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第1話


テルは運が良かった


生まれた時から何をやってもうまく行く。



馬券を買えば万券スロットやパチンコ、ギャンブルでは負けた事がなかった・・・・。




肉親は一人もいなく施設で育てられ、18になり都会へ出て来のだ。



「おい!テル」




今名前を呼んだのが親友の上田ヤマト。

成績優秀で運動神経もいい凄い奴



「暇だからパチンコいかね?」



ヤマトは全く運がないのにギャンブルが好きなのだ



「やだよお前負けっとキレて帰るから!」



ヤマトの説得により、しぶしぶ付き合う事になった。



ルパン三世のパチンコをうっているとヤマトが


「なぁルパン三世ってカッコいいよな!」


「まぁ泥棒だけどな」



「なぁ銀行強盗やんね?」

ヤマトがハッキリと言う



「・・・はぁ?冗談にしても、今ルパンの話してんだからさぁ泥棒とかじゃないの?」テルは驚きつつも、冗談っぽく言う




「泥棒なんてみみっちいじゃん!」


「お前さっきルパンカッコいいって言ったじゃん」



「いいじゃん決定!日にちは十月八日ね」



「明後日かよ!てか何で日にち決まってんだよ」


少し怒り気味で言い放った



「だってその日祭があるから、大丈夫絶対成功する!」


テルはため息を一つ、ついたあと


「・・・・わかったよ協力するから、全ての事はお前に任せたからな!」

「OK約束だからね」



その後ヤマトは大勝ちしているテルを横目にキレながら帰った。



「は〜ぁ先が思いやられる」


テルは小さくこぼした。

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