孤独と憂鬱とわけのわからない哲学と
定期テストは頭が痛い。
たまにガチ頭痛も来るのだが、それとはちがう。
痛いほど憂鬱だということだ。
なんなんだろうこの気持ちは...
教科書とノートを広げて、そこから頭の中には文字ひとつ無い。
定期的なテストの一週間前からは本格的に「勉強しろ」と親に言われ、ゲームもスマホもろくに出来ないのだ。
日曜日なんか地獄でしかない。
想像すれば君もわかるだろう、一日中親の目に付くということなのだから。
遅れたが、僕は宮野大雅
「どこにでもいる中学二年生!」なんていうセリフは少し言いにくい。
というのも本当に何もない中学生で、自分に特徴が無さすぎて逆に恥ずかしい。
そして今は冬の二学期期末テスト前。
話を戻すが、死ぬほど憂鬱な勉強をしているのにはわけがあり、このテストは必ず平均点以上を取らなければならない。
テストで低い点を取ると冬休み中に指名者補習たる追加授業があるのだ。
決して何時間もある訳では無い、無いのだが、考えてみて欲しい。
冬休みのイベントと言えばわかるだろうか。
クリスマスや年越しだぞ?
彼女なんていない。
いないが、クリスマスや年越しくらいゆっくり過ごしたい...
ただでさえクリぼっちで街ゆくリア充共に嫉妬溢れる目線を送っているというのに、その日に学校へ行って授業を受けるなど、自分が周りから冷たい目線を送られるに違いない。
目立ちたくない自分、こればかりは避けたいのだ。
これでも信頼し合える友達は数人いるし、そいつらと遊びに行きたいとも考えてる。
長期の休みをわけのわからない無意味な講習で潰すということにもなる。
とにかくめんどくさい。全ての生徒に共通するだろう。
そんなこんなで勉強に勤しんでいるわけだが、これもまためんどくさい。
なぜ授業も聞いて宿題もやって尚、余計な勉強をしなければならないのだ、これもう学年トップ層狙えるんじゃね?レベルで勉強を強要させられてる。
少しは息抜きしたいもんだ。
といっても、正直勉強をする体勢をとっても集中してすることはなかなか無いのだが。
現国が大好きな自分は色んなことを哲学的に考え、それを時に大人から「屁理屈だ」と言われる。
まぁ客観的に見ればただの屁理屈なのだが。
たとえば、今自分が必死でやっている勉強はどんな意味があるのか、なんのために学校に通っているのか。
そして普段の憂鬱から、幸せとは何なのか、なんてことも考える。
こんなこと中学生なんて未熟な人間が答えを見い出せるわけがないのだが、これを誰かに共感されたいのだ。
今やってることの重要性は、大人になればわかるだろうか。
大人になって働くようになって、「学生の頃は楽しかったな...」とか、「学生の頃に勉強しといて良かったな...」とか思ったりするものなのだろうか。
そんなもの大人になってからじゃなければわからないのだろうが。
今の自分に幸福を求める、それこそが幸福なのだろうが。
まぁわからん。
わからんが僕はとにかく目の前の歴史を覚えなければいけない。
そうやって学生は目の前のことをやってなさい、そうすれば将来のためになるから、なんて大人に言われてやりがいのないことを続けるのだが、 きっとその大人の言うことは正しいのだろう。
今はとにかくそう信じて勉強するしかない。
と、わかっていても、教科書とノートを広げ、ペンを手に取り、天井を見上げて、また幸せを求める。
そんな生活の繰り返しが、今日も続くのであった。
初投稿です!
個人的に自分が普段考えてることを小説という形で書いた、いわばツイート集みたいなものです!(笑)
みなさんは今何をしているでしょうか。
こんな作品に時間を費やしてくれて、共感してくれる人が世界中で1人でもいたらそれで自分はもう満足です!
これはもう自分の中で嫌という程、アイデアが溢れかえってるので、きっと!たぶん!更新頻度はまだ短い方だと思います!良かったら次作もよろしくお願いします!