表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

変態じじいは強かった

しかし、俺は偽善者でいたいようだった。

誓った3秒後にはじじいの顔面にグーパンチを入れていたのだから………。

酔っ払いのじじいが倒れこむ。グーで殴ったのは些かやりすぎやかもしれないと反省した。殴った右手はジンジンと痛み、少し腫れ上がっている。周りの人達もびっくりとした顔で注目していて、先ほどの彼女も呆けてる。


流石にこのままではいけないと思い、じじいを起き上がらせるために近づいた刹那

「シュンッ」

と音がなり、俺の自慢の横髪がパラパラと落ちた。

何が起きたのか理解出来ずに前を見ると、酔っ払いのじじいの手にナイフが握られていた。何してくれてんだこのクソじじい!!!!!何時間かけてこの見た目作ったと思ってんだ!!!と怒りが込み上げてくるが、

ここで怒るわけにはいかなかった。なぜなら、髪がパラパラと落ちた時、俺は一瞬たりとも、ナイフを確認することができなかったからだ。

そう、目の前のじじいが動いたことすらわからなかったのだ。酔っているにもかかわらずこの速さ。俺の拳をかわせなかったのは謎だが、今このじじいに殴りかかれば、間違いなく自分の首が飛ぶだろう。


「ふんっ、実力差を感じ取ることはできるようだな。」

捻くれながらじじいは言う。そしてしばらく沈黙が続いたかと思うと、爆発したかのようにじじいが喋り出した。


「出会ってすぐの人間を殴るとは何事じゃ!!それからこのわしを誰だと心得る!!かの大英雄ローレンス・アルバダートだぞ!!わしに喧嘩を売って生きてるなんて、この寛大な対応に感謝するんじゃな!!!」


どうやら俺は大英雄様に喧嘩を売っていたようだ。どうりで周りの人たちが止めないわけだな。だが、そんな理由でセクハラして言い訳がない

言い返してやろうと息を吸った刹那、ゴミを捨てに行っていたガタイのいいおっさんが返ってきて二人にゲンコツを入れた。

まだ作品タイトルに書かれているところまでたどり着けていませんが、楽しんでいってくれると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ