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ようこそ妖怪探偵社へ  作者: ゲイマス&中国五千年
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第7話

どんどん出してきます


「一体何の呼び出しなんでしょうか。」


「さあな、まあとりあえず新しい依頼だったら勘弁だな。今は返り血まみれだし。」



僕達は窮鼠の件が終えた後すぐに本社から戻るように呼び出された。窮鼠の件で返り血まみれだった僕達は、一目を避けすぐに路地裏に入った。

路地裏に入ってからはすぐに探偵社に着いた。


カラン。


「お帰りなさい。……………うん、ずいぶんすごいね。」


僕達の返り血を見て富山さんはすぐに驚いた。その後、すぐに風呂に案内された。


「うおー、スゲー。」


第1声はこれだった。シャワーが20個、大浴場が3つ、サウナが1つついており、窓ガラスの向こうには、金竜のすみかの草原が見渡せた。


「スゲーだろ。ここの浴場は、死んだ副社長が仕事疲れを癒す目的で作ったんだ。たまに子竜も見に来て、それがまたかわいいぞ。」


そう言うと新さんは大浴場に入った。大浴場には、他にも人がいた。

彼等と目が合った瞬間、僕は気を失っていた。



「すすむ僕を使って…..僕を閉じ込めないでよ、僕を呼んでよ。」



(夢の中で、僕は呼ばれてる?でも変だ。呼んでいるあれは人じゃない。あれは………剣……。しかも見たことが………。)


僕はそして目が覚めた。

目を覚ますと黒い影を纏ったたくさんの人が僕を見ていた。


「目覚めたかい。びっくりしたよ。なにせ、我々が見えることにね。でも見ないほうがいい、我々の力は感じるだけでも害をなす。だから今後我々がいても目を合わせないように。」


「すすむどうした?浴場でボーッとしてのぼせたか?」


シャワーを浴び終わった新さんが心配そうに僕に声をかけてきた。どうやら大浴場の中でボーッとしていたらしい周りを見回すと誰もいなかった。

風呂から出た後新さんに聞いて見たがあの時は新さんと僕しかいなかったらしい。そして、僕達は富山さんに呼ばれ宴会場に向かった。






現在僕は探偵社の三階の宴会場にいます。


「こいつが新入りかい。富山。なんか弱そうだね。」


ガシッ


(痛いしなんか体から軋む音が……。)


現在の僕は、赤髪の幼女に首を掴まれている。正直腕力が強すぎて痛い。


「鬼崎やめてやれ、こいつ泡吹いてるぞ。」


「うらやましいのう、鬼崎ちゃんの拘束プレイ。わしも受けたい。」


一人は鬼崎と呼ばれた幼女の行動に呆れた姿で、酒を飲み、もう一人は

くねくね体を動かしながら、見ていた。他にも周りを見ると、いかにも

マッチョな金髪の男が人前なのに半裸になって見せびらかし、隣には何故か誰かからちぎったであろうぶつをもった黒髪の少女が……。そして、下半身のパーツが欠けた全裸のおっさんが横たわっていた。他には、周りにその部下が2人もしくは1人座っていた。


「これは一体?」

鬼崎という人から解放された俺の第1声はこれだった。


「お前の入社祝いと緊急報告だと。それよりもお前大丈夫か?」


新さんが戻ってきた。新さんも他の人と同様に2人部下を連れてやってきた


「一応大丈夫です。」


「そうか、ならよかった。」


新さんはそう言い終わると同時に後ろの二人が出てきた



「君がすすむ君だね。僕は葉木博(はぎひろし。よろし……ぐは。」

緑の髪と丸眼鏡の少年が言い終わる前に吹っ飛び、次に赤毛の猫耳少女が現れた。


「ミャーの名前はユリにゃーよろしくに……ぐは。」


そして、最後はユリと名乗った少女が新さんのげんこつを喰らっていた。


「悪いな、久しぶりの新入りでうちの部下が調子にのっちまった。」


「いや、ぜんぜん、それよりももっとヤバい人いますよね。」


そう言って僕は周りを見る。新さんも「あー、あの人達ね。」と呟いた。


「まだ、時間あるし、紹介するよ。君をさっき掴んでた幼女が鬼崎雪(きざきゆき、酒を飲んでるパーカーのおっさんは猪木敦(いのきあつし)さん、その隣の僧侶姿でくねくねしてるハゲは時村逐次(ときむらちくじ、筋肉マッチョが歩の弟の鬼崎礼二(きざきれいじで、黒髪の少女は幽崎志穂(ゆうざきしほ)、最後に全裸のおっさんがゾンビ山崎さんだ。」


(最後の人だけ名前変何ですが?)と思ったが気にしないでおこう。


さらに新さんは、付け加える。



「俺が言った6人と俺と富山さんの八人がこの探偵社の中では最強と言われてて、その下にその人達の弟子や部下が付いてる。後、他にも来てないが俺達と同等の強さをもった熟練の社員が俺が知ってるだけでも10人くらいいる。今日は、二人しか来ないらしいが」


そこで僕はふと疑問に思った。


「他の人は?」


「任務に行ってるからにゃ。ここは仕事がいろんな方向から来るから仕事が毎日来るから大変にゃ。だから、新入りはこの1週間仕事に慣れるまで大変にゃ。」


「その後は誰かの下でみっちり働いてその後は一人で仕事をこなすのがここのルールです。」


僕の質問に葉木さんとユリさんが答えた。そして、新さんが付け足す。


「ちなみに、それは人が多かった昔の話で現在は新入りがあまり来ないから、単独じゃなくて少数で依頼を行うことが当たり前になってこのルールあんま意味持たねえんだ。」



「じゃあ、何であるんですか?」

今度は、戻ってきた富山さんが答える。



「それは、妖怪探偵社の社長を増やすためさ。仕事ができるようになって一人前と富山に認められると一人から三人まで部下を付けられる。部下は君のような新入りで構成され、部下は一人前の仕事間近で見て学び、一人前になった社員は人の動かし方を学べるということだ。まあ、今ついてる部下は新入りがこなさすぎてみんなベテランだが。」


そのうちに二人の男が息を切らせながら、探偵社の受付にやって来た。











1時間前、妖怪市のとなりに位置する神風市上空を飛ぶ飛行機の中で、三人の男がうごく。一人は白スーツに白髪の眼鏡を掛けた男が隣の同じ顔をした痩せこけて、精気を失った男二人に話しかける。


「008、0012、上級を食ったお前達の力見せてやりなさい。」


「ぐぎゃー、ぎゃっぎゃ」「いひいいいひいいう」


急に、奇声を発しながら急に立ち上がると、



「どうなさいまし……」


ベキぐちゃぐちゃ


キャビンアテンダントの頭が二人の男に噛みちぎられ、べちゃっ、ぶしゅ、

肉塊や、血しぶきが飛び散る。


「キャー。」


乗員乗客が逃げ惑う中、銀髪の男が両手を広げ叫ぶ。


「さあ、世界平和の道の第1歩です。」




この日、妖怪探偵社に「偵察中の上級が二人殺され、さらに、神風市に飛行機が落とされ、死傷者3000人の大規模テロが発生」の吉報が届いた。




改良点があれば、どんどん言ってください

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