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試作品と黄色い声とお菓子の実態

 昼食の片づけをしていると、ハンター組合の職員だという男がウィンストンさんからの手紙を持ってきた。手紙といっても、折りたたんだメモのようなものだ。そこにはシンプルに一文だけ。




 クロスボウの試作品が出来上がった。




 早速組合へ向かうと、そこにはウィンストンさんの他に、一人の女性がいた。タンクトップとショートパンツ姿の、肌が若干焼けたスタイルのいい体。しかし、それに反して手入れがまるで行き届いていないボサボサの不完全燃焼を起こした炎のような髪。そして、半目のだるそうなめんどくさそうな表情。ついぞ5分前に目覚めたばかりだと言われても納得できるだろう。

 そんなだるんだるんな視線が、組合に入ってきた俺に注がれる。


「んあ、あんただれ?」

「ああ、ちょうどいいところに。彼が発案者のナナクサさんですよ」


 どうやら、ちょうど俺のことを話していたようだ。


「ウィンストンさん、彼女は?」

「彼女が協力者ですよ。他にも発注してうちで組み上げまでするつもりだったのですが……」

「規格合わせとか、同じ現場でやったほうが早いからな。めんどくさいけど。だから全部あたしんとこでやってる」


 ふむ、確かに部品の発注先が違えば、接合面の不具合が出てくる場合がある。特に、加工技術が足らない場合顕著だ。いくら図面を詳細に描いても、それを正確に読み取り、仕上げられなければ意味はない。それに気づいたのか、自分で全部やると言ったのだろう。あるいは、よそが信用できないのか……。


「なるほど。俺がナナクサです。以後、よろしく」

「エイディ。ドワーフ族、裏通りで細工屋やってる」


 簡潔だな……めんどうだから必要以上のことは言わないていう感じだ。

 ……ん?ドワーフ?


「……種族についてはツッコミ禁止な」


 そのなりでドワーフねぇ。新設された精鋭部隊にもドワーフはいたが、まるで似つかない体系だ。恐らくは突然変異か、あるいは混血の隔世遺伝だろうか。


「あんたには感謝してるよ。危うくパンも食えなくなるところだったからな。……ま、んなこたどうでもいいか。説明するのもめんどくさい。まず使ってみてくれ」


 エイディがカウンターの上の木箱を開け、試作品を思わしいクロスボウを取り出し、俺に渡す。

 弓床、弓と、最初の設計通りに木材ベースで仕上がっている。


「木材は弓に多く使われるシベル樹で指定してみましたよ。金属部品はエイディさんに任せたから……」

「めんどいからまず撃ってみろ」


 そういうめんどいスタイルだから、仕事が回ってこなくなって食いっぱぐれるんじゃないのか?まあ、撃ってみるか。


 離れた丸テーブルの上に、クロスボウが入っていた木箱を置く。

 距離をとり、撃つ方向に扉、窓がないことを確認。

 用意された専用矢のボルトをセットして構える。ボルトは矢尻も羽もない、シンプルなものだ。


 ……重い、10キロあるかないかといったところか。これは獣人以外にはしんどいな。


 そう思いつつ、撃つ。


 コンッと木箱に命中したボルトは、木箱を貫通し、壁に突き刺さっていた。


「威力、安定性は問題なさそうだ」

「ええ、これがあればこの足でも、現役復帰できる気もしてきますよ」

「無茶すんな、じじい。腰が死ぬぞ」


 まあ、重いしなぁ……。しかしどうやら、俺が思っている以上にこの二人は仲がいいらしい。


「とりあえず改善点よこせ」

「めんどくさがりなのに、進んで改善しようとはするんだな……」

「半端な仕事をしたくないだけだ。できれば働きたくねー……」


 めんどくさがりの職人……か。個人的にはそういうことを隠さずにいう人物は嫌いではない。腹の中で言っていることと正反対のものをか抱えている奴よりは、何倍もいい。付き合いやすいからな。


「とりあえず、重い。重量を半分以下に落とさないと、腕のほうが耐えられなくなる。もちろん腰も」


 流石にこれを持ち歩き、構えるのは骨が折れる。まあ、そもそもクロスボウは戦場で使われる兵器に分類される。持ち歩きの機動性を考慮されてはいないのだ。


「威力は充分すぎるが、現状では台座を用意したうえでの固定砲台という形でしか運用できないだろうな」


 そうなると台座の重量も加わって余計に動きづらくなる。根本的に軽くするしかない。


「つってもなー……どう軽くすりゃいい?」

「素材から見直すしかないでしょう。弓はそのままに、弓床をもっと軽い木材に変えては?」


 もっと軽いものがあるなら、変更するべきだろう。とにかく、弓床が重量の大半を占めている。ここを改善すれば、それだけ使い手の機動力も上がる。


「……あるいは、腕に装着できるよう小型化するのもありか。強度面は金属部を増やせば……それなら一度中断して、連射機構を取り入れてた連弩開発に回るべきか……」

「へぇ……驚いたな、連射できるようになるのか?」

「確か……あー、ウィンストンさん、紙お願いします」

「こんなこともあろうかと」


 さっと、無地の紙を渡してきた。抜かりはないらしい。

 俺は渡された紙に連射機構の仕組みを図付きで記していく。


「メリットは、従来の弓では考えられない速度での連射が可能になる点。デメリットは、クロウボウのウリである一射ごとの威力、射程が落ちる点。よって、基本構造こそ似ているものの、完成すれは別の兵器となります」

「ふむ、元ハンターの意見としては、連射できるのは大きなアドバンテージになるでしょうね。矢の消費は嵩みそうですが……」

「とはいえ、一発撃ったらしばらく撃てないっていうそこの試作品と比べりゃあ上等じゃないかい?」


 状況次第だなぁ……。ライフルとマシンガン程の差か。


 そんなこんなで、試作型クロスボウは成功とも失敗とも取れる、微妙な結果に終わった。今後は装着型と連弩の両方を並行して開発が進む。実用化にはまだかかりそうだ。




 帰り道、ノッポとふとっちょの兵二人を連れて巡回中のジークと遭遇した。身に着けているのは揃いの銀色の胸当てと小手、脛あてだ。


「見回りか、ご苦労さん」

「ナナクサカ、今帰りカ?」

「ああ。ノルキンとソプトンもお疲れさん」

「自分は職務を全うしているだけでアリマス!」


 このノッポのオウガ族がノルキン。細身長身で足腰が強く、まだまだ伸びしろがある奴だ。


「名前、覚えてもらえて光栄っす!」


 すっす言っている太っちょの丸っこいのがドワーフ族のソプトン。そう、これがドワーフ族の普通の体形……いや、少々肉が付き過ぎているか?


 ……こうやって改めて見ると、エイディがどれだけ普通じゃないかがよくわかる。いや、俺もこの世界の人の中じゃあ普通じゃないんだったな……。


「な、なんっすか?」

「ああ、すまん、なんでもない」


 ジークとグレンは兵士に就職した。正しくは、新設の精鋭部隊隊長と副官に。


 グレンは最初渋り顔だったが、魔都を守ることが最終的には俺を守ることにつながると説得した。

忠誠心はうれしいんだが、ね……。


 二人の就職が決まったことで、精鋭部隊の設立が決まったのだが、そこからが大変だった。

 何せ、守備兵1406人からやる気と将来性がある有望株を選抜するのだ。生半端な仕事量じゃない。ジークもグレンも強くはあるが、才覚を見抜けるほどではなかった。


 で、シルヴィさんから俺に依頼が回ってきたのだ。きっちり報酬はいただいたさ。


 やる気と基礎が出来ている人材リストを回してもらい、一週間かけて軽い実戦を交え個別に面談を行った。その数126人。

 全員が地獄の訓練を潜り抜け有頂天になっていたので、徹底的に鼻をへし折った。その結果選んだのが57人。

 更になんと、そこに術士としての資質もちが11人もいた。貴重な人材である。この予想外の11人を精鋭術兵として、週1で俺が教官として訓練、講義をしている。

 ちなみに普段は警邏と普通の訓練。万事体力が基本である。有事の際、体力が尽きた奴から死ぬのは常識だ。


 という経緯があるため、ノルキン、ソプトンの両名は俺との面識があるのだ。

 ちなみにジークとグレン、どちらが隊長でどちらが副官か解らん。というのも、その時々で入れ替わるのだ。組み手の結果次第で……。


 それにしても、少し控えめの女の黄色い声が耳につく。所謂、タレントだのアイドルだのに向けられるアレな。うるさいと感じるほどのものではないが……。一体誰に誰に向けられているんだ?


「ここでもカ……」

「どこに行っても変わらないっすね……」

「げんなりでアリマス……」


 ジークに向けられたものだった。

 周囲の女の視線がジークに釘付けである。


 イケメンだもんなぁ。イケメンが、鎧着て、爽やかな、引き締まった顔で警邏をしている。そういう反応も納得だ。今まさにその爽やかな顔が崩壊しつつあるんだが……。


「ナナクサ、こういう時俺はどうすればいいんダ?」


 それをオレに聞くのか、ジーク……。フツメンの俺に聞くのか……っ。


「教官、なんとかならないでアリマスか?」

「このままじゃ仕事にならないっす」


 比較対象にされているノルキンとソプトンはたまったもんじゃないだろう。心中お察しする。


「うーむ……まあ、耐えろ?」

「建設的な意見をお願いするっす!」


 いや、俺は至極まじめに回答しているのだぞ、ソプトン君よ。


「いいか、少なくともこれで、あの一件で染み付いた守備兵への悪評は多少なりとも緩和されるだろ?」

「た、確かにそうでアリマス!」

「っすね」


 あの一件、俺も関わっているグロムビルの人身売買の件だ。関係者は根こそぎ処刑されたが、それでも守備兵の悪評はまだ消えないのが現状だ。そして、いくら自分たちが守備兵ではなく精鋭部隊兵だとしても、長年守備兵のみがいた環境で育った住民にとって差はないのだ。


「あとはまあ、近くにいるっていうだけで、悪事を未然に防ぐ効果もある。この黄色い声=ジークがいる→何かすればヤバイになりゃあ上々だ」


 交番が近くにあるだけで、犯罪を抑止できるのと同じである。


「それに、いずれは……いや、何でもない」

「ナナクサさん、何か企んでるっすか?」


 ソプトン君、カンがいいね君は。実際その通りだ。今はまだ必要にないが、時が経てば絶対に必要になる場面が出てくる。これはその布石になる。精鋭術兵の教官という立場上、そこそこの発言権もあるし。


「まあ、いつか必要になることだ。それがいつになるかはわからないが、今の状況がプラスに働くだろ」

「はぁ……つまり我々は、この状況を受け入れるしかないということでアリマスか」

「なんてこっタ……」


 ものすごい落胆だな、ジーク……。


「正しくは、背筋を伸ばして、まじめな顔をして、だな。ジーク、ノルキン、お前らのようにげんなり顔じゃあ印象が悪い。大事なのは、憧れ目指される存在になる事だ」

「憧れ目指される存在でアリマスか……?」

「そうだ。少年がお前達に憧れ、夢を抱き、目指し、やがて成る。そして次世代を担う少年が憧れる、同じく夢を抱き、目指す。それが理想だ。背筋を伸ばしてまじめにやる。小さな事だが、その積み重ねが、ウルラントを富国とする礎になる。まずは……」

「「「まずは?」」」

「他人に誇れる自分になれ」

「わかっタ……!」

「了解でアリマス!」

「が、がんばるっす!」


 ジークとノルキンは、ふぅっと息を吐いた後表情を引き締めた。

 ソプトンは……割と愛嬌があるからそのままでいいかもしれん。




*




 帰宅後、俺はお菓子のことを知るためにシルヴィさんの書斎を訪ねた。もちろん、休憩時間を見計らってである。


「ああ、あれだろう。砂糖、さとうきび、蜂蜜の総称だろう?」


 そ、そういう認識なのか……うそだろ?


「い、一応聞きますが……アルガードスの奴はどうやって砂糖を消費していたんで?」

「うむ、舐めていたな。こう、指でつまんで、舌を出して、ベロンとな。指までしゃぶっていたぞ?しゃぶりすぎて摘まんていた指だけ細くなるくらいだった。蜂蜜も然り。サトウキビは吸う時もあれば、咀嚼し飲み込む時もあったな」


 そこまで甘味に貪欲なのに、百年単位で砂糖ナメチュパかよ。っていうかサトウキビそのまま咀嚼って……デブってもオークか。もったいねー話だ……。乾いた笑いが出てきてしまう。


「反応を見る限り、お菓子とはそういうものではないのだな?」

「ええ。今挙げられたアルガードスが食べていたのは、あくまで原料にすぎません。……蜂蜜そのままがおいしいのは否定しませんが。一般に菓子の認知がないと考えていいのですか?」

「うむ。甜菜畑の砂糖はすべてアルガードスが喰っていたからな。まれに取れる蜂蜜も、とんでもない価格で買い取っていたと聞く。サトウキビは……ああ、思い出した。自生している場所が魔物の住処だったはずだ。あれも高値で買っていたんだったか……」


 頭いてぇ……。それじゃあ甘い菓子が生まれる余地もないわ……。

 しかし、この状況……菓子の分野において競合他社がいないっていう状況か。これ、割とおいしい状況だな。


「シルヴィさん、砂糖の在庫はどれほどに?」

「10トン42キロだ。ナナクサに時を止めてもらった際と変わっておらぬが、まだまだ増え続けるな」


 今なお原料たる甜菜の栽培は続いている。下手に止めれば、家畜飼料が不足し、畜産に打撃が出てしまうのだ。大部分を甜菜の搾りかすに依存しているわけで、急激に生産が止まることはないとみていい。が、砂糖は変わらず不良債権の如く増え続ける……。


 ……よし。


「シルヴィさん、その砂糖、カネに換えませんか?」

「……聞こうか。お主の考えを」


 動くならば今からだ。実を言えば、俺自身がそろそろ菓子を食いたい。ケーキとかクッキーとかカステラとかパフェとかクレープとか。それらを嫌いになる要素は一切ない。大好物でした。……うん、過去形なんだ。


 アレだよ。肌の劣化が顕著になって、ぽつぽつと白髪白鬚白鼻毛でてきた30代前のおっさんが、女子学生とかに混ざってクレープ屋に並んだり、拷問だろ?パフェとか一人で注文して食べるには精神的にきついだろ?

 っていうか、我慢できずに注文して一人で喰ってたら店員二人に店の隅でこっち見ながらクスクス笑われた。舌は満たされたが、あれはきつかった……。


 甥っ子姪っ子同伴だったら、彼女連れてだったらまだ問題ない。だが、おっさんソロではハードルが棒高跳びレベルだ。ケーキだったら家族へのお土産で買うパターンもあるから問題ないんだが……。


 そして俺はある考えに到達した。




 並ぶのが苦痛なら、自分で作るほかあるまい!!




 で、拘る時はトコトン拘る気質な為、レシピ本片手に独学で納得いくまでやってたら一通り売り物レベルで作れるようになりました。


 ただ、そこへ至るまでに食った失敗作の量は非常に多く、不動の体重72キロが80キロまで爆上げする有様になってしまった。

 腹も顔もぽっちゃぽちゃになってしまい、菓子作りを辞めざるを得なかったわけよ。自分で食うだけで食わせる相手もいなかったし、糖尿怖かったし。

 糖尿への恐怖が甘いものへの欲求を上回り、さらに、ここまで大量に甘いものを食ってきたため、甘味に飽きたのだ。結果体重は元通りに。

 で、時たま休日に少々腕を振るう程度に収まったわけだ。……自分の腕に満足しているかと問われれば、絶対にNOだが。


「菓子を売ります。本当の意味での菓子を」


 そもそも、砂糖が市場に出回っていないのだから、価格設定に関しては割と融通が利く。甜菜栽培の利点がアルガードスの嗜好品である砂糖と、家畜飼料の搾りかすの2つ。砂糖に値を付ければ、そこで働く労働者への給金に反映もされるし、っていうかさせる。魔都運営資金の足しにもなる。


 俺知ってるんだ。運営資金があまり思わしくないことを。

 税金とか、通行料とか、足場固めと、流通活性化のために下げたり撤廃したから、予算が今一番厳しい時だ……。この状況を乗り切るためにも、後々の為にも、新たな財源確保は必要不可欠。


「まずは現物を食してみてからだ。おぬしは知っていても、儂をはじめ、誰もその菓子を知らん」

「分かりました。……では、明日の夕食後あたりにでも出せるようにしましょう。今日は時間が足りませんし……」




 というわけで厨房に、俺の城に戻ってきましたよ。

 いやー……お菓子作るなんて久しぶりだわ……。レシピは頭の中で記憶しているから、問題なし。


「手始めにクッキー、チョコレートもココアパウダーもないし、プレーンでいいな。いやその前に今日の夕飯……だな」


 さて、どうするかね。このところ夕飯が米主体だったからな。米の残量がやばい。リューリンゲルから米が届くのはまだ数日後だ、今日使うべきではないし……。


 とりあえず地下の食糧庫へ移動する。地上と違い、すっと冷えた天然のチルド室だ。

 尤も、チルド室と呼ぶにはもう少々温度が低くなければならないが。


「小麦は潤沢。キャベツと……豚肉がそこそこか。この肉を使い切りたいな。山芋と……よし、お好み焼きでも作るか」


 青のりがないのがネックだが、仕方ないだろう。オタ〇クではない自家製ソースに自家製マヨネーズ、輸入品の鰹節もある。そうすると何枚焼けばいいかね…………いや、とにかく大量にタネを仕込んでおこう。残りは保管しておけば問題ない。




 その日の夕食、お好み焼きが焼いたそばから男どもとリラに食い尽くされ、俺がろくに食えなかったのは言うまでもない。ちくせう。

お読み頂きありがとうございました。なんか執筆が早い……ナンデ?

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