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第9話 ショッピングモールにゴブリンが攻めてきた

 ゴブリンという化け物。そんなものが出現するとは流石に俺は予想外だった。


 だが皆が逃げ惑っている。俺にしかできないのではないか?


 俺はすぐさまに変身で自分自身の姿を変える。


 銀髪の長身長の青年に化けることにした。ついでに仮面を付けている状態にしておく。


 俺はゆっくりとゴブリンに近づく。


 こちらに気づいたのかゴブリンは俺に向かってくる。


 俺はボール作成で火の玉を創り出す。それを放った。驀進する焔の弾はゴブリンに当たる。


 するとゴブリンは燃え上がった。


 メラメラともえが上がるゴブリンたち。


 だがこれだけでは倒せないようだ。


 俺はさらに近づく、そしてゴブリンの首筋に刀化で強化した手刀を当てる。


 ゴブリンの首は飛んだ。


 まずは1体。


 残りのゴブリンはグギャグギャと驚いているが一瞬で間合いを詰めてきた。


 硬度を上げたボールをぶつける。


 今では金属並みに硬度を上げている。


 2体のゴブリンは吹っ飛ぶ。ボールがはじけ飛ぶ。


 さらに増やしたボールをぶつけまくる。


 2体のゴブリンは動かなくなった。


 残りのゴブリンは3体だ。


 流石にゴブリンたちも知能が少しはあるのか……距離を詰めようとしない。


 そのまま俺は焔のボールを何個にも増やしてぶつける。


 燃え上がるゴブリンたち。さらに金属的硬質的なボールを何度もぶつける。


 そして最後のゴブリンが絶命した。


 俺はその場を後にした。



 その様子を撮影した人物がツイッタラーに動画を上げてしまいちょっとした騒動になるのもつかの間だ。


 だが俺は自分の身に起こるさらなる不可思議なことがこの時起きていた。


【世界で初めてモンスターを討伐しました。討伐特典としてスキル鑑定を得ました】


 脳内で無機質な声が響き渡ったのだ。


 鑑定って……なんていうテンプレなスキルなんだ……でも貰ったもんは大人しく使いますとするか。


 俺は逃げるときに人気のないところで猫に化けて逃げた。


 だが逃げるときにあらゆるものを鑑定できることがわかった。


 人物の年齢からその人の履歴までわかるなんてなんていう効果だ。


 凄まじい効果のスキルを得てしまったので俺は狙われるのだろうか?


 いや変身能力もあるのだばれるわけがない……だからこそこれからこの能力を使用して街を守るんだ。


 モンスターという謎の勢力から悪い異能力者たちとかいるのかもしれないし……



 その後家の近くのショッピングモールでゴブリンが現れたというニュースは全国ニュースになった。


 そのゴブリンを謎の銀髪の仮面の青年が退治したことも全国ニュースになった。


 ゴブリンという超常的なファンタジーの生物が現れたことに関してニュースのコメンテイターや専門家は既存の生物が変異した結果と結論付けていた。


 中にはライトノベル作家がテレビに出て異界の門が出現したとか異世界からやってきたモンスターだと言っているものもいた。


 ゴブリンの死体からは謎の石が見つかったという報道もなされた。


 それは魔石なんじゃないだろうかという声がネット上に溢れた。


 しかし俺のことに関しても正体を知ろうとする詮索するネット民の声がした。


 現代に現れた超能力者!? とか魔法使いなんじゃねえの!? とか色々な様々な声があったとか。


 俺の正体はばれていないようで安堵した。


 だがさらに次の日にモンスターが現れることになる。


 さらなる強敵の前に俺はどうするのだろうか?

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