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第一話 出会い

僕の名前は斉藤遼太郎。中学3年生だ。

僕には彼女がいた。小野萌香。明るくて優しくていい奴で大好きだった。

でも彼女は体が弱く、よく入院などしてた。でも、先月10月彼女は死んだ。

そんな彼女と出会ったのは今年の四月だった。


ー7ヶ月前ー


「3ーCか...」

クラス替えの時俺は正直めんどかった。

クラス替えとかめんどいしこのままでいい...と思った瞬間


ドンッ


「痛っ」

「わっ、ご、ごめんね!大丈夫?」

彼女だった。

「あ、大丈夫だよこれくらい」

「そう?私小野萌香。3ーCです。あなたは?」

「...斉藤遼太郎..3ーCだ」

「えー!?私と一緒!!よろしくね!」

「あ、うん...よろしく」

「それじゃあ後で!!」

「あっ..ちょっ..」

可笑しな奴。


ガララッ


「あ、遼太郎くんやっほー」

げっあいつ...

次の日も、次の日も俺にあいつはつっかかってきた。

「やっほー遼ちゃん...どうしたの?」

「...っ何でお前は俺にばっかりつっかかってくるんだよ!!」

その瞬間、彼女は硬直した。

「.....だって仲いい人遼ちゃんしかいないんだもん..」

そして、

「私...体弱いから..友達今までできなかった..けど..遼ちゃんだけが友達になってくれた...嬉しかった..」

そして、時は7月、6日は彼女の誕生日だった。

「はい、誕生日おめでと」

「わあ、ありがとう遼ちゃん!!」

「それと...俺お前のこと好きだ付き合ってくれ」

「.....うん!いいよ!!」

「い、いいのか!?」

「うん!だって遼ちゃんだもんいいよ!!」

その時俺は幸せを感じた。大好きだった彼女と付き合えたから。

でも、俺はこの出来事が悲劇の序章だということがまだ知らなかった

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