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第30話 剣士の女の子を助けます

 アカネは最悪の状況だった。


 オークジェネシスが目の前でアカネを殺そうとしているのが見て取れる。


 アカネは刀を持っているが刀を使ったことはない。


 普通の女子高生に刀が使えるのだろうか? 否無理だろう。


 だがやらなければ死ぬのだ。ならば生きるか死ぬかなら生を選びたいのが本望だ。


 アカネは咄嗟に石をぶつけて隙をついて逃げようとしたがオークジェネシスは時速80キロぐらいの速度でアカネを追い詰めた。


 アカネは絶望した。死よりも屈辱的な目に合うかもしれないと確信していた。


 だがその目の前に謎の仮面の男と銀髪の少女が現れた。


 さらに普通の少女もいる何故か魔法使いのような格好をしているが今は気にしている場合じゃない。


「あなたたちはいったい!?」


「今はそれどころじゃないだろ……こいつを倒さないと」


「そうだよ……こんな悪そうな豚の魔人は殺さないとダメだよ」


「そーだよ倒すんだよみんなで!」


 美海ちゃんは天使のような可愛らしさで、物騒なことを言っているのがスライムのラムルだ。


 今は少女の姿なのでスライム感があるのは銀髪のぬるぬるの髪だけだ。


 俺はモンスターハンドでオークジェネシスを殴り飛ばす。


 ラムルは酸弾でオークジェネシスに穴を開ける。


 美海ちゃんは水魔法でオークジェネシスの頭に水弾を撃ち込んだ。


 豚の次世代戦士は波動を飛ばして、俺たちに威嚇行為をする。


 その後ぶるぶると震えて俺たちに突進してきた。


 俺は破壊のボールを飛ばした。


 雷のボールも創り出してぶつける。


 さらに真空刃を喰らわして切り刻む。


 時空魔法も使い時を止めて後ろに回り込む。


 美海ちゃんは特大の水極玉をぶつけていた。


 弾けるような水の塊がオークジェネシスの懐に入る。


 ラムルは酸弾をマシンガンのように浴びせていた。


「こいつ強いけど耐久力は並みだよ弱いね……普通に勝てるよ美海でもね」


「ほんとに私でも勝てるのこんな豚さんに!?」


「そうだよ魔法をもっと磨いて最強の魔法使いになればいけるよ」


 そうしてオークジェネシスは死んだようだ。


 死体が残らなかった。死体を残さないタイプのようだ。


 そしてドロップアイテムがが次世代の槍だ。


 普通に使えそうな武器だ。


 特殊な効果はないようだ。


 アカネちゃんというらしい。


 アカネちゃんを送り届けて帰ることにした。


 アカネちゃんはその日暮らしはしていないという。


 ただ家には母が一人で母子家庭だそうだ。


 家に籠城しているがいつ食料が尽きるか不安だとか。


 俺は多めに食料を渡しておいた。


 そして家まで送り届けて今度また来るよと言う。


 アカネちゃんは眼が死んでなかったからまた来てなんかしたいな。


 俺も今後の方向性が決まってないからどうするか迷うわ。


 モンスターの群生は徐々に増えてくるんかな、さてもっと自分を強化するか。

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