ラクセイリア、現時点でのまとめ
この話はラクセイリアのネタバレを含みます、そういったものが嫌な方は読まないようにお願いします。
適当に書こうと思ったことを書き連ねているだけなので書き忘れやキャラによって文の長さが異なります。その場のノリで書いているので矛盾が生じる可能性があります。ほかにも全体としてみると文章になっていないことも有りますがあんまり気にしないでください。まあ気になることがあったら感想にでも書いてくれればたぶん答えます、一人で書いていると客観視しづらいのでそちらが何を知りたいかまでは気が回りません。
では最初のネタバレ、実はこの作品のタイトルでもあるラクセイリアですが書き間違いから生まれています。最初はラクセリアとかそんなんだったのですが、Wordに保存する際にタイトルを間違えてラクセイリアと入力してしまい、そちらの方が語呂が良かったのでラクセイリアになりました。
主人公
名前:ナル
二つ名:“双剣奏々”
戦闘スタイル:魔法、双剣による全距離戦闘
使用魔法:祈祷魔法、独自魔法
固有魔法:掌握魔法
人物紹介:24歳、グリエル帝国出身のギルドランクSSの冒険者。ケイ、ユウの二人と共に各地を転々としつつ日々を過ごしている。かつては日本人の成宮 勝であったが事故により死亡、その後ラクセイリアに転生し今に至る。祝福の女神を信仰し、その祈祷魔法は他とは一線を画すほどのもの。二つ名の由来は踊るように剣を振るう様が神に奉げる舞のようであったことから。
ティーラウスの遺跡調査の際に事故で転移、ネキッラムの近くの街道に飛ばされた。そこで日本にいた頃の友人であるミチ・ニル(伍月 道)と再会、紆余曲折を経て現在はミチと彼女に仕えるメイドのニーナ・サッカと共にノックスを目指す。
温和ではあるが決して甘くはなく、敵に対して容赦は無い。十と一、どちらを選ぶと問われれば一を取る覚悟も有る。前世では対人関係においては表面上の付き合いを通していたが、道たちとの出会いによりそれも緩和、現在ではケイ達を親友と呼ぶ生き方が出来るようになった。
基本的には双剣による近接戦闘を行うが、ケイとユウがそれぞれ近距離と遠距離を担当することが多いのでその援護として中距離戦闘に専念することが多い。前世の知識を用いた独自の魔法を開発しており射撃戦ではそれと詠唱魔法を、近接戦闘では祈祷魔法による武具または身体強化を使い分ける。特化してはいないがそれゆえにどのような状況でも最適な行動をとることが出来る。また、彼の固有魔法は分子(原子)の運動を左右するものであり、これで物体や大気の温度を上げ下げして凍らせる、または発火させるといったことが出来る。ちなみに掌握魔法という名はユウの発案。
備考:実は今世でも家族の仲は最悪。前世では愛は無いが身の回りの不自由もないという生活であったのに対し、今世では生まれたときから虐げられており最終的には7歳で危険生物の跋扈する森に捨てられる。そこをケイ達に保護され、17年間共に過ごしてきた。
祝福の女神の加護を持っているが、有史以来この加護を持っているのはナルのみ。加護持ちとは簡単に言えばラクセイリアに在る神々に気に入られた人のことであり、その神への祈祷魔法や身体能力等のレベルがすさまじく上がる特典付き。加護持ちは一世代に一人しかおらずその神の信奉者から選ばれることが多いが、生まれながらにして神の加護を得ている者もいる。
加護持ちを下手に害することは神の怒りを買う可能性があり、そのために国によっては加護持ちの情報を隠匿することは重罪に当たることもある。そもそも加護持ちになればそれだけで冒険的、または政治的な意味で良い生活が出来るようになるので隠す人は基本いない。ただしナルはそのことを隠して生活している。加護持ちか否かの判断材料としてはその神の名を呼べるどうか。この世界の神々については名前や特徴を書き記すことは出来ても、その名を声に出すことはその神の加護持ち以外にはどうやっても不可能。そのためにナルは祝福の女神 プレネアの名を呼ぶことは出来るが他の者は不可。またナルも他の神の名を呼ぶことは出来ない。この辺りは二章の精霊神顕現のところでも僅かに触れている。
裏話:主人公でありながら性格設定に関しては三章開始時点で仮組み、後は書きながらなんとなくという適当具合。初期設定だと前世も今世と大差ないくらい悲惨な過去にするつもりだった、ただミチ達との思い出を考えているときにその設定だと色々かみ合わなくなるような気がしたので変更。そのため害されてはいないけど重い過去が完成、ミチ達の想いを受け止めなかった理由もそっちに変更した。後々書くが所期ではミチはヒロインではなく、ヒロイン(聖)の親友でナルの元後輩という立ち位置のつもりだった。しかしそれだとナルのヒロインがなかなか出てこなくなるのでヒロインに昇格、しかしこれの所為で設定に不備が生まれてしまった。具体的には聖がこちらに来たときに正体を明かさずに過ごすつもりだったのにもはや正体を明かす他無い展開に。まあいいかの精神で行くほかないようだ。
チートの二人
名前:ケイ
二つ名:“疾風両断”
戦闘スタイル:刀を用いた高速近接戦闘
使用魔法:詠唱魔術や陣魔術等、精霊魔法と固有魔法を除いたほぼ全ての魔法
固有魔法:なし
人物紹介:25歳、グリエル帝国出身のギルドランクSSの冒険者。ナル、ユウの二人と共に各地を転々としつつ日々を過ごしている。常勝神を信奉しており祈祷魔法も扱えるが積極的に使うことはあまり無い。二つ名の由来は自身の速さと比較的風属性の魔法を多用することから。
ティーラウスの遺跡調査の際に事故で転移、キエル村の近くの森に飛ばされた。そこでノエル・ナイガンの危機を救い、その後紆余曲折を経てノエルと共にノックスを目指す。
常に冷静沈着な男でいくつもの可能性を考えた上で最善と思われる行動をとる。基本的には紳士的で誰に対しても優しいが、だからといって甘くは無い。身内を第一にする身上で友人と敵対するようなことはしない。十と一、どちらをとると問われればどちらも救ってみせる能力を持つ。人のことをあだ名で呼ぶことはほとんど無いが、逆にユウのことは我が友と呼び名前で呼ぶことは少ない。というかそもそもケイもユウも本名ではなくあだ名、正確には愛称だったりする。
基本的には刀による高速近接格闘、一撃必殺を心がけた戦いをする。その速度は世界的に見てもトップクラス。また範囲魔法の類を扱うことはほとんどなく、その分は手数で補っている。そのために発動速度が速く一撃が鋭い風の魔術を多用する、また同様の条件で光や闇の魔術を扱うこともある。魔術のアレンジを得意としており、戦いながらほぼ最適化された魔術を扱える。二人と違って固有魔法は発現していないがそれと精霊魔法を除いたほぼ全ての魔法を発動する才を持つ。ただしその魔力はSSにしては少なく、無論S以下と比べれば十分に多いが、それが魔力を大量に消費する広域魔法の類を使わない理由の一つでもある。
備考:ユウとは生まれたときからの付き合いで互いを唯一無二の親友と認め合っている。17年前にたまたま訪れた地でナルと出会い、ユウと共に秘密を抱えているナルの心を開かせることに成功した。そのためにケイとユウはナルの秘密を知っており、彼から教えてもらった日本語を暗号代わりに使うこともある。また、ナルの知識から新たな魔法や人工魔具等の新技術の開発を進めていたこともある。例えば彼の持つ刀はナルの知識からケイが自ら打ち上げたもの。刀の存在はグリエル帝国に昔から伝わっていたがその製法は一部欠けていた、しかしナルのおぼろげな知識がそれにかみ合った結果、ケイと職人達は刀の製法を完成させることに成功している。
才能が全方位にカンストしており出来ないことはほとんど無い。これは戦闘、生産どちらに対してものことである。頭脳に関しても一級品で、一度認識したことは忘れず、頭の中で複数の思考を同時に行うことができるほど。ただし並列思考は無意識で行われているので逆に一つの思考に集中させることが難しく、独り言を言うことで思考を一点に集中させる癖がある。彼が本気になれば予知に近い未来予測を行うことも可能であるが、負担が大きいこととそれをしてはつまらないという理由から使うことはまず無い。また、嘘を理屈抜きで看破する能力を持っている。それゆえ彼に嘘をつくことは不可能なのだが、唯一ユウのみはケイにすら通用する嘘をつくことができる。ケイ曰く、ユウは息を吐くように嘘を吐き、嘘を嘘と思っていないから。
裏話:出来ないことは無いチートキャラを目指して。元々ケイとユウの存在は他の作品にも出すつもりであったので主人公よりも像は固まっている。ただし予定よりもちょっと感情的にしすぎた感もある。一章で怒りを表していたが本来ならまずそういった感情を出さないキャラ、ただしあの場はその方が良いと判断したのであのような形に、あくまで彼の意思の元の怒りということで。その辺りを除けばそれほど設定変更は無い、ただ親しく無い相手の名前はフルネームで呼ばせるつもりだったがカタカナの名前は長いから却下。基本的に敬語を使わない、ただし敬意は払う。顔が良いので非常にもてるが不特定多数にもててもしょうがないと考えている。酒に強く、三日三晩飲み続けたとしてもけろりとしている。ただ飲食は味わって食すものだと考えているので基本的に暴飲暴食をすることはない。身体的な強さはともかく精神が強くて芯のある、一人で立ち上がれる様な女性が好み。特に外見へのこだわりは無いが長髪の女性は良いと思っているようだ。
名前:ユウ
二つ名:“蹂躙闊歩”
戦闘スタイル:近距離格闘、もしくは大火力による砲撃戦
使用魔法:精霊魔法、召喚魔法
固有魔法:雷撃魔法
人物紹介:26歳、グリエル帝国出身のギルドランクSSの冒険者。ナル、ケイの二人と共に各地を転々としつつ日々を過ごしている。精霊神と契約(盟約)を結んでおりそのために精霊との親和性は世界トップ、具体的には彼に精霊魔法を使っても精霊が拒否するほど。二つ名の由来は戦場において圧倒的な力と存在を見せ付けていた様から。
ティーラウスの遺跡調査の際に事故で転移、シュタットの近くの平原に飛ばされた。そこでライン・スラートと出会い冒険者としての知識などを教えた。その後ミッヘの街に赴いたところソフィア・トリニティ・ゲオルギウスと出会い、彼女と契約を結ぶ。そして彼女とシュタットのギルドの元職員であるザイン・シュッテンベルグを旅の供としてノックスを目指す。
普段は非常に適当な性格をしており、キャラや口調、一人称をころころ変えて喋ることもある。くっかか、という変な笑い方をする。身内以外に興味を持つことが少なく、誰に対しても優しく見えるが実際は有象無象などどうでもいいと思っているだけである。身内含め全てに優先順位を定めており誰かが危険であればそれ以下の者を躊躇なく切り捨てる。十と一、どちらをとると問われれば千を殺してでも一を護る狂気を持つ。人の名前を覚えることを不得手としており、他人のことは少年君やお嬢ちゃんといった外見からとったあだ名で呼ぶことが多い。しかしラインやザインのように後々から気に入ったといって名前で呼び出すこともあるので本当は覚えている可能性もある。気に入った相手のことは名前で呼ぶがケイに対してだけダチ公と名前で呼ばない。
基本的には強化した自身の肉体または三黒を用いた格闘戦、もしくは精霊魔法を用いた大火力砲撃戦を好む。ケイやナルと比べるとスピードに難があり、軌道も直線的になってしまうので高速型との戦いではカウンター狙いの戦い方に切り替える。攻撃特化に見えるが防御能力も高く本人のカウンター能力も相まって近距離格闘で彼を抜ける人物は少ない。伊達や酔狂を好み、デッドナックルやアライブフィストといった効果は高いが非効率的な技を多用する。その一環としてワイヤーアンカーやパイルバンカーといったトリッキーな道具を多々所持している。超重量級の武器を好み、一般的な剣などは軽すぎると言って使うことは無い。自らの姿を変えられる三黒が巨大であるのも単純のユウの趣味。
持って生まれた素質に相まって盟約のおかげで精霊との親和能力は異常なほど高く、その気になれば素の状態で精霊と言葉を交わせるほど。また精霊魔法を扱うための魔力が非常に少なくすむため、本人の大量の魔力のおかげもあって継戦能力は極めて高い。だからこそ非効率的な魔法もばんばん使えるとも言える。固有魔法は電気、または雷を操るもので二章のようにスタンガンのような使い方から単純な破壊まで威力は調整可能。雷雲があればそこから狙った地点に雷を落とすことも出来る。ただ威力が上がるとそれに比例して光と音が大きくなり、こちらも戦い難くなるのであまり使うことは無い。契約魔法も扱えるが戦闘で使うことは少なく、もっぱら移動用のそれを呼び出すか二章のように特別な相手との契約を結ぶのに用いている。
備考:ケイとは彼が生まれたときからの長い付き合い。17年前にナルと出会い、彼を家に引き取っている。ナルの知識はなかなか面白いと思っているが、それはナルの力だと言っておりユウ自身がその知識を使うことはあまり無い。
見ただけで人の技術を覚える才能が有り、3,4度ほど見たりそれを受けたりすることでほぼ完璧にそれを模倣できる。これに関しては魔法なども一緒だが固有魔法や個人の資質が必要なものは無理。また、あくまで模倣であるのでそれを昇華させることは出来ない、というかそもそもしない。さらに、出来る奴がいるならいいと仲間の技術は覚えようとしない。
16年前に精霊神と盟約を結び、その際に盟約武装を下賜されている。それと同時に三黒の獲得及び最初の契約(杖)も成している。
食道楽な一面もあり、アイテムボックス内の時間が止まっていることを利用して気に入った食品を大量に買い込むことが多い。
裏話:ケイと同じくチートキャラ、ただあちらが最適化された強さならこちらは純粋な力のゴリ押しといったところ。話の都合上仕方がなかったとはいえザインをあっさり仲間にしすぎた感がある。そこ以外はそこまで変更は無いか? いや、ラインに対してもちょっとすんなり行き過ぎたか。そんなところ。人物の優先順位はきっちりとつけ、それを基準としているので必要と有らば仲間であろうと切り捨てる非情さを持つ。その辺りもあって精神強度に関してはケイに勝てないと言わしめるほどで、そのためか精神系の魔法に対する耐性が高い。ちなみに三人が戦うと試合ならばケイが勝つが殺し合いならばユウが勝つ。これは元々の強さとしてはケイとユウがほぼ互角、その上でルールに対する適応能力ではケイの方が上であるため。また殺し合いにおいてケイは友を殺すという決断が出来ないのに対してユウはそれよりも優先順位の高い者のためならばたとえ親友でも殺せるから。後ナルはどっちにしても良くて相打ち程度、これに関しては異世界の知識やらで底上げしていても地力は他の二人の方が上だから。と言っても二人がおかしいだけでナルも普通に最強クラスであるが。
それと他人を簡単に内に入れない代わりに身内に対しては懐が深く、友のためなら大抵のことはやってのける。大事なものの為にそれ以外の全てを犠牲にするという考えを気に入っており、それを狂気と呼びそれを持つものを好む。ラインがあっさり気に入られたのはその素質があったから。それゆえに狂気を持ち、彼が気に入ればたとえ犯罪者であって手を貸すこともある。ただし、助けるのはその行為が悪であると自覚しているもの限定であり、それを理解していないものは討つ。恋愛については不特定にもてるようなことは無いが特定の人に異様に好かれることが多い。また独占欲がかなり強く、表には出さないが自分の女は他の男のいないところに閉じ込めておきたいなどとも思っている。ただ自分の意思で去っていくというのなら追う気は無く、すぐに想いを捨てるというドライな一面もある。女性の好みは自分に依存してくれるような人、あと巨乳好き。元々設定が多いのもあるけど二章が一番濃かった所為かここで書けることが多いな。
ヒロイン
名前:ミチ・ニル(伍月 道)
二つ名:なし
戦闘スタイル:なし
使用魔法:簡単な魔法のみ使用可能
固有魔法:なし
人物紹介:日本の高校生だったが神隠しに遭いラクセイリアに飛ばされた。現状すら分からないような状態でニル男爵に会いその結果彼の養子となった。彼の勧めでネキッラムに料理店五月を開店、本編までの間は連日繁盛していた。そしてかつて目の前で死亡した先輩の生まれ変わりであるナルに出会い、メイドであるニーナ・サッカと供にナルの旅についていった。
比較的常識的な性格であったはずだがこちらに来てからちょくちょくぶっ飛んだ行動をとるようになっている。料理の腕は年齢を考えると高く、彼女のラクセイリアでは馴染みの無い独創的な料理は大人気だった。一応は丼物が人気だったという設定、箸のような食器が一般的ではなかったラクセイリアには無い食べ物であったから受けたのだろう。三章で書こうかと思ったがどうにも雰囲気が微妙な気がしたので割愛した。
戦闘能力は皆無で簡単な護身用の魔法が使える程度。これからも戦闘に参加する予定は無い。
備考:転移前は高校三年生、ナルとの付き合いは二年程とそこまで長くはなかったが、聖が引き出した彼の優しさに好意を抱いた。当時は聖が率先して彼にガンガン行っていたが、控えめだっただけで道も十分彼に対してアタックしていた。目の前で先輩が死んだことにショックを受けたが、それ以上の衝撃を受けていた聖の為に無理やり立ち直った。そしてその先輩に再会できたことで色々とたがが外れかけて無いことも無い。そうじゃないと聖をこちらに引っ張りこむなどといった発言はさすがに出ない、たぶん。実家はそれなりのお金持ちで、道たちは知らなかったが成宮家とは多少の交流があった。だから先輩が死んだときにこれで問題が表面化する可能性が低いということで清々したなどと言った。友人は多いが親友と言えるのは聖のみのため聖が来るならこちらに骨を埋めるつもり。
裏話:実は名前が変わっている。もとは五月と書いていつつきと読ませるつもりだったが、いつつきで変換してみると伍月が出てきたのでこれでいいやと決めた。店の名前が五月なのはこの名残で、本来は周りがさつきと読んでいるのに対してナルのみいつつきと呼んでしまい、それを店員ないしはミチに聞かれてという流れのつもりだった。今は五つの月で五月というあだ名か何かを持っていたという設定、だから店の名前をもそれ。前にも書いたが元は準ヒロイン的立場で、いずれ出てくる聖のサポートをさせるつもりだった。ただこのままだとナルのみヒロインが出てこないのでヒロインに昇格させた。彼女がヒロインになったことで後々の話がだいぶ変わることとなるが完全に自爆。ラクセイリアの言葉が話せるのは地力で覚えたか神隠しの影響でしょう、本編で出すのを忘れたから確定していません。ちなみにナルは普通に覚えました。
名前:ノエル・ナイガン
二つ名:なし
戦闘スタイル:障壁魔法を用いた戦い
使用魔法:障壁魔法
固有魔法:障壁魔法
人物紹介:トルキア北部にあるキエル村に父のシェル・ナイガンと共に住んでいたが村の住民からは呪い子と忌み嫌われていた。そんな中ケイに会い彼と共に村を出る決意をする。
性格は少々幼く、過去のトラウマや今の境遇から精神は未だ不安定。今はまだ人の手を借りなくてはならないが、いずれは一人で立ち上がれる潜在的な強さを持っている。
固有魔法である障壁魔法を操る。一章終了時点ではまだ自分の力を理解しきっていなかったが、一章と四章の合間にケイから手ほどきを受けてある程度は障壁を自在に操ることが出来るようになった。具体的には障壁の出現位置を背後にも設定できるようになったこと、障壁の形を変えること、障壁を自由に動かすことなど。今は障壁を刃のように薄く研ぎ澄ませて敵を斬るといった戦法を練習中。彼女の障壁は魔力を込めれば込めるほど硬く、魔力がある限りノータイムで修復される。それゆえに魔力のある間彼女に傷をつけることは難しいが、精神系の魔法だったり空気感染する毒だったりは防げないためそちらには弱い。
備考:父のシェルがグリエル帝国貴族のデューリ家の元当主であるので彼女にもその血が流れている、しかし彼女がそうだと知るものは極めて少ない。彼女の母はかつてのシェルの幼馴染にして恋人、シェルに貴族としての婚姻を結ばせるために自ら身を引いた。ただ互いに本心から納得していたわけではなかったのでシェルが結婚した後もその関係は続いており、その結果として生まれたのがノエルである。かつてシェルが戦場に出た際に負傷、その療養の間に彼は息子たちに当主の座を奪われることとなってしまった。父親に似ず下種であった息子たちから守る為にシェルはノエルとその母と共に帝都を離れる決意をした、しかし彼が療養をしていた間にノエルの母もまた病に倒れていたためにシェルとノエルのみでキエル村に移り住むこととなった。ちなみにその後息子達は皇族の怒りを買ってしまい、今のデューリ家はシェルの弟が治めている。一章が短くてあんまり書くことが無い。
裏話:元はクールというか無口なキャラにするつもりだった、つまりはクーデレ。そもそもケイとの出会いは森の中ではなく、ケイが知り合いであるシェルの家に招かれたときに出会わせるつもりだった。それが何故か危機を助けるという展開になっている。この辺りは後で詳しく。実際それ以外そこまで書くことが無い。あ、かつてノエルが傷を負わせた相手は男、前に彼って言わせたと思う。その彼は子供ながらノエルに好意を抱いていたがそれが原因で歪んでいる、そういうことに今決めた。もともとどこかで再会させるつもりだったから問題ない。後の設定は書いていたら生えてくるだろう。
名前:ソフィア・トリニティ・ゲオルギウス
二つ名:なし
戦闘スタイル:ドラゴンの時は肉体を用いた打撃戦、人間の時は魔法による射撃戦が主
使用魔法:詠唱魔術、詠唱魔術、意思魔法
固有魔法:なし、ただし種族魔法として意思魔法を操る
人物紹介:グリエル、トルキアと並ぶ大国、トリニティ公国のゲオルギウス家の娘。最強のドラゴンと名高いエンシェントドラゴンであり、その実力は紛れもなく本物。またトリニティのミドルネームは公国を治めており、始まりの種族とされる御三家の所属であるということを示す。
かつて感じた精霊神と契約を結んだものを探し出し、それに仕えるために家を出ることを決意。それの許可を得るためにミッヘ近くの山に移った人を襲うドラゴンを退治しに来たところ、ユウと出会いその力に惚れる。その後ユウこそが自分の探していた契約者であると知り彼と契約を結んだ。
性格はさっぱりとしており粘着はしない、正しいと思えば他者の声を受け入れる度量がある。もしくは選択が間違っていても力で捻じ曲げようと思っているからかもしれないが。自分の力に自信を持っており、それゆえに挑発に乗りやすい。また力を持つが故に無意識に力無き者を貶してしまうこともある。
エンシェントドラゴンの体表は極めて硬く、その翼がユウの三黒と切り結べるほど。彼女はそれに障壁を展開した体当たり戦法をよく行う。人の姿でもその身体能力は高いがその状態で近接戦をすることは少なく、もっぱら魔法による射撃戦を行う。二種の魔術を主に行使する、また精霊魔法が使えるにもかかわらず精霊神と契約を結んだものに仕えるのだから不用と考えた結果、精霊魔法を使うことは無い。エンシェントドラゴンのみが使える意思魔法は自らが正しいと思った現象を世界に認めさせるという特性上、揺らぐことの無い意思を持つもので無いと効力を発揮しづらい。その点において彼女は一族の中でもトップクラスである。他の魔法に関しても才能が有り、その大量の魔力も相まって高度な魔法も一人で発動させられる。
備考:そこまで書くことが無い、考えてあった設定はほとんど二章で出し切った気がする。何かあったか…?
裏話:私の考える人名は基本的に直感で決めているが彼女のみ元ネタ? がある。ソフィアという名前は直感だがトリニティは三位一体から、ゲオルギウスは竜を殺した聖人? から。ゲオルギウスに関しては私が大好きなラノベで知ったもので名前決めの際にすぐに思い浮かんだのでそのまま採用した。…本当にここは書くことが無いな。…あ、巨乳です。今いる三人のヒロインの中ではソフィア>ミチ≧ノエルってとこかな。ノエルも小さいわけで無いですけどね。
その他レギュラー、それと準レギュラー候補
名前:ザイン・シュッテンベルグ
人物紹介:シュタットのギルドのサブギルドマスター、かつては”濃霧翻弄”の二つ名を持つランクAの冒険者だったがとある依頼で親友、仲間、後輩を失い、ハザード級に対する恐怖を得てしまう。さらに親友の恋人が命を絶った事から冒険者として自信を失い、これまで生きてきた生まれ故郷を捨ててシュタットまで流れ着いた。冒険者以外の仕事に就こうとした際に何の流れかギルドの職員になってしまう、そして働くうちにサブマスターにまで上り詰めた。冒険者として逃げたくせに冒険者に関わる仕事を続けているという矛盾と時折見るかつての悪夢に苦しめられながら生きてきた。そんな中ユウに出会い、彼の言葉で過去を正しく見て未来を進む覚悟を決めた。今はそんな彼と共に旅に出る。
彼の固有魔法である濃霧魔法は彼の望んだ効果の出る霧を発生させる。基本的には相手に状態異常を引き起こすことを目的としており、彼はこれを目くらましや足止めに使って情報収集や奇襲、撤退といったことをやってきた。この霧自体には破壊力は無いので彼はそれを詠唱魔術によって補っている。
裏話:過去が重くなった人。元々はかつて見たハザード級に恐怖、そして畏怖を覚えたことから冒険者を辞め、ユウの大暴れにかつてのそれ以上の力を感じ取り彼について行くという設定だった。それが色々あって変わってしまったので予定を変更してあのような流れに。元の設定だとユウに気に入られやすかったのだが、変えたほうだとちょっと微妙になってしまった。後何故か高所恐怖症の動物好きになっていた。
名前:ライン・スラート
人物紹介:シュタットの町に住む少年、両親を既に亡くしており妹のロールと二人で暮らしている。命の危機をユウに助けられた結果彼に気に入られ、彼から冒険者としての様々な知識を得る。幼馴染であるスレイとかつて助けたことのあるカーラから好意を持たれているが、妹第一な生き方であったために最近までそれに気付いていなかった。冒険者としての素質は十分であり、ユウが高位クラスになれると断言できるほど。二章の最中にスレイとカーラから告白され、彼女たちの想いを知った。二章終了後はカーラからの知らせを受けたカーラ父と会うことになり、ユウの推薦もあって彼にも気に入られた。今は二人との関係をどうしたものかと考えつつ、看板受付嬢の二人から好かれていることに嫉妬している奴らからの襲撃を捌く生活。
裏話:だいぶ初期設定とかけ離れたキャラ。元々ラインはシュタットの衛兵で病気の妹の治療費を稼ぐために休日は冒険者家業をしているはずだった。ただ仮にも衛兵が無様に魔物から逃げるのはどうかと思い新人冒険者に変更、それだと年齢もおかしくなるので15歳に引き下げた。その結果何故だかユウに気に入られて章の主人公かって位に出番が増えた。せっかくなのでいつかもう一度出すことにしよう。ちなみに彼がもてるのは私からのプレゼント、本来はそんな予定は欠片もなかった。将来はSクラスになってユウと戦うでしょう。
名前:ニーナ・サッカ
人物紹介:ニル家のメイド、今はミチに仕えてナルとの旅に同行している。一応ミチは主だが彼女とは互いに友達のような気安い態度をとることもある。
裏話:特になし、そもそも彼女が同行するのは急遽決定したことなのでそこまで設定を決めていない。
章まとめ・裏話
序章:特になし、しいて言えばあれを一つに纏めるか三つにしておくかを悩んだ程度。おそらくあの時出てきた商人は再登場するはず、忘れていなければ。
一章:投稿前に半分ほど書き終わっていたので書いていたら筋書きが変わったという現象は他に比べると少ない。ただ元の予定としては村に襲ってきた魔物をケイが討伐、その最中に別からも来てそれにノエルが対処したところ、村人たちから忌避されたためにケイと一緒に村を出るといった流れだった。つまり最初から話は変わっている、あくまで後からはそこまで変わらなかったといううだけ。あとは、シェルは元貴族ではなく傭兵、ノエルはどこかで拾った養子という設定だったが何故か変わった。
二章:筋書きはともかくキャラが変わりまくった上に出てきまくった話。ラインの話の続きをすると、ラインとユウの関係は道に迷ったユウを助けたという程度で私生活に入るほどではなかった。だからユウがミッヘから帰ってきたときにあせっているラインを見つけ、それが妹の病気だと知ったためにかつての礼だと称して精霊神を呼び出すという流れだった。だから妹の病気は継続したがそれだと初見でユウが見破れないのはおかしいので、潜在的なものということに変更した。この辺りの希薄さから分かると思うが本来のこの章の主人公的立場にあるのはザインであった。だから彼が旅についていくのだが、どうにも本編は逆になってしまった。あと、盟約武装は実はソフィア戦で出すつもりだった。流れとしてはソフィアがマジで強いのでテンションの上がったユウが呼び出し、その力を見たソフィアはユウがそうであると知って降伏する。それで欲求不満なユウがドラゴンにぶつけるという感じのはずだったのだが、当時の時間の無さからそれが後ろにずれた。そのしわ寄せがザインにも来ている。ちなみにラインとザインの名前が似ているのは単なる偶然、私はなんとなくで名前を決めるので同じタイミングで名前を決めると似たり寄ったりになりやすい。
三章:話が二転三転した章。最初の予定はナルが来店、ミチは怪訝、そこに貴族が来てミチに自分のものになれなり店を渡せなり言ってくる、それにナルが名乗りつつ追い返す。後はその貴族の攻撃を捌いていたらミチの保護者が来て終了、そんな感じの流れだった。大体は合っているがナルの導入にその保護者を出すことになったので順番やら何やらを変更、ミチがヒロイン化したのもあって流れが色々変わった。あと最初は決闘のシーンで占める予定だった。決闘には代理人は出ず、当人が何かの手段でドーピング的なことをして出る。それをナルが真っ向から打ち倒して終わるつもりだった。それが二章の長さと比べるとこれだと短すぎると思ったのでオチを伸ばした。本編のそれか相手がミチをさらうかのどちらかにしようと思って派手そうな前者に決定した。この時後者だとダンジョンアタックを入れようかとも思ったが、没になったのでダンジョンアタックは以降のどっかの章に入れます。
以降の流れ(予定)
四章:合流
五章:勇者と会う
六章(二章分使うかも):魔王を目指す旅
七章:魔王戦
八章:その後の締め
大体の流れはこの予定、ただしこの通りに行くとは限らない。
はい、書き終わりました。当初は他のキャラや用語の紹介も行うつもりでしたが無理でした。何かそこまで本編そのもののネタバレはしていない気もするがまあいいや。あとユウのところを書きすぎた、そしてナルは少なすぎ。
何とか4月中の投稿に成功しましたね。四章に関しては一週間から十日ほどお待ちください。たぶんその間に別作品の続きを投稿しますから良ければどうぞ。
…どうしてネタバレが振り仮名になっているのだろうか?
あ、直りましたね。何だったのかねえ? と、思ったらそのままだった。やっぱよく分からん。




