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地球で異種族戦争  作者: 茶の湯
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全ての始まり

ぼちぼちやっていこうかと思います。


人は人である。

これは揺るぎない。

その事実を変えられる者なんていない。

・・・はずだった。



僕の名は弥代結来。どこにでもいるような高校生だ。

趣味はゲーム。学校にいる時以外はずっとゲームをしている。

クラスでも透明人間ばりの空気だ。

何も起きない毎日を過ごし、迫る進路から目を逸らし、日々仮想世界に生きている。

「何か面白い事起きないかな・・・」

いつも呟いているが、僕の世界はつまらないまま着実に衰退していっている。

退屈だ。

物語の中では異世界が広がっていて、その物語の主人公は苦しい思いをしながらも新しい人生を謳歌している。

自分も異世界に飛ばされたらいいのにと心底思う。


そんな何も変わらない日常のある日。

今は学校の帰り道。

「人間はなんでこんなにつまらないんだ!」

突然頭の中でうるさい叫びが響き、顔を顰める。

「あー、私は〈神〉です。」

声の主が言った。

「この世界は非常に退屈になりました!なので、この私、〈神〉が楽しくしてあげましょう!」

意味不明だ。

だが、この〈神〉とやらに期待してしまう程度には僕の精神は渇いている。

退屈だと思う現実を是非楽しくして頂きたいものだ。

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