表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/40

異世界生活3日目


突然始まった異世界生活3日目。


あ、勿論寝ている間に涎とか流さなかったよ。起きた後コメント欄で『くっ……朝4時に起きてそこからずっと見てたのにっ……』と嘆いているのがいたけど、そこまですることか? だいたいそもそもの話として女の子(中身男だが)の涎がみたいとかかなり特殊性癖じゃない? その辺の世界の事は俺はよくわからんけど。


まぁそんな話はおいておいて。3日目は特に目立ったことはなかったのでダイジェストでお伝えしよう。


まず朝の諸々を済ませた後、予定通り昨日の服屋に向かった。そしてそこで紐パンを3枚購入。なんの装飾もない、無地の色気のない奴だったので3枚で1000MPで済みました。安いね?


それから宿屋に舞い戻り、昨日と一昨日着てた服、それから2日続けて身に着けていた下着を手洗い。勿論下着の手洗いの仕方なんて知らないので、コメント欄から洗い方を教えてもらいつつ行った。


皆に見守られてやり方を教えてもらいながら自分の下着を洗うって、どういう配信なんだコレ。いや勿論手元は映していないけども。あと洋服も洗った。大変だった。お金に余裕が出来てきたらやっぱり街の洗い物屋さん利用したい。



ちなみに宿の女将さんから俺の最初に来ていた服は珍しいから盗まれる可能性が高いので外に干さない方がいいと忠告されたので、許可を得て部屋の中に紐を張って部屋干しだ。一応日中はちゃんと陽射しが差す位置に干したけど、乾ききるかなぁ、これ。やっぱ《ドライ》早急に必要じゃない?


とりあえず午前中はこれで殆ど終わった。


『異世界生活3日目にして、すでに暮らし方が地味すぎる……』


とか言われたけど、召喚されていきなり保護されたりせずに身一つの俺は、日常的な事もこなしていかないといけないんだよ。洗濯物だってそう。生活していればどう足掻いたってしなきゃいけないことなんだから。


しかし服はともかく女物の下着を洗濯していると、微妙な気分になるな。自分がモデリングして自分が穿いてた奴だから興奮するとかじゃないけど、なんというか何かをやらかしているように感じるというか。


まぁそんな感じで午前を過ごし、午後は文字の勉強に当てた。とにかく文字が読めないと面倒なので。昼食の時間が終わって休憩に入っていた食堂の店員に昼飯おごるから教えてと頼んだら、快く教えてくれたよ。


ちなみに覚えるのはそんなに難しくなかった。一部難しいのはあるんだけど、とりあえずこれだけ覚えておけば平気っていうのは50音と一緒だったんで。そしてそれぞれ日本語のどれに当てはまるかわかれば後は日本語なので簡単だ。……この辺、俺の喋っている言葉が日本語なのは言語チートかと思ってたんだけど、普通の日本語公用語なのか? 考えた所で答えがでるわけではないので、深くは考えないけど。


とにかく、これで街にある看板とかは読めるようになったし、本も(多分)読めるようになったと思うので調べ物がこれまでより捗るとは思う。


その後、夜はまたコメント欄の皆と作戦会議の続きをしたり、雑談をして過ごした。


基本夜はする事ないんだよね。さすがに暗くなってから外を出歩くのは怖いし、食堂も夜は酒類も出るから酔っ払いがいるので絡まれるから、遅い時間にはもう自分の部屋からは出来るだけ出たくない。


なので夜は付き合ってくれるリスナーが居なかったらくっそ退屈だと思う。そういう意味でも毎日来てくれてる常連には感謝だ。


尚、夜は早めに就寝。ゲーム配信とかVRCで夜更かししまくっていた頃を考えるとえらく健康的な生活をしている気がするな。

前回残MP:19960

今回増減:

下着代 -1000

宿代 -2000

朝食代 -160

昼食代 -180×2=-360

残MP:16440

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ