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第18話 アオン激闘

 ショッピングモールアオンは誰もいなかった。


 だが少年と少女の二人組がいたようだ。


 俺は話を聞こうとした。


「お姉ちゃんに近づくな!!」


「博人……この人は良い人よ……青色の柔和な色をしているわ」


「もしかして能力者?」


「あなたも生き残っているんだからそうでしょ?」


「もしかして生存者ですか……?」


 一人の従業員らしき男がそこにいた。


「あなたはアオンの従業員ですか?」


「はいそうですアオンの従業員です佐々木一颯ささきいぶきと申します」


 佐々木さんと話をした。


 生き残ったアオン従業員は佐々木さんだけだという。


 バットで戦ってきたが彼も能力を獲得していた。


 能力は【身体強化】と【攻撃力ダウン】の能力。


 身体強化文字通り身体を強化するもの。攻撃力ダウンは相手の攻撃力をダウンさせるデバフ系の能力だ。


 佐々木さんはアオンの上層部からモンスターを退治できるのならモンスターを排除するためにアオンは全力を尽くすというらしい。


 佐々木さんは食料ならこういう時はお互い助け合いですからと必要な分を皆さんで貰いあってくださいとのこと。


 俺は佐々木さんに自分の能力を喋る。


「あなたは物を増やす能力を持っているのですか……そうですかならばうちの売り場の食品も腐ってないものは全部増やしていただけませんかね……」


 俺は必要な分だけ体力のある限り食料を増やしまくった。米や腐ってないパンに冷凍食品や缶詰にレトルト食品を増やしまくった。


 日用品も増やした。これでみんなの分を確保できそうだ。


「不努元さんは沢山持ち帰ってください……もともと増やしてくださったのですから……」


「俺はそこまではいいよ……」

 異変を感じた。中学生の少年と少女の姉弟もだが他にも色々と男性とか女性とか人が来ているが……魔物の気配がした。


 オークだ……オークが来ている。


「お姉ちゃん……豚の魔人だよ……」


「下がってて博人……お姉ちゃんは戦うわ!」


「化け物だーーー!!」


「こっちに来るよ……」


 俺は破壊のボールを作成した。それをぶつける。するとオークは抉れるように胸が陥没した。


 真由はエネルギー弾を放った。これが彼女の能力のようだ。


 だがオークは止まらない。


 俺はもう一度破壊のボールを放った。


 すると1体倒れた。


 残り4体のオークだ。


 俺は腕を巨大化させて化け物の手のようにした。


 そして刀化させて一気に振り抜く。


 2体のオークを倒した。


 さらに破壊のボールを8球にして放った。


 2体のオークは瀕死の重傷になった。


 真由はエネルギー弾を放つ。


 オークは死んだ。


 2体のオークは死んだ。


 なんとかモンスターの災厄は落ち着いたのだった。


 俺はさらに近くのスーパーロスクに向かった。

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