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第8話 またもや能力を獲得しました

 俺は今日もドラッグストアで接客を行っている。


 どちらかというと品出しの方が多いのだが、それでも荷物運びはだいぶ楽になった。


 もう1体疑似生命を創り出したよ。


 手裏剣君という手裏剣だ。


 これも折り紙で作った手裏剣に疑似的な生命を吹き込んだものだ。


『主! 何故に私は手裏剣なんですか?』


『手裏剣君は手裏剣だから手裏剣なのだよ』


『答えになってないであります!!』


 だがこの手裏剣君は回転しながらどこまでも飛んでいくのだ。


 しかも透明化することが出来る。隠密に最適な忍者なのだよ。


 しかも分身の術や火遁の術まで使える。水遁の術まで使える。


 変わり身の術まで使えるからさらに忍者な手裏剣だ。


 ツバローと同じで凄く隠密に特化させている。


「不努元~~先輩、俺の代わりにシフト入っててくんない? いいでしょ? なあ……?」


「えっいいけど……まあ荒元君はなんか忙しいの?」


「今度デートなんすよ、それでシフト被っちゃって……すいませんね不努元先輩……今度奢りますよ」


 ちょっとだけ荒っぽいのか元不良なのか見た目が怖いけど実はそこまで悪い奴じゃない荒元君がデートか……まあ俺も幼馴染とデート行くがまあそれはノーカンなんだよな。


 そんなこともあり、俺は家に帰る。明日から休みだ三連休を貰った。


 何かいいことでもしたいな……だが変身能力は犯罪にしか使えないと思っているが……正体がばれないようにするには凄く便利だ。


 手裏剣君とツバローを懐に忍ばしているのでなかなかに心強いからな。


 そうして能力覚醒の効果があるボールを作成して飲むことを忘れない。


 これにより能力が増え続けるのだ。


 俺にしか使えないのかもしれないが……本当にいいのかなと思うときもある。


 だが強くなっていきたいという願いがあるので仕方ない。


 強くなって強くなってその先にあるものを見てみたい。


 俺の心臓がドクンと唸り能力が増えた感覚がある。


 脳裏にある新たな能力を見ると【刀化】と出た。


 試しに使うと手が刀のような切れ味になる。


 なるほど攻撃的な力だな。なかなかに使いやすそうだ。


 もしかしたら強敵と出会うかもしれないからな。


 と異能力バトルファンタジー脳になってしまうがそんなこともあるのかと思い寝てしまった。


 次の日、俺が訪れたショッピングモールでは普通の時間が過ぎていた。


 一人で昼に寿司でも食いに来ていた。


 昼は普通に寿司を食いまぐろ、はまち、サーモンなど踊り踊り美味しい寿司ネタを食べていた。


 服を見ていたり、オタショップで一番くじでも引いていたら時間が既に3時くらいになっていた。


 帰ろうかなと思ってショッピングモールのカ〇ディで面白そうな商品でもないかなと思ってこれは塗るだけで美味しいウニパンになるウニクリームだなと買って帰ろうとしたときに、悲劇は起きた。


「アガアアアアアアアアア!!!」「グギャギャギャギャッ」


「えっなにあれ……」


 ザクッグサリ……ナイフで一突きにされた女性はその場で崩れ落ちた。


 緑色の小汚い肌、子供くらいの身長、持っているのはボロボロのナイフや棍棒や長剣に斧。


 小さい鬼のような生き物がそこにいた。


 6体もいた。そうそれはファンタジーの生物であるゴブリンであった。

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