第35話 廃墟のスーパー
本日は廃墟のスーパーに来た。
もちろんこの文明壊滅後の世界で経営できなくなったスーパーだ。
スーパーオアルスというらしいがここは何もない。
ならば俺がスーパーを開くしかない。
フドモトスーパーがお開きだよ~~~!!
なんだろう、凄くやっててむなしい。
でも誰か来るかもしれないので増やした製品を置いてスーパー跡地で経営をしてみるか。
とりあえずご自由にお持ちくださいと書いておいて色々と置いておく。
そんなわけで俺はパトロールに行ってモンスターを狩っておいた。
二時間後……戻ってきたら商品が少しだけ無くなっていた。
よしよしみんな生きているんだな。
だが出歩くのは危険だ。
バットを置いといた。
これでいいだろう。
三時間後戻ってきたら商品が少しだけ無くなっていた。
さらにおばあさんらしき人が来た。
「食料が無くてすいませんねえ……」
「家まで送るよ」
「ありがとうねえ……」
そしておばあさんを家まで送るとゴブリンが来たので倒しといた。
フドモトスーパーここに参る。
だが普通に缶詰だけでは弱い。
新鮮な野菜をアイテムボックスに入れているのでなんとでもなる。
そんなわけで俺は料理をした。
炊き出しだ。
そしてみんな来た。
だが結界を張ればモンスターは来ない。
魔導結界を張る。
モンスターが嫌がる匂いをつけておく。
そんなわけで炊き出しは大成功だ。
美海ちゃんも手伝わせて美味しいご飯を食べさした。
ラムルも頬張っていた。
そんなわけでなかなか大変な炊き出しだった。