プロローグ2
その後優奈と一緒に朝食を食べた後部屋で一息ついていた。優奈の方はというと
「今日から後輩ができる!!」
と、嬉しそうに中学に向かった。
「入学式は午後からだし今日は荷物もほとんどないから装備でもいじるか」
そう言って俺はガンケースの中からM4ライフルの電動ガンを出した。中学生のときは電池式のものしか購入できなかったが高校生になったのでバッテリー式のしっかりしたものを購入することができた。作りも全然こっちのほうがいいので購入から半年以上経つが未だに触るのが楽しくてしょうがない。
「いやーやっぱり重みがあってこの触った時の冷たさはいいな」
ちなみにM4にはホロサイトと3倍率のブースター(スライドしてホロサイトと合わせて使えるスコープ)、それから射撃時に銃を支える二脚(以後バイポッド)を付けている。
そのほかに銃につけるバーチカルフォアグリップやレッドドットサイト、フラッシュライトなども購入したがこれはまたその日よってつけたりするだろう。
サイドアームにはUSP拳銃にした。USP拳銃にはフラッシュライトだけ付けている。両方ともサバゲーの大手メーカー「KIRYU社」のものを購入した。
スナイパーライフルにサブマシンガンなども購入したがそれは後々紹介しよう。
なんだかんだ触っているとあっという間に時間が過ぎそろそろ家を出る時間になったのでM4をガンケースにしまい部屋を出る。
「隆、そろそろ行こうか。条君も来る頃よ」
母さんも準備バッチリのようだ。父さんは仕事で来れないので入学式には母さんだけ来るらしい。
「そうだね、じゃあ行こうぜ母さん」
家を出て少し待っていると友人の「桐生 条」と条のお母さんがやってきた。
「よー隆。待たせてすまんな」
「俺もさっき出たところだし全然大丈夫だぜ」
「じゃー行こーか。まさか小中高一緒になるとはな」
条は小学校から一緒のなかだ、一番一緒にいて面白いし一番気が合う。ちなみに条のお父さんはあの「KIRYU社」の社長だ。俺にサバゲーを教えてくれたのも条だ。
条と一緒に話しながら学校へ向かう、母さん達も仲がいいから2人で笑いながら話している。
「クラス一緒だといいなー。女子だらけで友達隆しかいないだろうし」
「俺もそうだといいんだがな。女子だらけで孤立するのはご勘弁願いたい」
「お前よく清鳴行く気になったな」
「いろいろあったんだよ」
学校に着くと思ったとおり女子生徒だらけだ、条はなんだかんだ嬉しそうだが俺の不安は増加するばかりだった。
入学式は体育館の2階で行う、1階は剣道場やトレーニング室がある。やはり私立だけあって設備は素晴らしい。2階の体育館はとても広く普段はバスケ部やバレー部が使う、全校集会などもここで行うのだろう。
条と一緒にクラス表を見る、クラスはAからFまである俺はA組のようだ。条もA組らしい。
「お、一緒だな1年目よろしく頼むぜ隆!!」
「俺もよろしくな。あーとりあえずホッとした」
2人でA組の席に座り話していると教師達が集まってきた、入学式が始まるようだ。
電動ガンは15歳から買える設定になっています。
文章でここをこうした方がいい等ありましたらご指摘お願いします。