表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/35

第4話 能力を増やす

 俺は仕事をしつつ自身の能力を増やす方法を練っていた。


 イメージが大切。増やすことが出来る能力なのだから。


 自身の能力自体を増やすこともできるのではないか? と俺は考えていた。


 物を増やすことが出来るだけと考えていたが……つまり自身が考える妄想的な能力も増やせるのではないか? という拡大解釈である。


 能力という入れ物自体ががわさえ増やせればそこに新たな能力を宛がえばさらに能力を増やせるのではないかというものが俺の考えだ。


 だから頭で能力増えろ~と念じまくっている。さらに新たな能力を考えている。


 やはり念動力とかが最適だと思われる。


 他にも発火能力者とか電撃能力者とかが面白そうだ。


 ただ金儲けするなら未来予知とかのほうがいいか?


 株とかFXとかで稼ぎ放題だ。


 宝くじも当たり放題だ。


 とまあ能力を増やすには切っ掛けが必要だ。


 なんかいい方法ないのかな……


 と思って数日経つが……面白いものを自販機で見つけた。


 その自販機はゆらゆらと揺らめいていた。


 幻想的な光を放っているが……自販機のボタンは一つしかない。


 スキルナッツと書いてある。


 価格は5万円だ……高いが……これはもしかして……と思った。


 俺はさっそく5万円入れて買った。


 スキルナッツ……中身は袋に入ったナッツが一つだが……


 俺は徐に一口で食べた。


 そしてドクンッと心臓が高まる。そして新たな能力を得た感覚に悩まされる。


 脳裏に【増し増し】【ボール作成】。


 と出た。


 ボール作成がどんなものかわからないので、とりあえず家に帰る。


 そして家に帰り落ち着いたところでボール作成と念じてみる。


 すると俺の目の前に直径15センチメートルほどの球体が現れた。


 俺はそれに触るとブオンと鳴る。硬いと言うより、ちょっとブヨブヨする少しだけ粘性なシャボン玉のような感じだ。


 試しに飛ばしてみると飛んで行った。


 そして壁にぶつかると弾けた。


 硬度を変えるとかできないのだろうか?


 試しに硬くできないか念じてみて作るとゴムボールのようにぶよんぶよんとなるぐらいにはなった。


 だが金属並みにしようとしてもそこまで硬くならなかった。


 なんか他に使い道無いのかなと思い物凄くデカくできないかと思い自分の周りに作るように念じると出来た。


 そしてバリアっぽくできないかと念じると何故か硬度が上がった。


 俺はその日から特訓を開始した。

よければブックマーク登録と評価をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ