3.
3.
飾り皿、自分は骨董や道具類などの美的世界には趣向や興味は無いが、冷静にこの飾り皿を品物として眺めてみた。全体に茶系だが、釉薬とかいうのだろうが、間近に観てみると淡い何色かの混じりがありラメ?みたいな金属粉なりも混ざっているようで、眺めが宜しいとかとかの話しなのか、かなり即席の手前ではないことは間違いなかった。皿の外径の形も単純ではなく凝っているの感を感じざるを得ない。分からないが高そうだ、という自分なりでしか無いが、そんな感想があった。まあ、今は冷静に狂人と芸術的センスは紙一重、恐らく朝島はこの飾り皿を製作中に自分に対して始める何らか目的達成のスタートとして、かなりの悦に入り、狂的エクスタシィは加速、脳内麻薬なり、薬物使用なりでもで構わんが何か神がかった状態に入り到達し出来たものなのだろうと思った。虫酸が走り、叩き割り、窓から捨てて仕舞おうと思ったが、それは常人の発想、この朝島作を上手く利用しない手は無いと思った。
ノートを開き、この飾り皿をどう扱うかは結構、側近で朝島をヤってまえると思った。アイデアを思い付く限り書いてみようと思った。
・刺身を盛る。
・カレー皿として使う。
・灰皿として利用。
・リサイクルショップに転売する。
・ドア外横の棚に飾る。
・割り、花を生ける、これもドア外。
・五七五のアンサーの川柳を書いた半紙前に飾る、ドア外。
飾り皿、壊すと朝島の狂的興奮を暴力的なまでに煽り兼ねない、正直、それは恐い。日常で普通に使用するのは結構ありだと思う。なんも気にして無い感が相手の心を上手く逆手に取り牽制有利を感じる。リサイクルショップに転売は、朝島は自分宅に進入したのは間違いないので、朝島もここらに住まう者と考え、その行動圏内のここらのリサイクルショップに飾り皿を転売したとして、朝島がそれを確認する可能性はあるかも知れないが、可能性に賭けるだけのことになるのと速効性に欠ける、攻撃力も何かあんま無い感じする。冷ややかと復讐心を確かなものにさせてしまう可能性を感じる。飾るのは、朝島をエクスタシィの絶頂に走らせ朝島の本領を発揮させてしまいそうで、壊すより恐い。悩んだ結果。朝島はまた自分宅に闖入するだろうことは、皿の川柳から確実とし、なら日常で食事に使用していくことがやはり、これからの長丁場を予感する自分としては1番良いアイデアと纏め、早速、飾り皿をスポンジで洗い、普段と変わら無い感を意識して他の皿と重ねた。唯、あれでカレーやらを食べる図太さは俺には無く、少し心が弱くなった。
盗聴盗撮などが気になった。こちらの策略が露呈してしまうならこちらに勝ち目は無い。これは業者に依頼することには解決しないと思い、携帯のネットで検索し電話、即近を願い合わせたら、今日の16時には伺えるとのことでほっとし、気持ちもタフになり、テレビを付け、冷蔵庫のペットボトルのアイスコーヒーをコップに注ぎ、テレビはワイドショーなりが流れていた。現在14時半頃、思ったより精神的ダメージからの疲労があり、唯ぼーとテレビを眺めていた。




