表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エルフの森  作者: 朝乃 ことり
6/22

エルフの少年

 ベットの上、エルフの家だ。

朝起きるとまた同じ場所にいた。

 少女は怖くなった。

部屋に誰か入って来た。女性のエルフじゃない。

柔らかい服を着た細身の少年。

 銀髪のエルフの少年だ。

「おはよう」

 柔らかい笑顔で声をかけてきた。

美しい容姿をしている。ただ、何を考えているかは読み取れない。

 傍らにあった、金色の液体が入った瓶をとると、

カップについで、私の前に差しだした。

私は受け取らなかった。エルフの少年は、カップを傍に置き、

「飲みたくなったら 飲んでね」

そう言うとベットに座って、少女の顔を覗き込む。

「今日は元気がないんだね?

どうしたの?」

 少女は思い切って言ってみることにした。

「お家に帰りたい」

エルフの少年はふわりと微笑み少女に言った。

「もうここが 君のお家だよ」 

少年の瞳の色は紅い。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ