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第27話 ワイバーンは意外にも強敵だった

 上空に飛竜らしきものがいる。


 そいつが風魔法で建物を破壊している。


 雄弁に物は言わないが破壊行為は許せないな。


 俺の好きなおもちゃ屋とか食べ物屋を破壊されたらたまったもんじゃないからな。


 俺は空に向かってボールを放つ。


 だが当たらない。


 やっと当たるがダメージが少ない。


 血操作で身体能力を底上げする。


 モンスターハンドを伸ばせないかやってみるとまあまあ伸ばせた。


 刀化で手を鋭利な刃物に変える。


 だが届かない。


 そして真空刃のような風魔法を浴びせてくる。


 空にいるとは不公平だろと俺は感じた。


「ラムルなら空に行けるかも」


「ほんとか行ってくれるか? ラムル」


 ラムルは擬態化で翼を生やした。


 こんなこともできるのかラムルは。

 そして空を飛んだと思ったら落ちてきた。


「もっと飛べないのか……これじゃあ形だけだな……」


「しょぼん…………」


 なかなかの空への敵に対する対抗手段が無い状態だ。


 硬質化したボールを放つという方法があるが、速度が足りない。


 なので炎のボールとか雷のボールを放つ。


 だがワイバーンは避けまくる。こいつ躱す能力高すぎだろ。


 仕方ないので自宅に戻ることにした。


 ワイバーンは追ってこない。強敵なので結果的に良かった。


 だがワイバーンよりも厄介なものを引き寄せてしまったのか。


 オークジェネラルが2体も俺の家に来てしまった。


 家を壊そうとしてきたので俺は外に出て相手をすることにした。


 硬質化したボールに炎の属性を付与して放つ。


 モンスターハンドで切り裂く刀化もしておく。


 だがなかなかに硬い。オークジェネラルは鉄の棍棒を持っており、俺に対して逃がさないと追い詰めてくる。


 手裏剣君がここは拙者に任せてくださいと言ってきた。


 そして切り込みタックルを喰らわしていく。


 オークジェネラルは仰け反った。


 そのすきにモンスターハンド(硬質化&刀化)で切り裂いた。


 なんとか1体目のオークジェネラルを倒した。


 2体目はラムルが酸弾を発射して溶かしていた。


 ラムルちゃんはほんとに出鱈目だ。


「ナオキ私ガンバッタかな? いいこいいこして」


「はいいいこいいこ……とご褒美は要らないのか?」


「マシュマロとかりんとうが欲しい」


「はいはいさっきスーパーでくすねてきた分だよ一応増やしているから無限にあるんだけどね……」


「わーいマシュマロにかりんとうだーーー!! ありがとうナオキ!!」


 ワイバーンどうしよっかな……強そうだな空への対抗手段を考えないとな……

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