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零式  作者: HAL
初戦前
7/11

初夜

 西日本軍事学校の三分も満たない距離に宿舎があった。学校とは違って宿舎は、コンクリート造りのアパート型の造りになっていた。一階には大広間、休憩所があり、二階は女子、三階は男子が宿泊する。

 部屋は風呂、トイレが完備されており、部屋は一人につき一室用意されていた。


 その一室に勇はベットに横たわり、手紙を読んでいた。

 手紙の書き手は父。勇が尊敬し、初めて刀の流派を覚えた時の師匠。


 その手紙を読み終えると、幼少の時の記憶が蘇る。

 懐かしく思い出が心を痛める。


 そして父に会った時に聞いた最期の言葉、『私の様に目立たず生きなさい』


 「わかっているさ」


 その時、外がやけに騒がしくなっていた。

 その騒音で過去から現実に戻る。

、部屋の窓を開け、外を眺める。

 雲が月を隠そうとし、暗くて騒音の方がよく見えないでいた。

 

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