒れていたが、僕が声をかけると、すぐに意識を取り戻した。

そのとき、僕と彼女の意識のなかに、そう、まるで目の前に見えるように、超生命体はあらわれた。

僕たちに、自分の話を聞いてほしい、と言った。

峰子と僕は承諾した。

それは、いまから387兆年の昔、というか時間そのものが根本的に時間軸が違う、ほかの宇宙でその超生命体が知的生命=宇宙人として生きていたその人生とそいつの住んでいた世界の話だった。


あと、火星と金星にあった超古代の知的生命体の話。その文明の話さ。

デスと名乗る彼らとのかかわりの話だった。

デスというのは峰子が翻訳した月に現れたあの不可解なデス・メッセージを残した同じこの太陽系にうまれたアースティアラ人より先輩宇宙人たちの事だ。それはすごい話だった。

その話を聞くのにどれほどの時間を費やしたかはわからない。

だけど、それらの話を聞き終え、超生命体が姿を消した後、僕らが気が付いたら、時間は1秒も経ってなかったんだ。



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