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お金の力で世界を救ってあげます!  作者: DP
1.5 はじめての旅路と温泉
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準備開始


そして長い月日が流れた──


なんて、嘘だけど。確かに日付は経過したけど、月というわけではない。


引っ越し先が決定した翌日から、俺は引っ越しの為の準備を開始した。といっても泊っているのは宿だから契約とか手続きは必要ないし、荷物に関しても基本的に私物はバックパックの中に入れてあるのですぐに出れる。


なので行ったのは旅行に必要になるものの購入、情報収集、それに訓練だ。


まず買い物だけど、あまり荷物を増やすわけにもいかないので最小限にした。購入したのは水筒(能力で水を出せはするんだけど、喉が渇く度に能力使うのは無駄すぎるので)とか日持ちのする携帯食、臭い消し用の香水(旅行中はあまり洗濯する余裕がないため、匂いを香水で誤魔化したりするそうだ)、ナイフ等いくつかのサバイバル用品(基本的には移動時は街道沿いの街に泊まる予定だけど念のため)、それに下着だ。服はまぁ……セーラー服を含めれば4着あるし、一週間前後だったら一日着回しだけでやっていけるけど、やっぱり下着は毎日換えたいので。上はいいけど、下は流石にね……後一枚お釈迦にしちゃったし。


なんでお釈迦にしてしまったかというとアレだ。女性特有のアレが来たのだ。なんか腹痛と倦怠感があるなぁと思ってたら……である。見ちゃったときはちょっとビビったしパニクったね。当然そういうのがあるのは知っていたけど、自分にそういったものが来るとは思っていなかったので。


どうやら俺の体は外見だけではなく中身まできっちり女になっているようである。


ちなみにリスナーにはバレた。というかこっちの世界ではこういう時どうすればいいかわからず宿の女将さんにいろいろ聞いたんだけど、その時も普通に配信してたからね。その後なんか皆にやたら気を使われたのがあれだ。尚(恐らく)女性リスナー曰く俺の症状は軽めらしい。正直そこは助かった。


尚対策としては、こっちの世界では吸水性の高い素材で作った当て布があり、それを使うそうである。俺も購入した。正直移動を開始する前で助かったと思う。


それから情報収集だが、これはパストラの街とそこまでの移動手段に関して。一応距離と交通量に応じて馬車と徒歩を使うつもりだけど、それには馬車の利用の仕方とかも確認しないといけないからね。この辺は宿の他の宿泊客や食堂の客に詳しい人が結構いたのでそこらへんに教えてもらった。その結果、前半は馬車で移動して、後半は徒歩で移動することにした。というのも前半部分は辺境地帯なので、街と街との間が遠い。それがパストラに近づいていくにつれて間隔が狭くなっていく。なのでそういう割り振りにした。


本当は、全部徒歩にしたい。なにせ馬車は利用するのには当然金がかかるし、更には致命的な問題として、リスナーに向けて会話がほぼ出来ない。個人で馬車一台レンタルとかさすがに金がかかりすぎるから乗り合い馬車となるので、さすがにそこで虚空に向かって話し続けるのはちょっと……配信画面は他の人には見えないし、そこまで鋼メンタルではないので。なので馬車移動中はほぼ車窓映像みたいな感じになってしまうのだ。


今、俺の同時接続は順調に右肩下がりだ。一番ピークで2300くらい行ったんだけど、今は一日の間で多い時で1800くらい。日に日に減っているけど、これ自体は想定通りなので別にいい。今後の予定が決まったことで、ここまでは目新しい配信はないよって宣言したからね。


ただそれでも4桁の人間(寝てる間とか早朝でも4桁かそれに近い数字になってるらしいから開きっぱなしの人が多いんだと思うけど)がいるのに一週間前後ずっとそれなのも寂しいし、後半の方は聞く限り徒歩で全然いける距離だったからそういう配分にした。この辺はリスナーが整理してスケジュール表を作ってくれるらしい。マジ助かる! 後は天候不順で延期しまくりとかにならないことを祈るだけだ。


そして最後の一つ、訓練。これは新しく獲得した能力の訓練になる。





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