第4節 時報少女はドジっ娘
数日間は連話投稿する、はず、したいな、できるかな
次の日の早朝、プラネは黙々と星を見に行くために必要な物をリストアップしていた。
起きたばかりなので出来のいい方のプラネ状態であるため、特にミス等することなくサクサクと作業が進んでいく。
「あまり大荷物でも動きにくいし、最小限に抑えて……これは、こっちの方がいいかな」
姉を起こさぬように小さな声でブツブツと必要なものを確認していく。多重起動しまくったSADの窓がプラネを取り囲んでいた。
「眩しいんですけどぉ?」
「あだ!?」
またしても後ろからの衝撃を受けるプラネ。今日に関しては少し理不尽なような気がした。
「と、とりあえず……リストは、出来たし……」
叩かれた後頭部を擦りながら布団に潜り直すプラネだった。
そして集合時間……
「あ、プラネさん、おはようございます!」
「ぴ、ぴぃ……おはよぅ……ございます」
何とか挨拶を絞り出し、あわあわと目を合わせようとしないプラネ。
そんなプラネを見つつもにこやかなタイムはなんというか、かなり優しいドールという印象である。
いや、まぁ、30分もあの実にならない会話を続けてくれてるんだから、そりゃ優しいだろうけど……
「では、早速買い物に行きましょうか。リストは集合前に送っていただいた物を参照すれば大丈夫ですよね」
「ぴぃ……そう、です……ね」
どうにかリードしようと頑張るタイム、どうにかタイムについて行こうとするプラネ……うん、親鳥と雛かな?
「では、出発です!」
「お、おー……」
こうして、2人の買い物がようやくスタートした。
……いや、なんかこの買い物が本編っぽくない? 気の所為?
2人は特に迷うことなくスーパーへと買い出しへ。 今回買うものは虫除けやちょっとした小物だけらしいのでスーパーで事足りるみたいだ。
キャンプ用品的な物はチャートが大抵持っているので、そこから借りる手筈を整えているらしい。
しかし、必要なものを集めて会計、という所でちょっとした事件が起こった。
「あ、あれ?」
「どう、したんです……か?」
「あ……あはは…… どうも、SADを忘れてきてしまったみたいです。その、ちょっと会計を頼んでも大丈夫ですか……?」
「へっ!? あ、えっ あ、あの……」
予想外の言葉にうろたえ始めるプラネ。 プラネが1人で会計なんてほとんどしないので、やり方がわからないのだろう。
もちろん、レジに人がいる訳ではなく、完全無人化しているのだが、レジの電子音にすらプラネは驚いてかなりの時間を使って会計を済ませることになりそうである。
「…………? あっ ご、ごめんなさい。レジ、一緒に入りますから、その、お金だけ、払ってもらっていいですか?」
「はっ はい……!」
タイムが上手く助け舟を出し、その言葉でプラネの表情はぱぁっと明るくなった。
結局、お金を払う時もかなりビビりながら支払うものだから、その後10分くらいかけてようやく、お店から出ることが出来た2人であった。
タイムもかなりドジっ子なところがあるんだね……




